世界最大手の太陽光発電システムメーカーが破産しました。
10年前にドイツが世界に先駆けて全量買取制度を行い、地球温暖化やCO.2削減の追い風に乗って自然エネルギーである太陽光発電は世界的に急速に伸びてきました。
日本も昨年7月から全量買取制度を取り入れてから急激に伸びています。
しかしながら、その追い風に乗っかろうと太陽光発電の製造会社は一気に増えて、増産によるコスト削減のメリットを生かそうとし過ぎて近年は世界の生産キャパは世界需要を大きく上回っていました。
日本の全量買取制度を世界のメーカーは狙っていましたが、日本市場は閉鎖的といいますか、20年間のメンテナンスなど考慮して相変わらず国内メーカーが圧倒的に強かったと思われます。
今後そのメーカーを扱っていた販売会社はどう対応するのか?
今後も連鎖的に他のメーカーも破産するのか?
心配ですね。
ただ、相変わらず日本市場は伸びています。
一気にではなく、安定的に世界の市場が全量買取制度がなくても伸びていく市場にならなければ、まだまだとんでもない話が出てくるのではないかと思っております。