06年11月発売予定15巻収録話の雑誌ネタバレです。
バレ回避にちょいスクロール。
一番のニュースは「ハボ頭悪い公認」でしょう!!!
読んだ途端「真朱様っ!」とか口走ってしまいましたよ~!(笑)
そりゃあのメンツん中で確かにハボは頭悪いわな。でも、通信(=情報系最先端技術)と丸暗記辞書と士官学校トップと錬金術師の娘とゆー、国家錬金術師様に相応しい頭脳派部下ん中で、ひとり「東部の田舎の体力自慢」っつーハボの位置が、すんごいステキ!
だってそれでも選んだんだよ、ロイはハボを。うきゃーvv
それからブレダが士官学校トップっつーのにも驚き!!えええそんなに頭イイのお~!?
そんでさ。
この「マスタング組」が解散となってから。
この人物紹介ページを描く牛様ってば、ほんと容赦無いわあ、と思ったり。
これを追って、明朝、ロイに異動の挨拶に来るブレダ・ファルマン・フュリーとかゆーシーンが、描かれないかしらね。
「ハボの奴は来れないんで、こいつ預かってきました」ってブレダが投げて寄越すの。
パシッと受け取ったロイが手の中を見ると、黒焦げのジッポ。
びみょーに眉と口元をしかめるロイ。
んでブレダが「ロイ・マスタング大佐に敬礼!」と号令をかけ、デブとノッポとメガネがぴし!って敬礼すんの~!きゃ~!<夢、見すぎ。
んでもね。このメンバー、9,10巻の対ラスト戦のために生まれたキャラ、ゆえに今、退場なんだけど。
ブレダにはもう一度、活躍の場がくるよね、きっと。
ハガレンは「頭イイ奴」の話だ。主人公が天才なら周囲の人物も錬金術師や医者など「センセイ」と呼ばれる人たち。謎解きもバトルも頭脳戦。
だから「頭イイ奴」なブレダはきっと、再びストーリーに絡むと思う。
いや、物語上じゃなくてもさ。
士官学校トップだもん、軍組織で誰よりツブシが効くじゃん!
あと、あのメンツん中でいっちゃんオヤジ面だし!(笑) オヤジスキーな牛様の愛が注がれるんじゃないかとか期待。へへへ。
今月号のサブタイトルは「イシュバールの英雄」
誰がマスタングを「英雄」と呼んだか。
それは、名前も知られぬ部下たち。そしてそう呼ぶ理由も「貴方のお陰で俺たちは死ななかった」という、とても卑小で個人的なもので。
「英雄」という単語の、祭り上げられたイメージとは全く逆の。
そうだ。ハガレンはあくまでも個人的な理由とか感情とかが発端なんだ。
主人公エドにしろ、そして「英雄」マスタングも。
世界を救うとか運命を変えるとか、そんなご立派で高尚でちょい自己陶酔臭いものは、動機となならない。
だから、リアルだ。
だから彼らを身近に感じる。
どのキャラも、自分の事情で生きている。それをおためごかしで誤魔化すことさえしない。ちっとも偉く無いし、偉そうにしないんだ、誰も彼も。
だから私はハガレンが好きだ。
イシュバールで、英雄、とマスタングは言われた。とても卑小で個人的な、けれど真実の信頼でもって。
ここで、マスタングの目つきが変わった。
焔がついた。
マスタングが選んだ部下達は解散させられてしまったけれど。
次はきっと、マスタング「を」選ぶ部下達が、新たに集うのだろう。英雄のもとに。
……って、来月以降のモブキャラにこの「貴方の隊ですよ」っつった奴らの誰かが混ざってないか探す楽しみができたわv とか素直に言っときゃいいのに(笑)
あっ、今までの巻も読み返せってか?!
マスタングは青臭い理想を語る甘ちゃんだ。
そこが、いい。
マスタングは「主人公の少年らを見守る大人」として生まれたキャラクターだ。主人公が15歳という設定は読者がその年代だから。そしてマスタング29歳は当時の作者と同じ歳だ。
その大人が、分かった風でもなく悟った風でもなく擦れてもおらず諦めてもいない。
特にイシュバール時代の若いマスタングは、読者がちょっと目線を上げれば見えてくる年齢。
「悩みながらも逃げなかった」だから「英雄」となった。
青臭い、そして真っ直ぐな、大人の作者から少年たちへのメッセージ。
あ、マスタングだけで今月号の感想が終わってしまう。
えっと。
一番のニュースはハボですが、二番のニュースはスカー兄の錬金術書!
