切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

「ナポリを見てから死ね」ってさ!

2006-01-03 06:55:11 | ナポリ紀行
この言葉を知ったのは、太宰治の初期の小説「ダス・ゲマイネ」が最初だったし、そういえば、わたしの大好きなマンガ、高野文子の『るきさん』でも主人公のるきさんは、友達のえっちゃんに何も告げずにナポリに旅立ってしまう。というわけで、何か快楽の匂いのする町・ナポリ。その思い出をこれから綴っていくつもりです。ところで、「ダス・ゲマイネ」の主人公・佐野次郎って籠釣瓶の佐野次郎左衛門からきてるって知ってました?

正直なところ、ソフィア・ローレンの出ていた映画『昨日・今日・明日』のイメージくらいしかなかった町・ナポリに急に行く気になったのは『至福のナポリピッツァ』という本を読んだのがきっかけ。じつは、ピザが大好きなんですよね、わたし。

仕事でも、遅くなれば「すぐにピザ!」というわけで、痩せの大食いと言われて久しいわたしは、一人でたくさん食べたいばっかりに家でも宅配ピザを頼んだりしていたことがあるほど。

しかし、この本によると「日本のピザはアメリカ風のもので、本場のピッツァとは違う」と知り、ぜひ本場モノを食べたくなった!

例によって、急に決めて急に旅立つわたしの旅の流儀で、出発の3日前に格安航空券をゲット!後のことは行ってから決めようという訳で、まずはローマまで飛行機で行き、ナポリには列車で移動することにして、クリスマスイブの朝に出発しました。

というわけで、続きはまた今度!!

至福のナポリピッツァ

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3 コメント

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あけましておめでとうございます (brusque)
2006-01-03 08:23:22
俄か読者ですが今年も楽しく拝見させてください。

ナポリ、るきさん、太宰、籠釣瓶、ピザ…。ううむ。こういう話の展開、嬉しいです!

昨日のテレビ、住太夫さんの素浄瑠璃も歌舞伎もすっかり忘れて見逃し、残念です…。ワタシは近年歌舞伎はテレビでしか観なくなりました。春頃に見かけた先々々代?の三津五郎の「喜撰」が神業のようで脳裏に焼きついております。
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なんか聞いたことあるぞ (目の上のタコ朗)
2006-01-03 22:35:01
ナポリタンのナポリ?
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コメントありがとうございます。 (切られお富)
2006-01-05 23:17:46
brusqueさん



年始はいろいろ録画しなきゃあいけない番組が多くて、国立劇場の中継の録画を忘れてしまったほどですけど、素浄瑠璃はなんとか録画してました。それと七代目三津五郎の「喜撰」、しなやかで色気があっていいですよね。当代はまだまだですか?



目の上のタコ朗さん



はじめまして。ナポリタンとナポリってたぶん関係あるんじゃないですか?オリンピックをやるトリノは北の方だけど、ナポリはローマより南にあります。
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