俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0246・薬指01・瀬戸美代子01・2015-09-29(火)

2015-09-29 04:56:00 | 五体俳句
○五体俳句0246・薬指01・瀬戸美代子01・2015-09-29(火)
○「石榴熟れいちばん静か薬指」(瀬戸美代子01)
季語(石榴・秋) 「ざくろうれいちばんしずかくすりゆび」(「俳句201308俳句手帖」より引用)
 
 【鑑賞】:手の指の中でも特に「薬指」の指定です。最も控えめで静かなのは薬指。軟膏を塗るときぐらいしか主張しません。となると、最もうるさい指は「人差指」あたりでしょうか。【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】
 
瀬戸美代子(せとみよこ)
○好きな一句「桃の闇父の目薬太りだす」02
季語(桃・春) 「もものやみちちのめぐすりふとりだす」
 
【Profile】:1927年、東京都出身。1961年、「あざみ」入会、→河野南畦に師事。1975年「」参加。→牧石剛明より2006年、「顔」主宰継承。1986年度第4回現代俳句新人賞。
瀬戸美代子掲載句
03荒星のひとつにダリの眼がありぬ(荒星・三冬)〈五体567・眼12〉2022/1/23
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