真夜中の共食い Da Cesare にて
イタリアで子育てを始めた時、日本の育児書に「子供の食事は20時までに終わらせること」とあって非常に困った。
春から秋(夏時間)のイタリアの20時はまだかなり明るい。
真夏だと日が暮れるのは21時を回ってからだし、20時は、まだ海に入っていられる時間。
だから、20時に夕食を食べろ、と言われても、食べる気分にならない。
そこで、だんだんと夕食開始の時間が遅くなり、21時、22時、はたまた23時過ぎから食べる事もあり、となってしまう。
子供は、さすがに23時に食べることはないだろうが、夏休み中、バカンス地で22時ごろからというのはアリだと思う。
そうやって育つと、夕食が遅いことにだんだん慣れてくる。
そこで、今回のように、夕食開始が23時半ごろになってしまうことも極端ではないわけである。
秋から続いていたアルマンドのネッビオーロのコルソの終了が、本当は4月の初めだったのだが、1回、インフルエンザでお休みになり、5月に延びた。
何せ代講する人が(代講できる人が)いないので仕方ない。
音頭を取る人がいて、最後の授業の後に、みんなで食事会をしよう、ということになった。
コルソを取っている45人のうち、当人アルマンドも出席し、全員で30名以上参加という大夕食会。
幸い、授業の行われるホテルのすぐそばに、有名レストラン「ダ・チェーザレ」があるので、そこで行われることになった。
通常の授業開始時間は20時。終わるのは22時30分を回って、23時近くになる事が多い。
つまり、開始時間、早くて23時、遅くなったら23時を回ってしまうという夕食をオーガナイズするのは日本ではあり得ないだろう。
日を改めて~で終わってしまう。
日を改めず、ついでに~となるのはイタリア。
さて、最後の授業は、「軽い」はずだったのが、ヴァルテッリーナを1回でやってしまうわけで、内容は濃くなり、10種のワインが用意されていた。
私は(まだ)日本人なので、心の中で、ひえ~
いったい何時に終わることやら。。。。。。。。。。。。
(実は、翌日は、早朝から仕事でピエモンテに行くことになっていた。。。。)
全員参加ではないと言っても、ほとんどの人が参加するから早めに終わらせて。。。。とならないのが、これまたイタリア。
いつもより長~い授業が終わったのが23時10分。
さっさと移動する人、どうせすぐに始まるわけじゃないからとのんびり移動する人(私たちのグループは後者)といて、すぐ近くとはいえ、レストランに全員揃ったのが、23時半になった。
これから夕食。ひえ~。。。。
前菜数種。
パスタは無しと聞いていたのだが、おまけで、やや少なめの量(ありがたや、ありがたや。。。)が出てきたのは、当然(夜中の)12時をとっくに回っていた。
メインは、各自で選択。
本当はもう少し軽めのものが良かったのだが、せっかくだし、まさか量がこれだけ多いとは思わず、極め付けローマ料理、「牛の尻尾のトマト煮込みCoda alla vaccinara」を頼んだ。
「ダ・チェーザレ」のコーダ(牛の尾)はローマでも5本指に入る美味しさ。
人数が多いこともあるが、その絶品のコーダが運ばれてきたのは1時。それも、正規のワンプレートの量で出てきて、ひえ~
この時間にこれだけの量を誰が食べるの???食べられるの?????
そして、私の場合、「牛の尾っぽ」は共食い。。。
メイン終了時点で帰る人がパラパラと。
その後、デザート、カフェ。。。お開きは当然2時を回った。
さて、集まったワインは写真の通り。
喧々囂々、一体どれだけやり取りをしたかわからないくらい長いグループでのチャットを経て、小グループに分けての持ち込み。
すんなり決めればいいのに決まらないのがイタリア人。
そして、こういうことにかけるパワーは半端ではない。
全部で11種のはずだったが、なぜか8種??? こういうところは本当に、なあなあ。。。。(あとの3種合計6本はどこに消えたのか???)
