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親愛なる日記

僕が 日々見つめていたいもの。詩・感情の機微等。言葉は装い。音楽遊泳。時よ、止まれ!

楽しい と 嬉しいの違い

2009年09月08日 | ことばの避難所


たまに言う、しんすけ君の深い話に含蓄?

燃え上がる恋にはご注意?

僕は違うと思うけど。

理はあるよね。

楽しいと嬉しいの話はそうだなと思う。


楽しいは自己評価。

嬉しいは感謝だね。


婆ちゃんと話す機会が増えて思うのだけど、

歳をとると、ありがとうが強くなる。


嬉しいという感情は、ありがたいという感情にとても似ている。






未来は見えない飛行機

2009年07月28日 | ことばの避難所
あんまり暗いことをブログに書くのは避けたいけれど、

今日の池田信夫さんの『「分配の政治」というネズミ講』という記事はまったくうなづいてしまう。


これから先、僕らの乗った飛行機はどこへ飛んでいくのかしら。




ブログで怖いところ

2009年07月24日 | ことばの避難所
言葉は慎重に使わないといけないよ、とお婆ちゃんに言われて育ったのに、

それでもつい「自由になんでもしゃべっていいよ」、と言われるとタブーに触れてしまうようです。

そういうつもりは毛頭ないので、突然「こら!そんなこと言っちゃイカン!」と言われると、あわわとなってします。小心者の私です。

ただまあ、世の中、白黒つけがたいことがたくさんあっていいじゃないですか。

宇宙人はいますよ、とか。

透明人間はいます、とか。

誰も怒らないことを言ってればそれでいいんでしょうが、

人にとって大切なことって、意見が二分しますよね。












こころ

2009年07月03日 | ことばの避難所
僕は不器用な言葉しか発することができない。

口にすること、口にするたび、なんて情けない言葉しか話せないんだろう、そう思う。

演技者であれば、僕はもっとうまくこころのありようを伝えることができるのだろうか。

僕は口にすれば、そのたび。


それは僕の声でないように聞こえ、

それは僕のこころでないように響く。


なぜ?

なぜ、リアルでないものが現実なんだろう。

僕のなかのリアルと現実が乖離している、ように思う。

それは僕のつたなさ?


口にしたことが、その時点で思いから外れ、無意味としか思えない言葉で沈黙を埋めなければならない。

僕は、そんな時に言葉の虚しさを知る。

何かに絡めとられるように。


でもそれすら嘘なのかもしれない。

そう、過去を書き換えているだけかもしれない。


つたなく、無意味。

そうじゃないんだと思うような、そんなこころが本来のありようだなんて思い込んでるだけかもしれない。

そもそも僕に言葉が足りないわけではなく、

迂回しつづけた円周の中にあるドーナツの渦を覗きこんでみる。



空。

そら、じゃない。くう。

から、じゃない。くう。

空。


あるようで、なく。

ないようで、あるもの。


あるものとは、色。

ないものとは、空か。


なるほど、確かにそれは同じものかもしれない。


僕はあるとないのあいだにいる。

ありつつ、ないものを探している。


まったく馬鹿みたい。

そんな君の声がまたも聞こえる。

ホンキじゃないわけじゃない

2009年06月23日 | ことばの避難所
環境保護側が主張する最低でも20%の削減を!

という声も虚しく、15%削減を決定したアソウさん。僕は偉いと思うな。

だって『温暖化防止のためのエコ』なんてものは、世界全体が協調していくための今もっとも受け入れられやすい物語じゃないですか。

そこに科学的根拠がどこまであるか、というところは僕が思うにあまり重要じゃない。だから結果的にCO2削減が温暖化に影響がなかったとしても別にいい。

科学者はいつでも終末論を唱え続けている。

僕らはそれを信じるか、信じないか、忘れるか、思い出すか。

結局、今、みんなが信じたい物語かどうかが重要なんですね。

だから無視できないし、深追いもできない。


そのヘンの夢と現実のさじ加減を考えての15%削減。

僕はいいじゃないか、と思う。妥当じゃん。あいまいじゃん。

やり過ぎても、やらな過ぎてもマイナスは大きい。

やり過ぎれば、嘘だった時の痛手はでかい。

やらな過ぎれば、嘘だと思ってることがばればれである。

だから政治家は、どっちつかずにならざるをえない。

むむむ、と思う。


もっと強い魔法を使える人出てこないかな。

日本人は夜10時までには寝ましょう!とかさ。

(そしたらきっと少子化問題は解消するよ。日本にちゃんとした夜が訪れれば、そのぶん光も輝く。つまり、星がきれいだ)

電気料金を5倍くらいに値上げして、現状の価格との差額を太陽・風力発電にまわしたらどうでしょ。

(きっと電気使用量はすぐに減る。電力会社だけじゃなく経済は混乱するけど)

