俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0193・幽体離脱09・山口素堂01・2014-09-25(木)
○「われをつれて我影帰る月夜かな」(「増殖する俳句歳時記20101003」より引用)(山口素堂01)
季語(月夜・秋)「われをつれてわがかげかへるつきよかな」
月夜にはいろいろなことが起ります。なんと自分を連れて自分の月影が家路に導いてくれるのです。江戸時代の月夜道での出来事です。→方法俳句-索引
○山口素堂(やまぐちそどう)(1642~1716)
●好きな一句「目には青葉山郭公はつ鰹」『江戸新道(1678)』02
季語(青葉など・夏)「めにはあおばやまほととぎすはつがつお」
甲斐国出身。江戸前・中期の俳人。江戸に出て経学・和歌・書道・茶道・能楽などを学び、38歳で上野不忍池畔に隠棲。脱俗の人生態度は→松尾芭蕉にも影響したという。葛飾派の祖。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)