俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0209・暖感01・岡本圭岳01・2015-01-15(木)
【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「あたたかく暮れて月夜や小正月」(岡本圭岳01)
季語(小正月・冬) 「あたたかくくれてつきよやこしょうがつ」
【鑑賞】:しめ飾りを燃やすどんど焼きの火がゆれます。正月行事すべて終了の「小正月」です。最も寒い季節ですが掲句は暖かく暮れていく月夜の小正月です。
○岡本圭岳(おかもとけいがく)(1884~1970)
●好きな一句「またたける灯に明け近し四方拝」02
季語(四方拝・新年) 「またたけるひにあけちかししほうはい」(「俳句例句データベース」より引用http://taka.no.coocan.jp/a5/cgi-bin/HAIKUreikuDB/ZOU/TENMONjikan/070.htm)
【Profile】:大阪出身。→青木月斗主宰の『同人』の編集者となる。1936年『火星』創刊。新興俳句運動に加わったが極端には走らず、昭和42年、俳人協会評議員になる。