俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句0170・抽象の物質化04・鈴木貞雄01・2014-04-17(木)
○「光陰のからまるしだれざくらかな」(鈴木貞雄01)
○季語(しだれざくら・春)
【鑑賞】:「光陰」とは「年月」を意味しますが、この句では文字通り、光と陰の意味も含みそうです。かなりの樹齢を経た枝垂桜なのでしょう。光という抽象を物質化しています。
○鈴木貞雄(すずきさだお)
○好きな一句「昃れば凄じき艶滝桜」02
○季語(滝桜・春)
【Profile】:1942年東京都生まれ。慶大俳句研究会出身。→富安風生、→清崎敏郎に師事。1999年「若葉」主宰を継承。俳人協会新人賞受賞。
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鈴木貞雄掲載句
03鴇いろに明けて冬至の日なりけり(冬至・仲冬)〈色彩・鴇いろ〉2017/12/21