俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0253・同質回帰027・宇井十間01・2015-11-19(木)
○「水仙たえず己れにかえる影の上」(宇井十間01)
○季語(水仙・冬) 「すいせんたえずおのれにかえるかげのうえ」(「俳句201205」より引用)
【鑑賞】:目視の情景としては、地に影を落として咲く水仙の花。その花と影との関係を掘り下げて句にしました。 【→方法俳句-索引01・方法俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
●宇井十間(ういとげん)
○好きな一句「水仙の折りかさなりて深淵に」(『千年紀』2010)02
○季語(水仙・冬) 「すいせんのおりかさなりてしんえんに」
【Profile】:1969年生まれ。アメリカ在住。 東京大学医学部卒業、医師 。1988年東大俳句会、2001年「吟遊」参加(その後退会)。 2009年、第27回新人賞受賞。「海程」「豈」「小熊座」に所属。現代俳句協会会員。世界俳句協会(WHA)創立時会員。『千年紀』により第12回雪梁舎俳句まつり・→宗左近俳句大賞受賞。