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在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

旅行、それも新婚旅行を控えていたら、くれぐれも直前に妊娠しないように

2018-11-02 15:37:31 | 何故か突然海外旅行保険とイタリアの医療
本当に気をつけてくださいね〜


このところ、医療通訳で、偶然にも、2件続けて妊娠している方に関わった。
どちらも、出発の直前か、ほぼ直前に妊娠がわかったとのこと。

何ヶ月も前から楽しみにしている旅行を直前に控え、1ヶ月を切っているので、キャンセルするにはまあまあのキャンセル料がかかってしまう。
準備も万端、すでに心はヨーロッパ〜という中、何事もないかどうかは賭けのようなもので、なかなかすぐに取りやめようとはならないような気がする。

どうする〜??行く〜??やめる〜??と考えたには違いない。
でも、きっと大丈夫だよ〜、と楽観的に考えた。。。。

1件は、旅行が原因ではないが、残念ながら流産となってしまった。
もちろんかなり初期の化学的流産で、旅行の予定が入っていなくても流産になっただろうというケースだったが、もう1件は、幸い流産にはならなかったものの、日程がハードな上に、カプリ島までの船が揺れに揺れ、アマルフィ海岸のドライブも加わり、かわいそうに、相当苦しい状況になってしまった。

もし、日程がハードでなければ、または、天候が悪くなければ、病院に運ばれるほど具合が悪くはならなかったかもしれない。
しかし、こればかりはわからない。

どちらもかなりの初期で、昔なら、ただ生理が遅れているだけ。。。と思ったかもしれないが、情報がこれだけ進んでいる昨今、かなり初期の段階で、妊娠がほぼ正確にわかるようになっている。

本来なら、おちおち旅行、それもはるばるヨーロッパ旅行なんてしている場合じゃあない、というのが医師の意見だが、直前にわかって、結構な金額のキャンセル料を払わないといけないことも考えると、きっと大丈夫だよ〜、となってしまうような気がする。

そこで、旅行、それも新婚旅行ならなおさら、直前に妊娠しないようにだけは気をつけた方が良いと思う。

安全を取ってキャンセルするのは、金銭的にも打撃だし、当然楽しみにしていた思い出の旅行、また、せっかく休みを取ったのに、ぽっかり日程が空いてしまうのも悲しい。
行けば行ったで、団体旅行はハードスケジュールが多いし、具合が悪くなって、離団するような羽目になるのは避けたい所。
それでも、無事に帰れれば良いが、運が悪ければ、本当に流産になってしまう。
また、さらに、妊娠が原因で具合が悪くなったときは、せっかくかけた保険が降りないことも多い。
そうなると、諸費用が全部自費になってしまう。

つまり、かなり踏んだり蹴ったりになってしまう。

そこで、どうか、海外旅行を控えているカップルがいたら、真剣に考えることをお勧めする。

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