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【岡山大学】国際原子力機関(IAEA)のBNCTトレーニングワークショップを岡山大学で開催

2023-07-12 03:01:21 | 医療系

2023(令和5)年 7月 12日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、2022年9月に国際原子力機関(IAEA)より非侵襲的治療法であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)分野においてIAEA協働センターに指定されています。

 今回、2023年7月3日から7日の5日間、BNCT専門家や女性研究者の教育・研修を目的として、IAEAのBNCTトレーニングワークショップを開催し、7月3日から5日は岡山大学鹿田キャンパスのJ-HALLにおいてBNCT関する最先端の基礎研究から臨床応用までの紹介、6日から7日は大阪医科薬科大学(OMPU)の関西BNCT共同医療センターでハンズオントレーニングや治療見学を行い、15か国より27人が参加しました。
 

あいさつを行う那須保友学長

あいさつを行う那須保友学長

 

BNCTの本(IAEA発刊2023年6月)を持っての集合写真

BNCTの本(IAEA発刊2023年6月)を持っての集合写真

 


 岡山大学で行われたワークショップでは、本学の那須保友学長とIAEA原子力科学・応用局物理・化学部物理課長が開会に先立ちあいさつをし、BNCTについて活発な情報交換が行われました。岡山大学での最終日となる7月7日には、参加者にIAEA修了証授与後、成瀬恵治医歯薬学総合研究科長が閉会のあいさつをしました。

 日本では2020年6月より切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がんに対してBNCTの保険診療が総合南東北病院とOMPUの2か所で開始されました。また、2019年11月より国立がんセンターで皮膚がんに対するBNCTの治験が開始、2022年6月よりOMPUで標準治療後の再発悪性神経膠腫に対するBNCTの特定臨床研究、2023年7月より江戸川病院で放射線治療後再発乳がんに対するBNCTの特定臨床研究が開始されています。日本のみならず世界でも2022年より中国、韓国でBNCTの臨床研究が開始されています。

 今回のワークショップを通じて、岡山大学はIAEAと協働して今後BNCTを導入する国のプロジェクリーダーのみならず、リーダーシップを発揮できる医療技術者、研究者、教育者の育成さらに、BNCTの標準化に向けた国際研究・教育の拠点形成の準備を進めてまいります。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学の取り組みにご期待ください。

 



 

IAEA修了証授与後の記念撮影

IAEA修了証授与後の記念撮影

 

会場となった岡山大学J-HALL(岡山大学鹿田キャンパス)

会場となった岡山大学J-HALL(岡山大学鹿田キャンパス)



◆参 考
・岡山大学中性子医療研究センター(NTRC)
 https://www.ntrc.okayama-u.ac.jp/
・岡大学大学院医歯薬学総合研究科
 https://www.mdps.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/


◆参考情報
・【岡山大学】国際原子力機関(IAEA)の第66回総会でサイドイベント「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の進捗」を開催しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000946.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学が国際原子力機関(IAEA)協働センターに指定
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000922.000072793.html
・国際原子力機関(IAEA)総会のサイドイベントでホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の現状を報告
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id6103.html
・国際原子力機関 IAEAと新しいがん治療法に関する協定を締結
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id6222.html
・国際原子力機関IAEAと協定調印のWeb会議を挙行 最新がん放射線治療法BNCTに関する協定を発展継続
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id9471.html
・ワークショップ「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の研究・教育」を開催
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000849.000072793.html
・“ホウ素”と“ペプチド”でがんをやっつける!がん治療法・BNCTに利用可能なホウ素薬剤の高性能な新薬を開発
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id796.html
・ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の治療効果向上と適応拡大を可能にするホウ素製剤開発の新たなる指針をシミュレーション解析で検証
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001421.000072793.html

 



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学中性子医療研究センター 国際連携教育研究部門 部門長 井川和代
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
 TEL:086-235-7785
 E-mail:igawakazuyo◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.ntrc.okayama-u.ac.jp/

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001510.000072793.html
  
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001536.000072793.html

 


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【岡山大学】拡張現実(AR)技術による認知症ケアコミュニケーション訓練の有効性を実証

2023-07-12 02:59:41 | 理工農系

2023(令和5)年 7月 12日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<発表のポイント>

  • アイコンタクトなどのコミュニケーションスキルは認知症の人のケアに有効です。
  • 拡張現実(AR)技術により認知症ケアコミュニケーションスキルを学べるシステムを開発、有効性を確認しました。
  • 提案システムにより訓練者の物理的スキルとともに内面(患者への共感性)も変化することがわかりました。



