うららかdiary

思いのままに綴ります☆

感覚

2006-05-18 17:33:31 | Weblog
今日も雨です

爽やかな季節はどこいったのかなぁ?

なんだか肌寒く、足先が冷たい

ちょっと出かけた帰り道。

私が今住んでいる家の近所に、公立の聾学校があるのですが

そこの学童とおぼしき女の子2人が歩道を歩いていました。

私は坂道を下っていて、女の子達はのぼってきていました。

女の子達の後ろから自転車がきていました。

その自転車、「危ないからよけて」というふうに

ベルをジリンジリン鳴らしていたんですが

女の子達にはそれがわかりません。

自転車の女性は「なんでよけないのよっ」って顔して

さらに強くベルを鳴らしました。

女の子の一人がそれに気づいて、もう一人の友達に何かとっさに声を出したんですね。

それって言葉とかになっていない声ですけど。

もう一人の女の子は、その声に気づいたというよりは

気配とか、テレパシーみたいなもの?で気づいてよけたんですけど

その3人をみていて

自分の思い込みの感覚だけだと、かすりもしないんだなあ~って思いました。

ムスっとしながらその女性は通りすぎたけど

女の子達は笑っていました。

多分、全然聴力がないのではないと思うんだけど

日常生活において聴き取れない音が多いのだろうなと思いました。



そういえば、先月、同じような話を聞いたっけと

思い出していました。

地下鉄のホームでのアナウンスが聴こえなかった女性のこと。

駅員さんは叫ぶように下がって!!とアナウンスするんだけど

彼女には聴力がないから、ずっと笑顔だったっていう…。


当たり前だと思っている感覚って、

実はホントはすごい思い違いなのかもしれないですね。


コメント
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