家族の唯一の形見だもの、スカー絶対今でも持ってる。これが突破口なのかな、対「お父様」の。
それにしても、スカー兄さえ名前出てこなかったですね。スカーたちの名前には何の意味があるんだろう。
以前、真朱様がスカーとアルを「兄がいるか、失ったかで、対照的なキャラ」と語っていて、うわーなるほど!と思ったのだけれど。
アルの魂の代償に、エドの心臓が持っていかれなくて、ほんとに良かった…。
あ。
でもスカーの激しい気性はむしろエドに通じるかもとか、エドがリゼンブールを焼き払われてアルもピナコもウィンリィも失ったらやっぱりスカーと同じように復讐者になってしまうんだろうかとか、そっちに発想が広がるのはいいけどさ。
その設定でロイエドシリアスとかイイかも?!とかそっちに発想が転がるのはやめよう!止め!ヤメ!
いやー、15巻はホント、題が「焔の錬金術師」でいいよね?!
表紙は若ロイ若ヒュ若リザで!や、ど真ん中に両手広げて偉そうに笑うキンブリでもいいですけど!(笑)
でもキンちは表紙よかオマケページよね!絶対ギャグで遊ばれるタイプだ!
カバー裏が「背表紙に入りきらなかった死亡キャラ」とかで埋め尽くされていてもまた良し。
トラックバック ハガレンピープル くつろぐ
クリック募金
バレ回避にちょいスクロール。
一番のニュースは「ハボ頭悪い公認」でしょう!!!
読んだ途端「真朱様っ!」とか口走ってしまいましたよ~!(笑)
そりゃあのメンツん中で確かにハボは頭悪いわな。でも、通信(=情報系最先端技術)と丸暗記辞書と士官学校トップと錬金術師の娘とゆー、国家錬金術師様に相応しい頭脳派部下ん中で、ひとり「東部の田舎の体力自慢」っつーハボの位置が、すんごいステキ!
だってそれでも選んだんだよ、ロイはハボを。うきゃーvv
それからブレダが士官学校トップっつーのにも驚き!!えええそんなに頭イイのお~!?
そんでさ。
この「マスタング組」が解散となってから。
この人物紹介ページを描く牛様ってば、ほんと容赦無いわあ、と思ったり。
これを追って、明朝、ロイに異動の挨拶に来るブレダ・ファルマン・フュリーとかゆーシーンが、描かれないかしらね。
「ハボの奴は来れないんで、こいつ預かってきました」ってブレダが投げて寄越すの。
パシッと受け取ったロイが手の中を見ると、黒焦げのジッポ。
びみょーに眉と口元をしかめるロイ。
んでブレダが「ロイ・マスタング大佐に敬礼!」と号令をかけ、デブとノッポとメガネがぴし!って敬礼すんの~!きゃ~!<夢、見すぎ。
んでもね。このメンバー、9,10巻の対ラスト戦のために生まれたキャラ、ゆえに今、退場なんだけど。
ブレダにはもう一度、活躍の場がくるよね、きっと。
ハガレンは「頭イイ奴」の話だ。主人公が天才なら周囲の人物も錬金術師や医者など「センセイ」と呼ばれる人たち。謎解きもバトルも頭脳戦。
だから「頭イイ奴」なブレダはきっと、再びストーリーに絡むと思う。
いや、物語上じゃなくてもさ。
士官学校トップだもん、軍組織で誰よりツブシが効くじゃん!
あと、あのメンツん中でいっちゃんオヤジ面だし!(笑) オヤジスキーな牛様の愛が注がれるんじゃないかとか期待。へへへ。
今月号のサブタイトルは「イシュバールの英雄」
誰がマスタングを「英雄」と呼んだか。
それは、名前も知られぬ部下たち。そしてそう呼ぶ理由も「貴方のお陰で俺たちは死ななかった」という、とても卑小で個人的なもので。
「英雄」という単語の、祭り上げられたイメージとは全く逆の。
そうだ。ハガレンはあくまでも個人的な理由とか感情とかが発端なんだ。
主人公エドにしろ、そして「英雄」マスタングも。
世界を救うとか運命を変えるとか、そんなご立派で高尚でちょい自己陶酔臭いものは、動機となならない。
だから、リアルだ。
だから彼らを身近に感じる。
どのキャラも、自分の事情で生きている。それをおためごかしで誤魔化すことさえしない。ちっとも偉く無いし、偉そうにしないんだ、誰も彼も。
だから私はハガレンが好きだ。
イシュバールで、英雄、とマスタングは言われた。とても卑小で個人的な、けれど真実の信頼でもって。
ここで、マスタングの目つきが変わった。
焔がついた。
マスタングが選んだ部下達は解散させられてしまったけれど。
次はきっと、マスタング「を」選ぶ部下達が、新たに集うのだろう。英雄のもとに。
……って、来月以降のモブキャラにこの「貴方の隊ですよ」っつった奴らの誰かが混ざってないか探す楽しみができたわv とか素直に言っときゃいいのに(笑)
あっ、今までの巻も読み返せってか?!
