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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0237・湿感07・佐怒賀正美01・2015-07-27(月)

2015-07-27 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句0237・湿感07・佐怒賀正美01・2015-07-27(月)

五感俳句-索引 →俳人一覧()】

 

○「片虹や首の根ふかくしめりをり」(『青こだま』2000)(佐怒賀正美01)

季語(虹・夏) 「かたにじやくびのねふかくしめりをり」(「俳句界201203」より引用)

【鑑賞】:固唾を飲みながら片方だけの虹を見上げていました。ふと気づくと首の根の深くまで汗で湿っています。それだけ虹に見とれていたのです。

 

○佐怒賀正美(さぬかまさみ)

○好きな一句「螢火の吹き戻されて澄みのぼる」(同上)02

季語(螢火・夏) 「ほたるびのふきもどされてすみのぼる」

【Profile】:1956年、茨城県出身。「天為」特別同人、「恒信風」同人。学生句会で→山口青邨・→小佐田哲雄に、その後→石原八束、→有馬朗人に師事。2006年→文挾夫佐恵より「」主宰を継承。

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