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)学術研究院ヘルスシステム統合科学学域の中澤篤志教授らの研究グループは、拡張現実技術(Augmented Reality(AR))を用いた認知症ケアコミュニケーション訓練の有効性を実証しました。

 38名の看護学生に対して、従来の模擬患者人形を用いた訓練と、拡張現実を組み合わせた訓練をランダムに割り当て、前後を比較しました。その結果、拡張現実により訓練を受けた学生群のほうが、アイコンタクトをより多く行えるようになるとともに、患者への共感性の向上度も高くなることがわかりました。

 この研究により、拡張現実のコミュニケーション訓練の有効性が示されたとともに、医療・介護専門職だけではなく、家族介護者の人たちにも優しい認知症ケア技術を学べるようになります。

 本研究成果は、2023年7月10日に科学雑誌「PLos ONE」に掲載されました。
 

図1.システムの構成図

図1.システムの構成図

 

図2.実験の流れ

図2.実験の流れ

 

図3.訓練前後でのアイコンタクト頻度

図3.訓練前後でのアイコンタクト頻度

 

図4.訓練前後での共感度

図4.訓練前後での共感度



◆中澤篤志教授からのひとこと
 ARによりコミュニケーション技術を学ぶのは、看護学生さんなど若い人に特に好意的に受け入れられており、楽しみながら学んでいただいています。このシステムは岡山大学をはじめ様々な大学で利用され始めています。
 

中澤篤志 教授

中澤篤志 教授



◆論文情報
 論文名:Augmented reality-based affective training for improving care communication skill and empathy
 掲載紙:PLoS One
 著 者:Atsushi Nakazawa, Miyuki Iwamoto, Ryo Kurazume, Masato Nunoi, Masaki Kobayashi, Miwako Honda
 D O I:10.1371/journal.pone.0288175
 U R L:https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0288175


◆研究資金
 本研究は、国立研究開発法人科学技術振興機構CRESTの支援を受けて実施しました(研究領域『人間と情報環境の共生インタラクション基盤技術の創出と展開』、研究課題『「優しい介護」インタラクションの計算的・脳科学的解明(JPMJCR17A5)』)。


◆詳しい研究内容について
 拡張現実(AR)技術による認知症ケアコミュニケーション訓練の有効性を実証
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20230711-1.pdf


◆参 考
・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科
 https://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学工学部
 https://www.engr.okayama-u.ac.jp/
・JST CREST 人間と情報環境の共生インタラクション基盤技術の創出と展開 「優しい介護」インタラクションの計算的・脳科学的解明
 https://crest-humanitude.github.io/index.html


◆参考動画
 優しい介護インタラクションの計算的・脳科学的解明(JST CREST)〔YouTube 7:49〕
 https://youtu.be/L_sHggw0sf4

 

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
<研究に関すること>
 岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 教授 中澤篤志
 TEL:086-251-8022
 https://crest-humanitude.github.io/index.html

<JST事業に関すること>
 科学技術振興機構 戦略研究推進部 ICTグループ 前田さち子
 TEL:03-3512-3526
 FAX:03-3222-2066

<報道担当>
 岡山大学 広報課
 TEL:086-251-8415
 FAX:086-251-7294

 科学技術振興機構 広報課
 TEL:03-5214-8404
 FAX: 03-5214-8432

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001510.000072793.html
  
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001535.000072793.html

 


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【岡山大学】地域中核・特色ある研究大学としての健全性と公正性のために研究インテグリティの確保体制を強化促進

2023-07-12 02:57:10 | 研究全般

2023(令和5)年 7月 12日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 近年、外国等からの不当な影響による利益・責務相反や技術流出等への懸念が顕在化してきており、また国内の大学・研究機関等においてもガバナンス強化や組織員の人材育成を含めた教育が進められています。岡山大学においても、これまでにさまざまな取組みを全学的に実施してきましたが、研究等の国際化やオープン化に伴う新たなリスクに対して新たに確保が求められる、研究の健全性・公正性(「研究インテグリティ」)を確保するために、政府の対応方針(令和3年4月27日統合イノベーション戦略推進会議決定)や文部科学省等の要請に呼応した体制整備を随時、検討してきました。

 このたび、関係規程を整備し、既存の体制や仕組みを最大限活用しつつ、研究インテグリティの確保体制の強化促進するために、新たなシステムを全学規程として2023年7月3日に制定しました。

