うりぼうのシネ煉獄

映画・ゲーム・テレビ・本の感想をまったり書きます。

アストロノーツ・ファーマー

2012年12月17日 | 日記
 うちの親父が夜なべして作った手作りロケット~~ぉ♪


 ということで、他のDVDには行っていた予告編を観て人目で惹かれた映画をさっそくレンタルしてきて観ました!「アストロノーツ・ファーマー/庭から昇ったロケット雲」2007年の映画。


 片田舎で農場を営むおっさん(ビリー・ボブ・ソーントン)が自分ちの納屋でロケット(しかも有人!)を手作りして飛ばそうとするっていう話。
 最初は冗談だと思ってスルーしていたNASAとかFBIとかもガチでロケット燃料を買い出したところで焦って止めに入るのだが…


 こういう話って「事実は小説よりも奇なり」の流れで「事実を元にしています」てな感じになりそうですが、フィクションみたいです。
 一応主人公のおっさんは若い頃宇宙飛行士を目指してNASAにいたり、宇宙工学を学んでいたり、とロケット手作りはあながちイカれたおっさんの世迷言ではないって設定にはなっています。

 銀行に借金しつつロケット作りにまい進するおっさんの夢に家族も協力するって話で、面白かったですね~。
 ストーリーだけ書くとコメディみたいですが、ヒューマンドラマです。
 メインは家族の絆とか夢を持つこととはどういうことか、とかそういうのを描いています。
 金持ちとか社会的な成功とかが夢としては色あせてしまった昨今ではこういうのが「新しいアメリカン・ドリーム」になりつつあるのかなぁって思いました。目立たない作品ですが、けっこう掘り出し物。


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