俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0234・幽体離脱010・水内慶太01・2015-07-09(木)

2015-07-09 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0234・幽体離脱010・水内慶太01・2015-07-09(木)

【→方法俳句-索引01方法俳句-索引02 →俳人一覧()】

 

○「遁走の蛇に遅るる縞模様」(水内慶太01)

季語(蛇・夏) 「どんそうのへびにおくるるしまもよう」(「俳句201208」より引用)

【鑑賞】:連続して「蛇」の句。これは脱皮のシーンではありません。縞蛇の草叢を逃げる迅さを詠んでいます。すなわち、自ら纏った縞模様が置いていかれるほど蛇本体の素早い逃げ足の様子です。(※作者の師事した中原道夫にも「→飛込の途中たましひ遅れけり」という幽体離脱俳句があります。)

 

○水内慶太(みのうちけいた)

○好きな一句「はんめうの化身とあらば蹤くほかなし」02

季語(はんめう・夏) 「はんめうのけしんとあらばつくほかなし」(引用同上)

【Profile】:1943年生まれ。1984年「」入会、→上田五千石に師事。1998年、→中原道夫に入門。「銀化」同人。「月の匣」主宰。俳人協会会員。

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