俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0190・漆黒01・皆吉司01・2014-09-03(水)
○「レコードの回る漆黒天の川」「俳句」(1982.11)」(皆吉司01)
○季語(天の川・秋)「れこーどのまわるしっこくあまのがわ」
【鑑賞】:ついに色彩「漆黒」#0d0015の初登場であります。「レコード」「漆黒」「天の川」の取り合わせ。これぞ「配合」を極めた1句。この回転する漆黒にはすこし歪みが欲しいところです。→色彩俳句-索引
○皆吉司(みなよしつかさ)
○好きな一句「梅雨寒しピストルといふ形かな」『夏の窓(1997)』02
○季語(梅雨寒・夏)「つゆさむしぴすとるといふかたちかな」
【Profile】:1962年東京都出身。俳人、画家。「雪解」編集人を経て、「船団」会員。「雪解」新人賞受賞。→皆吉爽雨の孫。
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皆吉司掲載句
03魔法瓶鏡の国を秘めて寒(寒・三冬)〈五感507・寒感7〉2020/11/30
04刃物屋をさがして喜雨の石畳(喜雨・晩夏)〈特集631・商店俳句1-5刃物屋〉2023/8/3
05ベッド組み立てて十一月の雨(十一月・初冬)〈特集644・家具俳句2-8ベッド〉2023/11/4