そしておまけのシャンペン付きで、合計9種。
授業で10種、その後の9種、一晩で合計19種を飲んだわけだ。
(試飲会では50種単位で飲むので、珍しいわけではないが。。。。)
てんでバラバラのワインの、中でも一番印象に残ったのが、私たちが持参したアルト・アディジェのピノ・ビアンコ。
選んだのは友人パオロ。拍手~
イタリアで子育てを始めた時、日本の育児書に「子供の食事は20時までに終わらせること」とあって非常に困った。
春から秋(夏時間)のイタリアの20時はまだかなり明るい。
真夏だと日が暮れるのは21時を回ってからだし、20時は、まだ海に入っていられる時間。
だから、20時に夕食を食べろ、と言われても、食べる気分にならない。
そこで、だんだんと夕食開始の時間が遅くなり、21時、22時、はたまた23時過ぎから食べる事もあり、となってしまう。
子供は、さすがに23時に食べることはないだろうが、夏休み中、バカンス地で22時ごろからというのはアリだと思う。
そうやって育つと、夕食が遅いことにだんだん慣れてくる。
そこで、今回のように、夕食開始が23時半ごろになってしまうことも極端ではないわけである。
秋から続いていたアルマンドのネッビオーロのコルソの終了が、本当は4月の初めだったのだが、1回、インフルエンザでお休みになり、5月に延びた。
何せ代講する人が(代講できる人が)いないので仕方ない。
音頭を取る人がいて、最後の授業の後に、みんなで食事会をしよう、ということになった。
コルソを取っている45人のうち、当人アルマンドも出席し、全員で30名以上参加という大夕食会。
幸い、授業の行われるホテルのすぐそばに、有名レストラン「ダ・チェーザレ」があるので、そこで行われることになった。
通常の授業開始時間は20時。終わるのは22時30分を回って、23時近くになる事が多い。
つまり、開始時間、早くて23時、遅くなったら23時を回ってしまうという夕食をオーガナイズするのは日本ではあり得ないだろう。
日を改めて~で終わってしまう。
日を改めず、ついでに~となるのはイタリア。
さて、最後の授業は、「軽い」はずだったのが、ヴァルテッリーナを1回でやってしまうわけで、内容は濃くなり、10種のワインが用意されていた。
私は(まだ)日本人なので、心の中で、ひえ~
いったい何時に終わることやら。。。。。。。。。。。。
(実は、翌日は、早朝から仕事でピエモンテに行くことになっていた。。。。)
全員参加ではないと言っても、ほとんどの人が参加するから早めに終わらせて。。。。とならないのが、これまたイタリア。
いつもより長~い授業が終わったのが23時10分。
さっさと移動する人、どうせすぐに始まるわけじゃないからとのんびり移動する人(私たちのグループは後者)といて、すぐ近くとはいえ、レストランに全員揃ったのが、23時半になった。
これから夕食。ひえ~。。。。
前菜数種。
パスタは無しと聞いていたのだが、おまけで、やや少なめの量(ありがたや、ありがたや。。。)が出てきたのは、当然(夜中の)12時をとっくに回っていた。
メインは、各自で選択。
本当はもう少し軽めのものが良かったのだが、せっかくだし、まさか量がこれだけ多いとは思わず、極め付けローマ料理、「牛の尻尾のトマト煮込みCoda alla vaccinara」を頼んだ。
「ダ・チェーザレ」のコーダ(牛の尾)はローマでも5本指に入る美味しさ。
人数が多いこともあるが、その絶品のコーダが運ばれてきたのは1時。それも、正規のワンプレートの量で出てきて、ひえ~
この時間にこれだけの量を誰が食べるの???食べられるの?????
そして、私の場合、「牛の尾っぽ」は共食い。。。
メイン終了時点で帰る人がパラパラと。
その後、デザート、カフェ。。。お開きは当然2時を回った。
さて、集まったワインは写真の通り。
喧々囂々、一体どれだけやり取りをしたかわからないくらい長いグループでのチャットを経て、小グループに分けての持ち込み。
すんなり決めればいいのに決まらないのがイタリア人。
そして、こういうことにかけるパワーは半端ではない。
全部で11種のはずだったが、なぜか8種??? こういうところは本当に、なあなあ。。。。(あとの3種合計6本はどこに消えたのか???)
そしておまけのシャンペン付きで、合計9種。
授業で10種、その後の9種、一晩で合計19種を飲んだわけだ。
(試飲会では50種単位で飲むので、珍しいわけではないが。。。。)
てんでバラバラのワインの、中でも一番印象に残ったのが、私たちが持参したアルト・アディジェのピノ・ビアンコ。
選んだのは友人パオロ。拍手~