在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

ベニスのぼったくりレストラン 

2018-02-02 18:07:19 | 行ってはいけない
ベニスのぼったくりレストラン


これが外観


友人がFBでアップしたものを、パラパラと見ていて見つけた。

ずっと以前、ローマの某レストランPでボラれた日本人カップルの話が話題になったが、よーく見ると、こちらの方がかなり悪質。

ローマのレストランPは、実は経営者のお父さんをちょっと知っていて、息子の代になっていったい何をやらかしたのかと興味があったので覚えているが、二人で、豪勢にいろいろなものを頼み、450ユーロくらいの支払い請求が来たはず。
もちろん、いろいろなものを、言葉のわからない日本人カップルが頼むはずはないので、

なになに食べる〜?おいしいよー  これはお願いする

これもあるよ〜  キョトン

これとこれもあるけど〜   お願いしたつもりはない

というようなシチュエーションで、頼んでもいないもの(頼んだつもりのないもの)をどんどん持ってきて、最後に、ハイいくら、と請求したのだろうと想像がつく。

しかし、この場合は、とにかくその料理を作り提供したわけで、少なくとも材料費はかかっている。
もちろん悪徳なのには変わりないが。

さて、今回のベニスの方は、というと。。。

どうも、他にも相当ボラれているよう。
日本人4人、魚介のフライとステーキ4皿で1100ユーロとか記事が出てくる。

レシートの写真は他にも出てきたが、私がFBで目にしたのはこれ。
正式なレシートで、去年の3月。かわいそうに。


これがたまたま目にしたFBの記事

上から。

copertoは、いわゆるテーブルチャージ。二人で5ユーロは安い。
bollito mistoは、茹でた肉のミックス。1人前になっているが、量は多いと想像する。だからか、60ユーロを請求している。せいぜい30ユーロのメニュー。。。。
なぜか、 segueは、続くの意味。
risotto a piacereは、お好みで料理したリゾット。いったい何だったのかにもよるが、オマール海老のリゾット(のはずはないだろう)でも30ユーロ。それが1人前65ユーロ。ひえーーーーー
次のfritturaはフライ。多分、エビとイカとか。。。それが96ユーロ。多分、もしかしてよくある冷凍物かもと思うのに。。。
bibita spina mediaは、生ビール(中ジョッキ、400cc)? ベニスで15ユーロはわかる。

しかし、一番不明なのがmaggiorazione。。。。。。。。「付加」代金。なんのこっちゃ。

合計、お二人で約270ユーロ。

ベニスは高いが、どこにいっても高いが、ちょっと法外。

経営者は中国っぽい名前だが、記事によると、イタリア人と中国人とエジプト人が絡んでいるらしい。
住所がしっかり載っているので(San Marco-Mercerie 4951)絶対に近づかないようにして欲しい。

さすがに、摘発されて20000ユーロの罰金になったというが、ほとぼりが冷めたらまたやりだすかも。
気をつけようー

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