ガンガン感想ですー

遅くなりました！
今月のガンガン感想です。最初はネタバレ無し、後半ネタバレ。

まずは、も一度表紙の話。
やんも、かわいいんだからっ！！
エドが表紙で、誰かより背が高いって、初めてよね！(笑)　マカちゃんありがとーv
それと、エドを意識してマカちゃんがリボンでアンテナ作ってくれてるとこが、いいよねえ！
大久保先生は作者のひと言ページでも「夏に行きたい所」というお題に「エドの故郷のリゼンブール」って答えてらして、鋼好きでらっしゃるんだわあ～と思いました♪このサービス精神、嬉しいですv　大久保先生ありがとうございました！！

ちなみに荒川弘先生のひと言は
「大久保先生との合作表紙楽しかったです！！　夏に行きたい所はオホーツク流氷展示館に。」
オホーツク流氷展示館とは、北海道網走にある「オホーツク流氷館」のことでしょう。防寒着を着てマイナス１８度の室内で流氷に触ることができるそう。

次にカラー扉。
見開きに、アルがピンですよっ！
アルだけのカラーって、以前・・・０４年夏だっけ？あの時の「青ガンガン」の表紙、以来じゃないかしら？
シリアスなカラー絵では常に、アルのちょんまげが短くなっているのをさりげに誤魔化してらした荒川先生、今回は構図を優先して１７巻以来？の長い房飾り。
正面を向いたアルの、「強い目線」。鎧であっても、鎧のままに、その感情を表情を描く、荒川先生の力量とチャレンジ。
荒川先生はアルを愛しているなあ！
そして私は、アルの鎧が象徴する、ストイックで挑戦的でモノズキな、荒川先生の姿勢が大好きだ！

ページ数は４２ページ（見開き扉、カラーページ１枚含む）でした！
このまま４０ページ台ペースで行くかなあ？

以下はネタバレ。ちょっとスクロール開けますね。


























兄さんが馬鹿でバカで、かわいいなあもう！！
先月号のあのヒキで「うわあ、アルーーっっっ！！」ってアルファンが軒並み叫んだっていうのに。
「反抗期？」
アホですかっ！（爆笑）

明りを消すと影も消える、というとこに着目するのはさすがだけど、その後は暗闇では「役立たず」
挙句、いいとこ全部、ランファンに持っていかれるという・・・。
誰だ主人公は！(笑)

ランファンー！
ぎゃー強そうな機械鎧っ！長い刀！誰が製作したんだろ？（私はドミニクさんが作ってたらいいなーと）
やっぱ、ぱっと表れて「役立たず」を救うのは、女性キャラですよねっ！

キメラ達がそれぞれ、夜目とか鼻とか得意分野持ってるとこが、デビルズネストのキメラたちを彷彿とさせて、いいなあ。


でもって。
そのライオンキメラ・ハインケルが襲う「プライドの容れ物」
「この姿に動揺せず攻撃してくるとは」とプライド自身が言う。つまりこの「子供の姿」がニンゲンに及ぼす効果を、プライドは知っている。
私、08.8.4付け記事にあるように、「セリムとプライドは別存在」という仮説を立てているので、この辺りのシーンはちょっと、辛いです・・・倒されてる「セリム」が冷たい目をしてるからまだ救いが；
えー、ここはもちょっと連載が進むまで置いておきますね。

グリードはなぜプライドがこのスラムを知ったのか、東部の動きを知らない。
エドはまだ、プライドがセリムであると知らない。
ハインケルはたぶん、セリムが大総統の息子であると知らない。

読者が知っていて、キャラは知らないこと。
それは早晩、キャラに対しても明らかになるだろうけれど、さて？


あっと忘れてた。前半のグラマン将軍。
うわあ、彼もまた、マスタングを応援する好々爺などでは決して無いワケですね。いやん、嬉しい。やっぱりジジイは一癖もふた癖もなくっちゃ♪
ホークアイをはじめマスタング組のように、誰かを後押しするため、というのはいい。ワクワクする。
でもそればっかじゃ味付けが単純。
グラマンのように、自分の欲望のためってーのは、もっといい。ニヤニヤする。
ずっと昔の台詞「孫を未来の大総統夫人に」も、単に孫に結婚という幸せを、とかじゃーなくて、もちろんそれもあるだろうけど、それより「けしかけて、漁夫の利」の腹づもりだったって可能性のが高いわけだ。いいなあいいなあ！
グリードの狙いといい、この辺りも気が抜けませんね～v　

そんで、このメンツ相手に、ホントにマスタングは大総統レースに勝てるのか？！
と、とても勝てるとは思えない・・・（苦笑)


狸のグラマン将軍。
その狸加減を当然知っているであろう、マスタングとアームストロング姉。
ホムンクルスの気配を察知できるシン組。
特殊能力と元軍人の容赦無さを持ってるキメラたち。
エドは頭脳。錬金術とひらめき。そして他人を巻き込めない甘さ。

それぞれの能力がそれぞれに活かされて、これから誰がどう動くのか。
ああもう、楽しみだー！！