縁あって、著名料理研究家の諸氏、某食品メーカーのメニュー開発部の方々との11人ホームパーティーに入れていただきました。数々の創意に満ちた、斬新な料理に圧倒されるばかりでした。1、4以外のワインは、私が準備しました。出していただいた繊細な料理を前に「ワインが弱すぎ?」と懸念しましたが、酸味がうまくマリアージュして、自画自賛ながら見事でした。昨日ポストしたブログでは酷評した月山ワインもそこそこ好評でした。料理の視点から見ると銘醸ワインよりも出しゃばらずに調和してくれます。拙訳書の料理の項でレミントン=ノーマンは、主役は料理かワインのどちらかがになると説いたように、料理に合わせるとなれば凝縮感を重視した銘醸ワインは出しゃばりすぎるのかもしれません。個人的なベストは、8.のWild Duck Creek。酸味がかなりしっかりしていて、従来のオーストラリアワインのパワフルさとは一線を画しています。投票はしませんでしたが、人気1位は6.のヴィニョーブル・ギョームのピノ。
- 1+1=3, Spain Cava
- Becker Zect Brut Cuvee Salome 2004, Pfaltz
- Fermier, Kerner 2013, 新潟県
- Philippe Colin, Bourgogne Chardonnay
- 月山ワイン やまぶどう 2010, 山形県
- Vignoble Guillaume Vin de Pay Franche-Comte, Pinot Noir 2005 Collection Reservee
- Siduri, Sierra Mar Vineyard 2009, Santa Lucia Highland, California (Pinot Noir Clone 777のみを利用)
- Wild Duck Creek Cabernet Sauvignon Reserve 1998, Heathcote
- D'Oliveiras Sercial 1971, Madeira
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