三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

日本のブロードバンド普及率は世界の16位

2010-10-04 08:07:35 | Weblog
ちょっと前の日記で、日本はブロードバンド普及率が16位まで後退したとか、液晶テレビなどの電化製品などが軒並み韓国などの海外勢にやられているのは、国や政府がしっかりしていないからだと書きました。
今回は、元通商産業省(現:経済産業省)でまさに護送船団方式で日本の製造メーカーを世界のメーカーに負けないように策を打って、経済大国日本に特に電気関係で大いに活躍された方の本を読んでいます。
まだ、300ページ中の100ページですから何ともいえないところはありますが、日本は1950年代後半から経済が大きく成長し貿易も黒字になり、1960年代中頃になると海外から保護貿易に圧力がかかってきていました。
保護貿易とは、当時発展途上国だった日本が成長していくには、先進国に安くて売れそうなものを大量生産して海外に安く輸出していました。
ところが、最先端の電算機(今の電卓からコンピューター)などは当時からガリバー企業のアメリカのIBMなどに技術力から何もかもとても勝てるわけが無く、当時の通産省では海外からの圧力に何とか日本の製造メーカーを守り、技術力でも負けない、大きく成長が見込まれる電算機市場を何とか日本メーカーが世界で活躍できないか考えていました。
そこで大蔵省との折衝で予算を取りそれ専門の特殊法人を作り、産官学で連携し技術を磨いていったそうです。
超LSIなどは、日本の主要メーカー全てから技術者を出向させて、まさに国を上げて取組んだ結果バブル当時頃までは日本の電機メーカーや電子部品メーカーは世界を圧巻しことはご存知の通りだと思います。

これも昨日の日記では、ソフトバンクがNTTをインフラ会社と情報提供会社に完全分割して自由競争を則してほしいと書きました。
しかしこの筆者は、ipadやiフォーンなど新しい技術や製品は全て日本発ではありません。
そこで、日本の主要製造電機メーカーが全て情報通信分野で遅れてきているため、今こそNTTが立ち上がるべきだと書いています。
NTTの息の根を殺ぐような分割は、世界競争におかれている日本の市場を考えても無意味だと解いていました。

ソフトバンクの考えも一理ありますし、この考えも最もだと思いますので、どちらが将来日本の国益になるのか、政治主導を掲げている民主党政権は今こそハッキリとした方針を掲げるべきだと思っております。

最近まとも過ぎる日記でしたのでここでソフトな話題を!
今夜、PTAでバザー会議があります。
バザーでは食バザーを行い、収益を上げて学校に必要な物を購入したりする財源の足しにします。
そのバザーで、誰もが嫌がっている焼きそばを自ら担当すると願い出ました。
これからお手伝いしていただける方を探すのですが、焼きそばを焼き続けるのは熱いし、大変だし、焼きそばや油の臭いが体中染み込むとのことで敬遠されているため手間がかからない方法を考えています。
とりあえず、知人の居酒屋店長に食材一式全てお願いしました。
これで、前日の作業はなくなりました。
また、当日焼くのも食材の種類を思いっきり減らしましたので焼く手間もかなり省きました。
味付けは居酒屋直伝?の味噌をベースにしたタレで味付けしますので、そのタレもお願いしました。
あとは、「やきそばガールズ」がお手伝いしていただくだけとなりました。
PTAの皆様、一緒に焼きそばでバザーを盛り上げましょう!
コメント
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