いっしょに食べよう

60代おばさん、京都で夫とお気楽暮らしをしています。

奄美は祈りの島だった

2021年12月29日 | 旅行いろいろ


   あまり下調べなしの旅行でしたが、ちょっとだけネットで検索したなかで
   わたしをぐぐっと引きつけたことがひとつ。
   奄美大島には31の小さな教会があるって。
   信者でも無いわたしですが若かりし頃遠藤周作先生の「沈黙」に心をつかまれてから
   日本でのキリスト教にちょっと興味を持っています(信仰はまったくないです)

   31か所のうちほとんどは島北部に集中していて、何カ所かを見ることにしました。
   今記憶があいまいで(いつものことですが)またネットで調べなおさないと行けないこともたくさん。

       

   一日目、最初の教会は多分龍郷地区の芦花部教会。
   ふつうのお家のように遠慮がちに建っている。

       

   クリスマス前なのに誰もいない。。。

        

   雨がちょっと強くなってきて車からさっと撮影した、
   嘉渡(かど)教会だった?

       

   同じく龍郷地区の瀬留(瀬留)教会、火の見やぐらみたいな鐘が印象的。

       

   ここはなんだったかな。

       

   そして一番見たかった教会

        

   安木屋場教会、あんきゃばって読める?
   この小さな教会の色が可愛くってね。

       

   どの教会も人がいなくて戸に「鍵はもとに戻して置いてください」なんて
   そりゃおおらかというか用心してないというか。
   ここにはご婦人が片付けをしてはって「見せてもらっていいですか」
   「どうぞどうそ、お入りください」と少しお話をさせてもらいました。
   小さな集落それぞれに教会があってクリスマスのミサは他の大きな教会で行うそうです。
   このご婦人は私たちが車に乗って去って行くまで手を振って送ってくれました。

   二日目カヌー体験のあと

      

      

   ほんとに小さな集落に小さな教会です。
   そしてもうひとつの見たかった教会は

        

   赤い壁の色がかわいい名瀬地区の知名瀬教会。

       

       

   そうそう何件かの教会にはクリスマス人形、
   スペイン語だったと思う「ベレン」が飾ってありました。
   教会のベレンを見たのは今回が初めてで南の小さな島のクリスマスを感じることができました。

   たった三日間の中で「へぇ」って知ることが一杯。
   天気が悪かったのにほんまに楽しかったです。