エコと消費経済が概念としてものすごーく矛盾していることは、僕が言うまでもない。そんなのみんなわかってる。かっぱえびせん社会だ。

エコバブルがむくむく成長するのはしょうがないとしても、

エコの名を借りた原発がぽんぽん出来上がっていくのはシャレにならんぜよ。

ハジケたら、もう世界が終わっていました…。

なんていう終末論だけは信じたくない。


ビキニのブラについて

2009年06月22日 | ことばの避難所
ブラについて話します。

先日、お昼のニュースで聞いたんですが、最近になってフランスの若い女性達の間ではビキニのブラを着用することがついに主流派になった、とのことです。

ええ、最近、主流になったとのことです。

って、今まではそうじゃなかったの?って思いません?

実情はよく知りませんが、どうやらトップレスという文化が結構長く海岸を支配していたようで、これまでのフランスの海辺ではビキニのブラを着用しないことも別段珍しくなかったとか。

それが、最近になってさすがにちょっとブラをしないのは恥ずかしい。ブラをしない人をみるのも嫌、という人が男女ともに増えてきて、海辺でのブラ反対派はいささか居心地の悪い思いをしているそうです。

インタビューを受けた女の子の話だと、よっぽど綺麗なモノならみたいけど…、そうじゃないなら隠しておいて欲しいと思う。

と、同性ながらに手厳しい。

僕はフランスへ行ったことがないので、そういうのわかりませんが、個人的にはブラくらい着けて欲しい派です。

なぜなら、せっかくかわいらしいブラがあるのに、しかもそれを使用する権利があるのに使わないのはもったいないというのが一つ。

もう一つは、隠されている方がセクシーである。という男的見解です。

(最近では男性用ブラがひそかなブームという大きな嘘がありますが、あれはブラじゃなくって、大胸筋強制サポーターですね。)

             ◆ ◆ ◆

まあ、そんなことはさておき、フランスでのトップレスの習慣というのは、僕の予想ではフェミニズムの行き過ぎが原因ではなかろうかと思うのです。

女性の解放をススメルにあたり、ビキニのブラなんか、いらないわね。第一こんなの邪魔。ない方がらくちん。

という発想と、それを受け入れる社会の土壌があったのではないか。


実は日本においても、60年代半ばくらいまでの農村地域では女性が上半身をあらわに生活していることは普通に見られる光景でした。(親父がそう言ってたし、資料にも残ってる)

下着を着用するようになったのも、白木屋百貨店の火事が発端だったというのは有名な話です。

             ◆ ◆ ◆

個人的には下着というのは文化的に成熟した社会には欠かせないものだと僕は思っているし、そもそも限られた人にしか見せないという特殊性があいまって大切なものだと思うんですよ。

だから、僕としては下着が女性の性を抑圧しているとはまったく思わないし、開放されたければ室内で裸で過ごせばそれでいいじゃない、と思う。(都会のひとり暮らしの場合、裸でだらだらする人って日本にも結構いると思う。)

でも、日本人がブラを着用し始めることと、フランス人が水着のブラをつけ始めることには大きな背景の違いがあるだろうな。

フランスは一周してもう一度ブラに目覚めたわけです。(林檎を齧ったのでしょう)

すると、日本ではもうすぐ逆にブラを外す時期に入るのか!

