在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

コロッセオに落書き

2017-01-18 14:40:36 | もろもろ、つれづれ
コロッセオに落書き




落書きだらけの国イタリア。
しかし、列車も地下鉄も、以前に比べるとかなり少なくなった。

列車の外に貼る日本製の薄いフィルムが、高いが効果的ということで使い始めてる、と、ずっと昔、仕事で訪れたイタリア国鉄の人から聞いたことがある。
これを貼ると、落書きされても水でサッと消せるのだそうだ。

そのフィルムが功を発しているのか、多少はモラルも向上していることもあり(たぶん。。。)、名物だった列車の落書きはだいぶ少なくなってきている。

観光地の落書きも、その昔は、それはまあありとあらゆるところにあったが、これはモラルの向上で少しは良くなっていると思う。
町中、あっちこっちビデオカメラがあるから、すぐに捕まるし。

さて、コロッセオもご多分に漏れず、昔はかなりの落書きがあった。
特に内部にである。

もう随分前、内部を一掃して綺麗になったあと、韓国人の落書きが目立っていたことがあったのを覚えている。
綺麗になった壁に堂々と書いていたので、余計目立っていた。

しかし、それもだいぶ前の話。

その後も世の中は少しずつ変わってきているわけで、今頃コロッセオの外に落書きをしちゃあまずいよ、ということくらいは誰にでもわかると思う。

どこにでもカメラがあるから、すぐに捕まって(高額な)罰金になるしね。

ところが、ということも考えず、落書きをした輩が久々に出現した。

まだ捕まっていないようだが、ビデオを分析して、そのうち捕まるだろう。

と、同じ日、夜中、酔ったついでに、閉まっているコロッセオの柵によじ登り、侵入。
しかし、中で滑ってコケて落下、骨折したブラジル人が二人(骨折はうち一人)いたそうな。

こちらは現行犯逮捕。

若気のいたり??30代だけど。。。
親の顔が見たい。

昨日のRAI(イタリア国営放送)のオンライン新聞から。