今日も新聞整理をしていたら面白い記事がありました。
「先進国では45歳以上にとって年金受給権こそ最大の資産である。」と93年に経営学者ドラッカーはこう書いたそうで、高齢化と世代間移転で積みあがった年金資産は最大の既得権であり、目減りする事を嫌う。金融市場での存在感こそ大きいが、リスクに挑戦して新たな価値を生み出そうとする本来の資本とは大きく違う理論が働く。「小さな若い事業を餓死させる危険がある。」としたドラッカーの警告は、平均年齢45歳の今の日本にそのまま当てはまる・・・・・・
中高年の利害が優先される「シルバー民主主義」の構図は当面変わることは無く、60歳以上が総人口に占める割合は3割だが、09年衆院選の投票者に占める比率は約41%に跳ね上がる・・・・・・
このような内容を商店街や農業を例に書いていました。
この記事を読んで、シルバー世代が悪いのではなく、シルバー世代に未だにおんぶに抱っこ状態である我々現役世代の責任があるのではないかと思ってしまいました。
私も今年で45歳になりますが、何とか地域社会が少しでも盛り上がることにちょっとだけ貢献できたと言えるような当社でありたいと思います。