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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句432・比喩(直喩)ごとく42・江見渉1・2019-05-23(木)

2019-05-23 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句432・比喩(直喩)ごとく42・江見渉1・2019-05-23(木)
○「鱚釣りや襤褸のごとく海女泳ぎ」(江見渉1)
○季語(鱚・三夏)(「俳句201411」より引用・第10回角川俳句賞受賞「一重帯」50句中の1句)※「襤褸らんる」:ぼろぼろの衣服。また、ぼろきれ。ぼろ。つづれ。【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「キスの日」の今日は「鱚」の句を。のんびりと釣り糸を垂れている鱚釣の釣り人と、真剣勝負の戦いをしている海女たちを詠み込みました。

 

●江見渉(えみわたる)(1929~2003)
○好きな一句「羽抜鶏水没地区の水平ら」2
○季語(羽抜鶏・晩夏)(引用同上)

【Profile】:新潟県出身。「一重帯」50句にて第10回角川俳句賞受賞。受賞時は「」所属。

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