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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0168・オノマトペ018・小笠原和男01・2014-04-03(木)

2014-04-03 11:15:45 | 方法俳句

●方法俳句0168・オノマトペ018・小笠原和男01・2014-04-03(木)

 

○「落椿ころりとそこに坂がある」(小笠原和男01)

季語(落椿・春)

 オノマトペの「ころりと」です。人間がぽっくり死ぬときによく使われます。もし、選ぶことができるのであれば誰しもが選びたい死に方です。それを椿に使いました。椿が落ちる様と地に転がっている様の両方にあてはまる「ころりと」です。

 

小笠原和男(おがさわらかずお)(1924~2016)

代表句「永き日の鐘と撞木の間かな」『日永』(1995)02

季語(永き日・春)

【Profile】:愛知県碧南市出身。14歳から句作。岩田潔の指導。一時→橋本鶏二の「年輪」にも在籍。1969年「鶴」入会。→石田波郷、→石塚友二に師事。1984年、→細川加賀の「初蝶」に参加。1990年「初蝶」を継承主宰。→俳人一覧(

 

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