昨日ご紹介したレンズ、「OSAWA MC 35-70 F/3.5-4.6 MACRO」の撮影テスト画像をアップします。テスト撮影地は例によって神戸ワイン城。当日は天気もよく、撮影には絶好のコンディションでした。
トップの写真はOSAWAレンズをD80に装着した図。
そんなに違和感ありません。というかすんごく普通。
AFもなく、露出計も連動しないこのレンズでは操作の全てがマニュアルになります。
撮影の流れとしては、レンズの絞り環であらかじめ絞り値を決めておき、フレーム内の光量をある程度見計らってざっくりとSSを決めて試し打ち、その画を背面液晶で確認しながら適正と思われるSSを追い込んでいくという感じになります。
絞り値は開放が3.5(望遠端は4.5)から最小が16までとなってますが、あれこれいじっても混乱するのでこの日は開放もしくはF/8のどちらかに限定。SSも60,125,250,500,1000というわかりやすい数値を多用しました。その他、露出補正は0EV、ISO感度は100、WBも晴天で固定です。あとから露出の補正をしやすいようにRAWで撮影。なるべく補正しないですむ画像を選んでますが一部は明るさの補正のみを行い、あとはそのままでJPEGに出力してみました。
また、細部の確認のしやすいように、今回はほとんどの画像に大きいサイズの別ファイルを用意してあります。大きいサイズの画像はExifデータもそのままにしてあります。
んじゃ、いってみるか♪
(Nikon D80 + OSAWA MC 35-70 F/3.5-4.6 MACRO)以下すべて
モード:絞り優先 1/250s F/8 大きいサイズは→こちら
ワイン城の入り口。ちょっと暗いですが補正なしです。
レンズにくもり有りということで写りを心配しましたが、けっこう普通です。
思った以上にシャープな描写に驚き。
モード:絞り優先 1/100s F/8 大きいサイズは→こちら
ちょっとだけ明るさ補正。屋根瓦の細部を見るとけっこうくっきりしてます。
モード:絞り優先 1/250s F/8 大きいサイズは→こちら
補正なし。レンズ構成のシンプルさのなせる技なのか、すげーシャープです。
モード:絞り優先 1/250s F/3.5 大きいサイズは→こちら
絞り開放。明るさ補正を少し強めに持ち上げてます。
色乗りも悪くない感じです。
モード:絞り優先 1/250s F/3.5 大きいサイズは→こちら
悪くねぇんじゃねえですかい?
モード:絞り優先 1/250s F/4.5 大きいサイズは→こちら
望遠端の絞り開放の1枚。ボケ具合もそこそこいけるんじゃないですかね。
ここから先はこのレンズ最大のギミック(?)というか特色でもあるマクロを。
モード:絞り優先 1/200s F/4.5(?) 大きいサイズは→こちら
ちょっとピンボケになっちゃってますね。
F値に(?)と付けたのは該当表記がないので望遠端の開放値を参考値としてます。
画角的にはざっくり150mmくらいでしょうかね。被写体深度はけっこう浅い感じです。このマクロモードの時は撮影距離が約30cm~80cmと極端に狭くなります。基本となる最短撮影距離が約80cmですから、そこから寄って撮る以上、それでいいということなのかも。このボディでそれだけ寄って、さらに画角もスペック以上のものにできるのですから文句言えないよな。それにしても面白い機能だ。
モード:絞り優先 1/200s F/4.5(?) 大きいサイズは→こちら
これもややピンぼけ。当日は全て手持ちだったんでマクロは難しい・・・
背景のボケ具合もなかなかのもんではないでしょうか。
モード:絞り優先 1/250s F/4.5(?) 大きいサイズは→こちら
少し明るく補正してます。
テスト撮影でいちばん気に入ったのがこの写真。ボケの流れ具合がとてもキレイに出たと思います。
テスト後の感想としては、「なんだ全然使えるぞコレ」という感じです。
もちろん、フルマニュアルなんでいつものAFでバシャバシャとマシンガンすることはできないけど、気に入った被写体にじっくりと向き合って撮るという時などにはこれを使ってもいいとさえ思えるレンズです。万能ではないけど、得意分野はしっかり持ってるよ、という感じですかね。
おまけ。
空を撮ってたらこんなのが(笑)。
モード:絞り優先 1/250s F/8
ゴーストでかっ!
