京都の夜は、おなじみ「高台寺の和久傳」へ。
そういえば、今月いっぱいは祇園さんの祭ですね。
※詳しい祭内容はこちらへ
今回は予約時に「予約がいっぱいでカウンターしか空いておりません」と
言われたので、仕方なくカウンターの部屋へ。
二人席が用意されていました。
着いてすぐに赤紫蘇のジュース。
冷たくてほっとする味。
先付
「蘇民将来子孫也」
武塔神(むとうのかみ・スサノヲノミコト)が南海路へ向かわれる旅の途中、
みすぼらしい老人に姿を変え
裕福な家庭を持つ巨旦将来(こたんしょうらい)に一夜の宿を乞われました。
巨旦将来は、にべもなく断ってしまいました。
一方、巨旦将来の兄にあたる蘇民将来は、貧しいながらも武塔神を暖かく迎え入れ
心を込めてもてなしました。
武塔神は大変喜ばれ、「疫禍あれば茅の輪を作り門に懸けよ」とおおせられました。
その後、疫病が盛んに流行ったので、
蘇民将来は教えられたとおりに茅の輪を揚げました。
すると、疫病は蘇民将来の家を避けて行き、一家は災厄から逃れることができました。
こうして、蘇民将来の一族は護られ、彼の子孫は後々まで大いに栄えたということです。
とあるHPから抜粋↑
ようするにこれはお札のような物で、
これを掲げていると厄逃れ出来るんですね。
八坂さんに神さん(スサノオ)がいらっしゃる間の風習です。
小芋のごまだれ和え
ほっとするお味。
ごまだれの加減がなんとも上品。
熊本産の岩牡蠣と上桂の大ぶりの鮎。
22歳の若い焼き方さん。<熊本の九州男児とききました>
ほぼつきっきりでお世話をしてくれました。
いろんな話で盛り上がり、時間が経つのがはやかった。
茄子素麺ときいて、茄子と素麺が入っているのかと覗くと
なすびを素麺に見立てた一品でした!美味しかった。
水茄子の丸かじり。
みずみずしくて美味しい!
蓮根粥
生姜が効いていて優しい味。
こんなの病気の時に出されたら泣きそうになるなあ。
今回は30000円のお料理でした。
お酒も控えました。
ちゃんと味の評価をしたかったから・・。
あと車で来たから(笑)<いつもはタクシー
正直な感想です。
総体的に「美味しいけどキレがない」と感じました。
一つ一つは丁寧に作られていて、夏の涼しさも感じるのですが、
肝心の味がどうも浮ついた感じ。
こんな風に感じたのは三度目にして初めてです。
大好きな店なので、直接 若いお兄さんに伝えました。
料理長がかわったのか?とまで問うたくらいです。
最後の玉締め丼や牛丼もかなり味が変わっていました。
いつものほうが断然美味しい。
メロンが好きでない私の為に
デザートはスイカと南陽さくらんぼ(北海道余市)を
用意してくれたのは助かりました。
デザートの最中、女将さんが登場。
相変わらず美人!
女優さんといっても過言じゃない?
次回は秋~冬(焼蟹)に訪れる予定です・・。
次回は必ず座敷予約を!
厳しい事を言ってきましたが、
素材がすごくよいだけに
もったいないな~とつくづく残念に感じました。
ちょっと気落ち気味なんです
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