VINCO VISION

ニコンD80から始める一眼ライフ

縦撮り、横撮り

2007-09-17 21:53:28 | 雑記
 

昨日アップした写真でフランカーさんが「これを縦撮りするとは意表をつかれた」とコメントしてくれてたんだけど、あれからじんわりと考えてまして。はたしてオイラは縦撮りと横撮りをどれくらいの比率で撮ってるんだろう?と。
過去の写真をざーっくり(あくまでもざーっくり)調べてみると、だいたい半分半分くらいの感じ。これは多いのか少ないのかわからない。撮影の時は同じ被写体をなるべく縦と横の両方で撮るようにしている。まあこれは比較的余裕のある時なんだけど、シャッターチャンスが限られてる場合はその場の直感でやってますね。
両方で撮る理由としては、未熟なオイラとしてはその被写体を縦と横のどちらで切り取れば良いのかの判断がつかないことが多いから。取り敢えず両方で撮っておいて、比較して良い方を選ぶ、という感じになってます。これもまあ、枚数に制限の少ないデジタルならではの手法なんだろうけどね。

上の2枚のフォトは昨日アップした被写体と同じ。アングルはちょっと違うけどね。
この2枚のうち、どちらが良いのかという判断は人それぞれなのかもしれないけど、オイラならこの例であれば横写真を選びます。縦のは下の方がちょっとガチャついて見えるんで、それならひと思いにシンプルな帆とマストと空だけが映ってる横の方が判りやすいと思う。

もう少し例を。





これはマストと同じ場所から向きを変えて撮ったもの。
湖と山と空、それに橋という要素が入ってるんだけど、これは横で撮ったものは手前の木々がちょっと邪魔っぽい。この時の被写体としていちばんアピールしたいのは、湖に写り込んだ山と空な訳で、範囲を絞る必要がある。とはいえ横アングルのまま手前の木々を外すには右へパンするか、ズームするかになる。右パンすると橋の存在感が小さくなるので避けたい。ズームすると山の部分があまり写らない。というわけで縦にすると、空とそれが写り込んだ湖面が強調されることになります。
というわけで2例目は縦をオイラは選ぶことになります。

えーっと、こういうのを「引き算の構図」とか言うんだっけか?

とまあ、今こうして冷静に書いてるけど、撮ってる最中はそこまで厳密に計算してやってるかというとそうでもなかったり(汗)。

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