もちろん家計は火の車

読書と映画、クルマにゲーム……いろんなものを愛しつつ、怠惰な日常を送るオッサンのつぶやき。

『ヘルシング』の作者・平野耕太が“twitter”でブチキレた……!?

2010年05月12日 | 日常

自分でブログ書いておいて何だが、いまや
“twitter”が大人気である。
私の場合、「ケータイでネット接続」とかが大嫌いなので、
(小さい液晶画面に加え、使いにくいキー入力……マジで「勘弁!」って感じだ)
“twitter”みたいな「リアルタイム性の強い」サービスには、いまいち食指が動かない。
ほら、“twitter”ってなんか、ヒマさえあればモバイルで
ネット接続してないと楽しめない……そんなイメージがあるじゃないですか?

ま、そんな話は置いておいて、と。
漫画家の平野耕太が、“twitter”上での発言が「普通すぎる」と
ファンに指摘されたことに立腹して、アカウントを削除してしまったらしい(笑)。
詳しい経緯についてはこちらを参照していただきたいが、
要するに、「先生ともあろう方が、発言がフツーすぎます!」というファンからのツッコミに対し、
「そちらの考えた“平野耕太像”の脳内イメージに即した発言だけしろって言われても、
できません」「フツーのこと言うな、もっとブッ飛んだ発言しろと言われたので、
そろそろ潮時ですね」などなど、逆ギレ状態の平野耕太が
勢いにまかせて“twitter”を止めちゃったと。ま、そういう話であるw。

“平野耕太”といえば、あの大人気コミック『ヘルシング』の作者。
シビれるような独特の台詞まわし(俗に言う“平野節”)で知られるとおり、
カルト的ともいえる人気をもつ、超売れっ子漫画家である。

ご存知の方も多いと思うが、『ヘルシング』単行本の巻末には毎回、
“平野耕太”自身が「単行本メイキングの裏側についてアレコレ語る」
イラスト・エッセイが載っているのだが、この内容がちょっとスゴかった。
基本的に「今回もまた、好き勝手にやらせてもらいました~!w」ってなことしか、
書いてないんである(笑)。毎回あれを読みつつ、
「この人って、きっと担当編集者のディレクションとか、ほとんど聞き入れないんだろうなぁ」
……とは思っていた。ま、当の作者本人が「好き勝手にやらせてもらった」と言ってるときは、
だいたいが“そういうパターン”である(笑)。
ただし『ヘルシング』の場合、作者である“平野耕太”自身が「一種の暴走モード」で
好き勝手に描いた結果として、稀代の名作コミックとなっているのも事実。
その意味では、漫画家としての“平野耕太”は、まさしく「天才」というほかない。
ただ、率直に言って「少しエキセントリックなところがある」というか、
まぁ「ちょっと、付き合いにくいところがある、難しい人なのかもね」……っていう話である。

そもそも『ヘルシング』の原稿がオチているときでも、ゲーム誌『ゲーマガ』に連載中の
“個人の趣味全開の”マンガ『以下略』(←これが正式タイトルw)は
「きちんと掲載されていた」……という話があったりして(笑)、
まぁ何というか、とにかく“平野耕太”という人は
マイペースというか、なんともユニークなお人柄のようである。

おそらくは、その平野耕太に対し“twitter”上で
「先生ともあろう方が……」とツッコミを入れた人間も、
そういう“平野耕太”のユニークなキャラを理解したうえで
(というよりも「理解しているからこそ」
「発言がフツーすぎます!」と書いたんだと思う。
そしたら幸か不幸か、そのツッコミが“平野耕太”のツボにみごとにヒット(笑)。
今回のような事態となってしまった……と、そういうことなのであろう。

ぶっちゃけた話、今回の“平野耕太”の反応は「ぜんぜんフツーじゃない」わけで、
その意味からすれば、
「発言がフツーすぎます!」とツッコミを入れた人間の
念願もかなったんではないかと、ま、そのように思うわけだが、いかがなものだろうか?

とにかく……。
面白いものを作る人は、いろいろと「面白い人」だったりもするので
「みんな気をつけましょうね!」と、そういう話である。マル。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いま、ゲーム『ドラクエモン... | トップ | テレ東で映画『アナコンダ2』... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日常」カテゴリの最新記事