俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0255・貌02・蔦悦子01・2015-11-30(月)
○「貌覚えられし鏡に寒波来る」(蔦悦子01)
○季語(寒波・冬) 「かおおぼえられしかがみにかんぱくる」(「俳句舎の俳人名鑑」より引用)
【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:「顔」ではない「貌」第2弾。何度も何度も自分の貌を映し出してきた鏡。そんな鏡に貌を覚えられても不思議ではないかも知れません。今日は「鏡の日」。
●蔦悦子(つたえつこ)
○好きな一句「枯れ深き世や仏体に罅多し」02
○季語(枯れ・冬) 「かれふかきよやぶったいにしわおおし」
【Profile】:1930年、東京都出身。阿部筲人に師事。「好日」の代表的作家。「秋」(→石原八束主宰)「海程」(→金子兜太主宰)同人。1981年全国俳誌協会賞受賞。(プロフィール引用同上)