♪ 卯月の非日常 ♪

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「2013年北イタリア美食旅10」 旧市街とコインランドリー

2013年12月13日 17時11分11秒 | @ジェノヴァ

 

さて、必要以上に食べ過ぎた感のあるランチ。
ここは歩かなくては・・・と、旧市街をぶらつきます。

まずはメインのVia Garibaldi(ガリバルディ通り)。

なるほど・・・世界遺産に登録された「Strade nuove ストラーデ・ヌォーヴェ」は確かに美しい通り。
お金持ち(貴族)のお屋敷や、中庭を開放されているところもあります。
とにかく、堅牢な造り。
そして、そのバランスの良さ。
ヴェネツィアとはまた違った、海運国家のパワーを感じました。



「パラッツォ ロッソ」
読んで字のごとく、赤い宮殿。1670年に建てられた。
ひときわ目立つ外観。
贅をつくした建物です。美術館になっていますが、今回は素通り。

通りを抜けると、バスが行き交う大通りに。
テクテクとホテルまで徒歩散策。
しかし・・・・あったかくていい気候。
ジェノヴァって住みよい街なんだろうなあ。

ホテルに帰ると、すぐにコインランドリーの場所を聞き、
洗い物をもって下町へ。
コインランドリーって、一般的には必要ないから下町にしかないらしい。



ラッキーな事に、ホテルから徒歩7分くらいの場所にありました。
係の人もいますが、自分でやりますといい、お断り。

お金を専用コインにチェンジ。
日本から持参した洗剤(アタック)を投入します。

30分くらいで洗濯終了するので、しばしぼーっと眺めていると、アフリカ系移民の男性が入れた洗剤の量に驚く。

ええ・・あんなに入れていいのか??
備え付けの洗剤とはいえ、どっぷり。

主人と笑いながら見ていると案の定・・濯ぎが完全ではない。
それどころか残り一分でも泡だらけ。

まろやかなクリーム。(笑)

係りの人も頭を抱えながら水を投入。
あまり意味ないと思うけどなあ。

すると、まかせっきりにしていた男性が帰還。

困り果てている様子も無く、結局もう一度洗濯することに。

しかし・・・・・なぜか、またもや洗剤投入。
意味不明・・・・・(笑)。

しかし係りの方、すぐさま大量の水を入れ、薄めることに成功。
なんとか濯ぎまでできたようです。

乾燥にも30分ほどかかりましたが、ほぼ日本と同じ時間で完了。
ほかほかの洗濯物を持ってホテルに帰ることができました。

 

2013年北イタリア美食旅11」へ続く・・・・


「2013年北イタリア美食旅9」 ジェノヴァでランチ

2013年12月13日 17時02分09秒 | @ジェノヴァ

 

ホテルを出ると、そこはすぐに先ほど下車した「ジェノヴァ・プリンチペ駅」。
そしてその前はバスのロータリーとなっており、比較的いろんなところへ移動することができます。
今回は、まず予約したレストランの最寄り駅を目指すため「バス」に乗り込みました。



ちなみにバスに乗れる「ジェノヴァパス」は24時間パスで4.5ユーロ。

ジェノヴァはアップダウンの多い街なので、バスは必須アイテム。
タクシーもいいのですが、やはり一方通行が多いので、意外にお高くなったりします。

バス停を降りて、さてスマホのマップ頼りでレストランを探します。
恐ろしいほどの坂道を下り(上りじゃなくて良かった)、不安になりながら人に尋ねること4回。

無事にレストランに到着しました!!(人に尋ねなかったら永遠に彷徨っていた)

トラットリア「Axillo」さんです。

主人が「ガンベロロッソ」を参照にし、こちらのお店に興味をもちました。

小さな玄関から奥に広がる店内は半地下になっていて、壁面にはワインがずらり。

可愛らしい店内で困ったことは、スマホの電波が届かなかったことくらいでしょうか。
恰幅のよいご主人が、サーブしてくださいます。
時間帯がちょうどお昼過ぎ。馴染みのお客さんもちらほらと入店してきました。

ここはやはりワインを頂くことに。
お昼から幸せ。足が腰が疲れているから余計染みます。

すっきり甘口のとても飲みやすい地元のワインを頂きました。




前菜は想像していたより遥かに豪華でボリューミー。
主人が選んだアンティパスト。

「Cappon Magro」 12ユーロ

ムール貝はシンプルな味付けながらも、真ん中に鎮座する野菜のソース(Salsa verde)と魚介類のタワーは
濃厚で、びっくりするほど美味しい!イタリアンバジルのさわやかな香りでするするっといただけました。

このお店で何よりも美味しかったのはプリモからチョイス。

Croxetti caon scampi e calamari」 12ユーロ(画像:海老のパスタ)

なに、croxettiって?

それは円盤型の平たいパスタのこと。
主人が前調べ&前評判からこのメニューをチョイス。

海老&烏賊の上品でいてガツンとくるソースを存分に纏わせたこちらのパスタは絶品でした。
ほんと・・なんて美味しいんだろう。
このボリュームで12ユーロ・・日本では考えられない贅沢。

海老は地元の海老なんですけど、ソースとして出汁ができっているので、
身はさほど美味しくもない(笑)。
烏賊は弾力があって鮮度の良さを感じました。


メインの塩ダラは塩気が強くて、ワイン飲まなきゃやってられねーよ!ってくらい。
ラヴィオリも美味しかったけど、やはりここはcroxettiが最高でした。

さて、美味しいお料理でお腹も満たされたので・・・またもや市街を散策することにしますか!

2013年北イタリア美食旅10」へ続く・・・・・