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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0234・湿感06・山尾玉藻01・2015-07-06(月)

2015-07-06 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句0234・湿感06・山尾玉藻01・2015-07-06(月)

五感俳句-索引 →俳人一覧()】

 

○「瀧湿せし座布団を配りけり」(山尾玉藻01)

季語(瀧・夏) 「たきじめりせしざぶとんをくばりけり」(「俳壇200310」より引用)

【鑑賞】:手の触覚で感じた「湿感」です。滝見の名所にある茶屋。団体客がどやどやと畳席に上りました。最初の数人が、瀧で湿った座布団を手渡しで配ります。 

 

山尾玉藻(やまおたまも)

○好きな一句「さくらんぼ洗ふ手をまづ洗ひけり」(『山尾玉藻集』2002)02

季語(さくらんぼ・夏) 「さくらんぼあらふてをまづあらひけり」

【Profile】:1944年、大阪市出身、在住。「火星」創刊者→岡本圭岳、→岡本差知子の長女として幼少より俳句に親しむ。1996年2代目主宰差知子より主宰を継承。俳人協会幹事。日本文藝家協会会員。

山尾玉藻掲載句

03遠足の列恐竜の骨の下(遠足・春)〈五体・骨〉2016/4/17

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