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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0170・抽象の物質化04・鈴木貞雄01・2014-04-17(木)

2014-04-17 07:54:53 | 方法俳句

○方法俳句0170・抽象の物質化04・鈴木貞雄01・2014-04-17(木)

○「光陰のからまるしだれざくらかな」(鈴木貞雄01)

○季語(しだれざくら・春)

【鑑賞】:「光陰」とは「年月」を意味しますが、この句では文字通り、光と陰の意味も含みそうです。かなりの樹齢を経た枝垂桜なのでしょう。光という抽象を物質化しています。

 

鈴木貞雄(すずきさだお)

○好きな一句「昃れば凄じき艶滝桜」02

○季語(滝桜・春)

【Profile】:1942年東京都生まれ。慶大俳句研究会出身。→富安風生、→清崎敏郎に師事。1999年「若葉」主宰を継承。俳人協会新人賞受賞。

鈴木貞雄掲載句

03鴇いろに明けて冬至の日なりけり(冬至・仲冬)〈色彩・鴇いろ〉2017/12/21

 

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