歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

ガンガン9月号(先月号)その2

2005年09月07日 | ◆新刊読んだ!
「鋼の錬金術師」◆
兄弟リンクの話があったじゃない?11巻で。エドとアルの精神が混線しててとかゆう。
あれさ、私、うーん?って思ったんだ。
少年少女読者向けに詳しく説明する必要があるのはわかる。
あと、アニメ印象と切り替えてもらうためにも、アルは扉の中で成長してる(かも)という根拠を示しておく必要があったのかもしれない。
でもさ、どうせ最初っからトンデモ設定なんだもん。あまり詳しく説明したら返って突っ込み受けちゃうし、何気にさり気に誤魔化してた方がいいんじゃないかしら、って思ったんだ。(ほら機械鎧の技術なんかはそーじゃない?)


でも。
あれは、もしかして、この話の伏線?

エドがグラトニーに飲み込まれた。
あれは、「お母さん」を錬成した時の、逆パターンだ。
アルの手は届かなかった。

「オレはあの日無意識に『持っていかれた』と言った。『死んだ』ではなく『持っていかれた』んだ おまえは」

だから、アルはエドが死んでいないと感じるはずだ。
だから、アルの左手をグラトニーに飲ませたんだ。アルに手パンをさせない為に。

自らを代償にエドを取り戻す道を絶たれて。アルはどう動くのか。
くーっ!早売りがうらやましいよう!!
待つよ12日月曜日。
待つのもまた、楽しみなのさ。

トラバ
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4 コメント

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Unknown (さくら)
2005-09-07 15:23:00
>アルに手パンをさせない為に。



あああ、そっか! そうだそうだ、きっとそうだ! 目からウロコです(今回、私は大佐のことで頭一杯で・笑)。



前の方から読み返すと「ああ! これ伏線か!」って思うこと、ありますよね。月刊ペースで読んでいると、けっこう取りこぼしていたりして、他人様の指摘でハッとなります。
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早速のコメントありがとう! (歌猫◆管理人)
2005-09-07 17:06:40
うを!?早い!

さくら様コメントありがとうございます!

ええ、ええ。大佐も、すげーやばくてドキドキですよね!

30男といえど、所詮は若造、そんなロイの描写が好きです。今はまだ、絶対ブラッドレイには勝てないから、もうどうするんだろうと!



伏線かどうかはわからないのだけど。

アルの手を三度奪った作者の意図はなんなのかなーと、考えてみました。

あの場所で、エドはアルの手を拾ったりするのかしら。
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やはり手パン (さや)
2005-09-07 18:00:02
>アルに手パンをさせない為に。

>自らを代償にエドを取り戻す道を絶たれて。



あ、やはり皆さん思うところ同じなようで。

わたしもここ、ウハーって来ましたよ!!

歌猫さまの分析、すごい!!!!



確かに、あの慟哭ぶりじゃ、手パンでもセルフ練成でもやりかねないですよね!(て言うかやったらアニメと同じじゃんってことになっちゃいますよね…。)

スゴイスゴイ…考えた荒川先生も、見抜いた(かはわからないけど)歌猫さまも!



>あの場所で、エドはアルの手を拾ったりするのかしら。



これもいいですね…! ある意味劇場版で鎧持ち帰ってるエドみたいな萌え(だいぶ意味違いますが)感じます。



でもあれですね、エドはアルの手が吹っ飛んでるの知らないので、あの手見つけたらパニックになっちゃいそうですね。「アルも飲み込まれたのか!?」って。



あー、こんなに月刊誌が待ち遠しいのは、ときめきトゥナイト連載時のりぼん発売日以来だわ…!
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 (歌猫◆管理人)
2005-09-09 20:50:16
さや様コメントありがとう!

うん。グラトニーの腹の中の目が、真理の扉の中の目と似てるから、「手が届かなかった」というシチュエーションもまた類似してるな、って思ったり。



けれど今回は左手。

いつも、鎧アルもエドも、失うのは右手だったのに。

アルが練成陣を描く必要が、この後に待っているのかなあ。右手が作る/壊す力の象徴だとしたら、左手は何なんだろう。



そんな意味なんか無いのかもしれないんだけど。

深読みぶって考えるのも、楽しいのです♪

早く来い来い発売日~。

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