まあね、さすがに四半世紀前のレンズです。
コーティングとか当時のレベルだろうし、ましてやデジタルで撮ることなんか全く想定してませんから。でもまあ、これはこれで遊べるんじゃないかね。
とまあ、テストしてみた訳ですが、800円で購入したレンズとしては全くもって使えるとオイラは思います。これから折に触れて使っていこう。
トップの写真はOSAWAレンズをD80に装着した図。
そんなに違和感ありません。というかすんごく普通。
AFもなく、露出計も連動しないこのレンズでは操作の全てがマニュアルになります。
撮影の流れとしては、レンズの絞り環であらかじめ絞り値を決めておき、フレーム内の光量をある程度見計らってざっくりとSSを決めて試し打ち、その画を背面液晶で確認しながら適正と思われるSSを追い込んでいくという感じになります。
絞り値は開放が3.5(望遠端は4.5)から最小が16までとなってますが、あれこれいじっても混乱するのでこの日は開放もしくはF/8のどちらかに限定。SSも60,125,250,500,1000というわかりやすい数値を多用しました。その他、露出補正は0EV、ISO感度は100、WBも晴天で固定です。あとから露出の補正をしやすいようにRAWで撮影。なるべく補正しないですむ画像を選んでますが一部は明るさの補正のみを行い、あとはそのままでJPEGに出力してみました。
また、細部の確認のしやすいように、今回はほとんどの画像に大きいサイズの別ファイルを用意してあります。大きいサイズの画像はExifデータもそのままにしてあります。
んじゃ、いってみるか♪
(Nikon D80 + OSAWA MC 35-70 F/3.5-4.6 MACRO)以下すべて
モード:絞り優先 1/250s F/8 大きいサイズは→こちら
ワイン城の入り口。ちょっと暗いですが補正なしです。
レンズにくもり有りということで写りを心配しましたが、けっこう普通です。
思った以上にシャープな描写に驚き。
モード:絞り優先 1/100s F/8 大きいサイズは→こちら
ちょっとだけ明るさ補正。屋根瓦の細部を見るとけっこうくっきりしてます。
モード:絞り優先 1/250s F/8 大きいサイズは→こちら
補正なし。レンズ構成のシンプルさのなせる技なのか、すげーシャープです。
モード:絞り優先 1/250s F/3.5 大きいサイズは→こちら
絞り開放。明るさ補正を少し強めに持ち上げてます。
色乗りも悪くない感じです。
モード:絞り優先 1/250s F/3.5 大きいサイズは→こちら
悪くねぇんじゃねえですかい?
モード:絞り優先 1/250s F/4.5 大きいサイズは→こちら
望遠端の絞り開放の1枚。ボケ具合もそこそこいけるんじゃないですかね。
ここから先はこのレンズ最大のギミック(?)というか特色でもあるマクロを。
モード:絞り優先 1/200s F/4.5(?) 大きいサイズは→こちら
ちょっとピンボケになっちゃってますね。
F値に(?)と付けたのは該当表記がないので望遠端の開放値を参考値としてます。
画角的にはざっくり150mmくらいでしょうかね。被写体深度はけっこう浅い感じです。このマクロモードの時は撮影距離が約30cm~80cmと極端に狭くなります。基本となる最短撮影距離が約80cmですから、そこから寄って撮る以上、それでいいということなのかも。このボディでそれだけ寄って、さらに画角もスペック以上のものにできるのですから文句言えないよな。それにしても面白い機能だ。
モード:絞り優先 1/200s F/4.5(?) 大きいサイズは→こちら
これもややピンぼけ。当日は全て手持ちだったんでマクロは難しい・・・
背景のボケ具合もなかなかのもんではないでしょうか。
モード:絞り優先 1/250s F/4.5(?) 大きいサイズは→こちら
少し明るく補正してます。
テスト撮影でいちばん気に入ったのがこの写真。ボケの流れ具合がとてもキレイに出たと思います。
テスト後の感想としては、「なんだ全然使えるぞコレ」という感じです。
もちろん、フルマニュアルなんでいつものAFでバシャバシャとマシンガンすることはできないけど、気に入った被写体にじっくりと向き合って撮るという時などにはこれを使ってもいいとさえ思えるレンズです。万能ではないけど、得意分野はしっかり持ってるよ、という感じですかね。
おまけ。
空を撮ってたらこんなのが(笑)。
モード:絞り優先 1/250s F/8
ゴーストでかっ!
まあね、さすがに四半世紀前のレンズです。
コーティングとか当時のレベルだろうし、ましてやデジタルで撮ることなんか全く想定してませんから。でもまあ、これはこれで遊べるんじゃないかね。
とまあ、テストしてみた訳ですが、800円で購入したレンズとしては全くもって使えるとオイラは思います。これから折に触れて使っていこう。
ついヤザワレンズって読みたくなるのはご愛嬌だけど、いや装着した外観もおもしれぇ、うん。見たことない迷彩ストラップに萌え(ニコにはそんなオプションがあるのかっ)。味のある映りにも萌え。
露出もSSも手探りって・・俺には無理orz。クルマで言えばAT限定ってか、と思いましたわ、ハイ(脱帽)
ストラップはね、これ実はニコン純正品。
春に大阪のニコンSCに行った時に見つけたのよ。
なにからなにまでマニュアルで撮る、というのは最初は手こずったけど、やってみるとけっこう面白いよ。手探りの撮影は手間かかるけど、イメージに近い絵に辿り着いた時の「うぉ~」って感じは最新のデジタルAFにはない魅力だと思います。
昔の人はこういう試行錯誤をしながらやってたんだろうね。