というと、そんなことはまあないだろうけど。



ピクルス

2009年05月12日 | ことばの避難所
五月というのは生命力に満ち溢れた時期で、公園やら道端やら緑が目に沁みる。

小さな音をたてて、めりり、と成長している。

人工的な都市に生きていると、その生命力に圧倒されそうになる。

庭の植物たちは、昨日よりもずっと大きくなっている。

ブロッコリイはさらなる大きなブロッコリイになる。

明日はもっとだ。

なんでこいつらはこんな元気なんだろう。と思う。

レモン齧りたい。

梅干のおむすび。

キクラゲの酢の物。


どうも僕はお酢が好きだな。

炒めものにもお酢が欲しい。

つけ麺にもお酢。

すっぱさは、いいです。


ちなみにバーボンには

ピクルスが一番。

※ピクルスを作る時には、カレー粉を少し足すと深みが増すとどこかで読んだので作りました。

結果はまあそれなりなんだけど、まだ少し物足りない。

ローズマリーとローレルは入れたんだけど、決め手になる香草は他にあるのではないだろうか…。

雨の いつもの朝だった

2009年05月06日 | ことばの避難所


昨日は どちらかと言えば物思いにふけった夜で、

はやめに過ぎ去ってもらいたい種類の夜だった。

この一年は夜は早く寝る習慣を続けている。


健全さは、不健全さを犠牲にして成り立っている。

そんな朝は 雨の いつもの朝だった。



見たくないものは見ないでいたい できる限り

2009年03月18日 | ことばの避難所


MステにOASISが出る時代。

できればドタキャンして欲しい。と思うのは、酷か。

大暴れしてくれたら嬉しい。観るつもりはないが、こっそり願っている。


痛いニュースが面白いよ、と言われてしばらく見てみたけど、

僕のオモシロイと思うツボとは違うと思い、やめた。


僕はどちらかと言えば、小さな声で語られる善悪の判断のつかない話が好きだ。


勧善懲悪に何かを裁いたり、叩いたりするのは、いじめと同じ理屈で楽しいかもしれない。

痛いニュースが含んでいる毒はある意味わかりやすく、それ故さもしい。



(いじめはその根本に楽しさがあるからこそ永遠になくならないと、僕は思っている)


僕は毒を含むものが好きだが、それはあなたの中にあるもので、

当然にして、僕の中にもある。






本日の一曲は、キャット・パワーで『Wonderwall』。

?グディングス・リナ?

2009年03月10日 | ことばの避難所


気が思い。

いや、気が重い。

走り過ぎたか。

そういう時もありますね。たまには。。

こういう時は諦めて、月見酒といこうか。

それがいい。

それでいい。

そう、そう!自分を盛り上げていかなくちゃ。

お前のふさいだ顔なんて、誰も見たくはないからな。まったく。

毎日、嫌でも机の前に座り、ペンを持ち、何かを書こうとすることに意味がある。

そういうなぐさみもまたいいじゃないか。

なんつって。な~に、言ってるんだか。

春めいて鈴木茂

2009年02月18日 | ことばの避難所
春めいたことをのんきに歌っていたら、鈴木茂氏大麻で逮捕か。

なんだか最近大麻絡みのニュース多い。

そして、見るたび思うんですが、、


大麻ごときでぐたぐた言うなよ

ウップス。。

文字化けです。

大麻ごと火でぐたぐた煮ようよ!(苦しい!!)

と、言いたかっただけです…。



音楽業界も右へならえの出荷停止ねえ、へえ~。

消えちゃう前に載せとこう。

みんな妙に怒りっぽい、ですね。まったく。


我今望確

2009年01月18日 | ことばの避難所
少し辛めのバーボンウィスキーをロックでなみなみ頂きたい。

え?モルトしかないんですか?

洒落てますね。それは。

いえ、別にいいです。モルトでもモルツでもザルツブルグでも、何でもいいですから。



-とにかく、僕は、 君に、 一杯何か頼むよ。-



あるものでいいから。

そう、それでいいんだ。


本当に あるものでいいんだから。








と、いうことなんだけどなあ。

自分に合わせた恋愛

2009年01月12日 | ことばの避難所
この日はいとこの結婚式。神前式に初めて参加したが、教会とは違って儀式色がかなり強い。個人的な意見だけれど、参列する側としては教会式の方が気楽でいいなあと思う。

もしくは、神社でやるなら人のあまりこないような静かな場所の方がいい。

儀式の最中に「蚤の市」開催されていたし…、お賽銭のじゃらじゃらという音が気になったので。

披露宴というものは結構好きで、パーティーの雰囲気や、お酒をついでまわる両家のお父さんの顔を見るのはなかなかいいもんだ。

みんな素の笑顔になる。

あと、見所は何といっても娘から父への手紙。

これは披露宴のクライマックスを盛り上げるもので、僕はこれを観にきたのだ!といってもいいくらい手紙を読み上げるシーンを心待ちにしている。

で、それが親類だろうと、友人だろうと、他人だろうと、関係なく泣ける!

あれはなんなんでしょうね、しゃべる前から鼻声になってたりすると、こっちもそういう気分になってくるんだよね。

多分、はだかの心を表明するって、強い力があるんだ。

そういう時の言葉は凝ってなくっていい。

なんだっていいんだ。




また、この日は小学校時代の同級生と20年ぶりくらいに再会し、ほぼ他人じゃんとは思いながらもあれこれしゃべり、結局4次会くらいまで居座って飲み明かした。

最終的におぼろげな意識の中で

同級生にあって「自分にあった恋愛」を諭される。

彼曰く、俺はお前と同じ種類の人間だ。と。

だからわかるのだ。と。

ほぼ聞き役で、僕は相槌だけを打ち続けながらビールを飲んでいた。

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

でも今は少なくとも恋愛って興味ないんだよね。

と、口には出さないまま夜のシャッター街を歩く。

酔いで目がしょぼしょぼしているのに、遠くの月だけはやけにはっきり見える。

君はそこにいるわけだし、まあ、それでいいじゃない。


そう月につぶやいてみる。

月はいつものようににっこり笑っている。

ああ見えてやさしいのだから、困るなあ。




なげけとて/月やはものを/思はする/かこちがほなる/我が涙かな

これは、西行法師か。