NHK『ふるさと一番』の“その後”について

どーでもいい話なんだけど、昨日のエントリで
「カピバラ動物園みたいなネタ
（つまりは“当たり障りのない”ネタ）には
「いとうまい子あたりをぶつけておけばよい」と書いたら、
なんと、今日オンエアの『ふるさと一番』、
ゲストが「いとうまい子」だったという……（笑）。

さすがは「みなさまのNHK」。
さっそく視聴者の意見を取り入れたか……
なんてことはあるワケもなく、
ま、単なる偶然に過ぎないわけだが、
書いてた本人も、これにはちょっと驚いたｗ

実は、昼番組『ふるさと一番』では
局アナの相方を務めるゲストの人選が
微妙に「80年代テイスト」を漂わせており
いとうまい子、白井貴子あたりが常連だったりする。
その、独特のセンスから透けて見えるのは、
俗に言う「紅白出場という“利権”を巡るアレコレ」……
などではなく、いわゆるひとつの素朴な感情、
「この人、前から好きだったから使いたーい！」である。
おそらく、今回の担当ディレクター氏は、
10代のころ、TVドラマ『不良少女とよばれて』
『高校聖夫婦』あたりを見ていたクチであろう。
（そのような意味では、『ふるさと』ロケの現場で
「実は、昔からファンだったんです！」とか言って
舞い上がってる姿が、なんだか目に浮かぶ。
まさか、サインとかもらってないよね……？ ｗ）

もっとも、NHKに特有の、そういう“ゆるさ”が
いい方向に作用することがあるのも、一面の事実だったりする。
いや、“視聴率”だとか“スポンサーの意向”に
がんじがらめにされた民放とは異なり、
NHKだからこそできる「アバンギャルド」が、確実に存在する。

マニアな人たちには有名だが、
有吉弘之＆柳原可奈子の組み合わせで
オンエアされていた『NHKの国の王子様』などは、
NHK教育放送の枠の中で、
シレッと「民放の深夜帯みたいな香り」を放っていたし、
こういった商品を見るにつけ、
「実はこいつら、けっこう“商売上手”なんじゃ……？」
なんて気も、してくるわけである。
（最近では、朝の連続ドラマ『ウェルかめ』ヒロインに
巨乳グラドルの“倉科カナ”を起用……なんて荒業も見せている。
っていうか……ここらへんまでくると、
もう、狙いがあざといとしか、言いようがないような気もするが……ｗ）

とにかく。
NHKのみなさまにおかれましては、
少なくとも「払った受信料に見合う程度」には、
これからも楽しませていただきたいものである。