俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0254・味覚017・高瀬哲夫01・2015-11-22(日)
○「カステラのざらめ噛みあて日短し」(高瀬哲夫01)
○季語(日短・冬) 「かすてらのざらめかみあてひみじかし」(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版)」より引用)【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:「噛み合て」は味覚というよりは食物の質感ではありますが。味気ない砂や卵殻では困りますが、この噛み合て感は大歓迎であります\(-o-)/。
●高瀬哲夫(たかせてつお)(1925~2000)
○好きな一句「しぐるると言ひて厠の灯を消せり」02
○季語(しぐるる・冬) 「しぐるるといひてかわやのひをけせり」(引用同上)
【Profile】:宮城県出身。→能村登四郎に師事。「沖」同人。1953年から晩年まで千葉県市川市に居住した。