俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0252・鬱金色02・金子のぼる01・2015-11-11(水)

2015-11-11 04:56:00 | 色彩俳句
●色彩俳句0252・鬱金色02・金子のぼる01・2015-11-11(水)
○「冬つばき鬱金の日矢に仔牛跳ね」(第25回角川俳句賞受賞作品「佐渡の冬」50句中の1句)(金子のぼる01)
季語(冬つばき) 「ふゆつばきうこんのひやにこうしはね」(「俳句201411別冊付録・第60回記念歴代受賞作品集~角川俳句賞のすべて」より引用)
【鑑賞】:冬のうっすらとした「鬱金色(うこんいろ)#fabf14の数本の日矢。「天使の階段」という言葉が浮かびます。キリスト教的な絵画を観ているようです。→「歳晩や栞の紐の鬱金色」(井上康明【→色彩俳句-索引01色彩俳句-索引02 →俳人一覧()】
 
金子のぼる(かねこのぼる)(1922~1983)
○好きな一句「舟小屋のまはり明るし枇杷の花」(同上)02
季語(枇杷の花・冬) 「ふなごやのまはりあかるしびわのはな」(引用同上)
【Profile】:新潟県出身。「佐渡の冬」50句により第25回(1979年)角川俳句賞受賞。受賞時は「」「琅玕」所属。
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