マスタングは青臭い理想を語る甘ちゃんだ。
そこが、いい。
マスタングは「主人公の少年らを見守る大人」として生まれたキャラクターだ。主人公が15歳という設定は読者がその年代だから。そしてマスタング29歳は当時の作者と同じ歳だ。
その大人が、分かった風でもなく悟った風でもなく擦れてもおらず諦めてもいない。
特にイシュバール時代の若いマスタングは、読者がちょっと目線を上げれば見えてくる年齢。
「悩みながらも逃げなかった」だから「英雄」となった。
青臭い、そして真っ直ぐな、大人の作者から少年たちへのメッセージ。
あ、マスタングだけで今月号の感想が終わってしまう。
えっと。
一番のニュースはハボですが、二番のニュースはスカー兄の錬金術書!
家族の唯一の形見だもの、スカー絶対今でも持ってる。これが突破口なのかな、対「お父様」の。
それにしても、スカー兄さえ名前出てこなかったですね。スカーたちの名前には何の意味があるんだろう。
以前、真朱様がスカーとアルを「兄がいるか、失ったかで、対照的なキャラ」と語っていて、うわーなるほど!と思ったのだけれど。
アルの魂の代償に、エドの心臓が持っていかれなくて、ほんとに良かった…。
あ。
でもスカーの激しい気性はむしろエドに通じるかもとか、エドがリゼンブールを焼き払われてアルもピナコもウィンリィも失ったらやっぱりスカーと同じように復讐者になってしまうんだろうかとか、そっちに発想が広がるのはいいけどさ。
その設定でロイエドシリアスとかイイかも?!とかそっちに発想が転がるのはやめよう!止め!ヤメ!
いやー、15巻はホント、題が「焔の錬金術師」でいいよね?!
表紙は若ロイ若ヒュ若リザで!や、ど真ん中に両手広げて偉そうに笑うキンブリでもいいですけど!(笑)
でもキンちは表紙よかオマケページよね!絶対ギャグで遊ばれるタイプだ!
カバー裏が「背表紙に入りきらなかった死亡キャラ」とかで埋め尽くされていてもまた良し。
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ハボック、「頭悪い」公式宣言! 私も「おやぁぁ?」と思いました。これではあのサイト様の「軍人としてなかなか的確で有能なハボ小説」はなりたたなくなる…などとはチラとは思いましたが、でもだからこそ際立つその「素朴な人の良さ」。下半身不随になって表舞台から姿を消したハボックですが、私はどこかで出てくると思っています。多分(根拠なし)。だってヨキでさえしっかり復活させて活躍(?)させている牛様ですもの、ハボックなんてきっと活躍場面ありありですよ。多分。
アニメではハボックしか目立ってはいませんでしたが、原作ではしっかり性格づけと設定が生かされていたのがやはりいいですよね。ブレダも、その頭の良さをどこでどう発揮してくれるのかたのしみですね。
ロイ分析はさすがですね!
>世界を救うとか運命を変えるとか、そんなご立派で高尚でちょい自己陶酔臭いものは、動機となならない。
だから、リアルだ。
だから彼らを身近に感じる。
どのキャラも、自分の事情で生きている。それをおためごかしで誤魔化すことさえしない。ちっとも偉く無いし、偉そうにしないんだ、誰も彼も。
だから私はハガレンが好きだ。
「鋼」の特徴をずばりと言い当てられていらっしゃいます!さすが!
そう、物語の出発点は、人間としての極めて自然な情ですよね。エドで言えば、優しい母親にもう一度会いたかった。そして弟を失いたくなかった。次に弟の体をどうしても取り戻したいと思った。すべて自然な、私たちも素直に感情移入できるリアルな「情」の世界。
だからおもしろい、というのは大いに同感です。
そこに生命を作り出す傲慢と恐怖、戦争の狂気・科学の暴発を背景に錬金術の楽しさとアクションのおもしろみをプラスして、昔ながらの旅をして成長する少年像のニュアンスも組み合わせて、これ以上ないくらいなブレンド具合で作り出されたのが「ハガレン」。
でもその基本は、母を恋い兄弟を思い、大切な人を守りたいと思う人間の情。だから、問答無用の説得力ある物語になるんだと私も思います。
私もハボは、性格いい奴だし謙遜も含んで自分で頭悪いしって言ってるだけだと思ってたので、ええーロイ(だよねあそこの独白)まで頭悪いってゆっちゃうのー!と笑いました。
どなたかが主席のブレダと落第すれすれのハボがつるんでいる士官学校か、いいなあー!と仰っておられましたが、本当、それっていいなあ!!
うん、ハガレンって情が深い。すごく。
からっとした絵柄と展開なのに、誰も彼も、想いが深くて。
ハガレンの、少しも偉そうじゃないところ。それはきっと作者の荒川弘さんがそうなのだと思うのだけど、そういう所が私はとても好きです!