●五感俳句0234・湿感06・山尾玉藻01・2015-07-06(月)
【五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「瀧湿りせし座布団を配りけり」(山尾玉藻01)
○季語(瀧・夏) 「たきじめりせしざぶとんをくばりけり」(「俳壇200310」より引用)
【鑑賞】:手の触覚で感じた「湿感」です。滝見の名所にある茶屋。団体客がどやどやと畳席に上りました。最初の数人が、瀧で湿った座布団を手渡しで配ります。
○山尾玉藻(やまおたまも)
○好きな一句「さくらんぼ洗ふ手をまづ洗ひけり」(『山尾玉藻集』2002)02
○季語(さくらんぼ・夏) 「さくらんぼあらふてをまづあらひけり」
【Profile】:1944年、大阪市出身、在住。「火星」創刊者→岡本圭岳、→岡本差知子の長女として幼少より俳句に親しむ。1996年2代目主宰差知子より主宰を継承。俳人協会幹事。日本文藝家協会会員。
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山尾玉藻掲載句
03遠足の列恐竜の骨の下(遠足・春)〈五体・骨〉2016/4/17
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