 今回のシステムでは、リスクが懸念される場合に相談する相談窓口を新たに設けました。窓口の一本化により、情報の迅速な一元化を図ります。また今回、研究担当部門だけに限らず関係する全学の部門が関与する専門部会を設け、相談内容を審議する場を設けました。さらに相談内容について、経営的判断等が必要である際の場として、理事や副理事、副学長ら役員がメンバーとなる委員会を設置し、法人経営として研究インテグリティの確保の強化を図ります。

 今回の研究インテグリティの確保強化について、本学の那須保友学長は「研究インテグリティは研究力向上やイノベーション創出強化等を実施する際に必ず求められる点であり、また昨今の世界情勢からもその適切な運用と管理が重要となっています。今回の本学の規則強化は、従来の観点を継続しつつ、その対象を研究者のみならず全学教職員・学生を対象とし、かつ法人経営としての判断をしっかりとするシステムとしました。今後も責任あるわが国の国立大学法人として、さらに地域中核・特色ある研究大学である岡山大学として、社会に対してしっかりとした対応を進めてまいります」とコメント。

 また、研究インテグリティ・マネジメント統括責任者を務める佐藤法仁副理事・副学長・URAは、「本学ではこれまでの教育研究活動においてもERM(Enterprise Risk Management)の観点から、さまざまな取り組みを実施してきました。また実際の取り組みにおいても法的観点のみならず安全保障の観点も常に考慮し、関係機関等とも連携してきました。今回の規則強化は、適切な法人経営として、さらにわが国の国立大学法人としての立場をよりしっかりとするためのガバナンス強化として進めます。また対外的には信頼性等の向上を図っていくことを目的としており、今後もアンテナを高く広く張り、最新の情報・情勢等を把握し、地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の責任を果たしてまいります」とコメントしました。

 引き続き、全学的に適切なリスクマネジメントを行い、岡山大学における研究インテグリティの自律的確保に一層努めてまいります。
 

那須保友学長と佐藤法仁副理事・副学長・URA(右)

那須保友学長と佐藤法仁副理事・副学長・URA(右)



◆参 考
・国立大学法人岡山大学
 https://www.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学研究推進機構
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/


◆参考情報
・文部科学省「研究インテグリティ」関連ページ
 https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/integrity/index.html
・岡山大学におけるERM構築プロジェクトおよびERM組織風土醸成プロジェクトの取り組み報告を公開
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001386.000072793.html

 



◆本件お問い合わせ先
 研究インテグリティ・マネジメント統括責任者
 副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・URA
 佐藤法仁
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:integrity◎adm.okayama-u.ac.jp
               ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id12225.html

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001510.000072793.html
  
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001534.000072793.html

 


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【岡山大学】幹細胞と腫瘍融解ウイルス製剤を用いた新規遺伝子細胞治療開発に成功 ~悪性黒色腫脳転移に新たな希望の光~

2023-07-12 02:55:32 | 医療系

2023(令和5)年 7月 9日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<発表のポイント>

  • 岡山大学とハーバード大学医学大学院の共同研究で、「CRISPR/Cas9技術」を用い、悪性黒色腫の脳転移に対して腫瘍融解ウイルスと免疫治療薬を同時に運搬できる新規間葉系幹細胞治療法を開発しました。
  • 脳転移マウスモデルを用いて、ウイルス/免疫治療薬を搭載した間葉系幹細胞を髄腔内投与したところ、抗腫瘍免疫を誘導し、マウスの生命予後が有意に改善されました。
  • さらに、ヒトの免疫細胞を有する脳転移ヒト化マウスの作製にも成功し、ヒト遺伝子改変間葉系幹細胞の抗腫瘍効果を示したことにより、臨床試験への道筋をつけることができました。



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の岡山大学病院低侵襲治療センターの黒田新士講師、消化管外科の金谷信彦医員らの研究グループは、ハーバード大学医学大学院ブリガム・アンド・ウィメンズ病院脳神経外科との共同研究において、悪性黒色腫の難治性脳転移マウスモデルに対して、遺伝子改変間葉系幹細胞を用いた新規腫瘍融解ウイルス免疫療法の開発に成功しました。

 本研究成果は2023年5月31日、米国の科学雑誌「Science Translational Medicine」(米国科学振興協会(AAAS)発行のScience姉妹紙)で公開されました。

 間葉系幹細胞は、自己複製能のある幹細胞の一種で再生医療の分野ですでに臨床応用されており、幹細胞の腫瘍移行性という特徴が注目されています。腫瘍融解ウイルスは現在、国内臨床試験において局所投与による有効性が検証され、近年、悪性神経膠腫に対してヘルペスウイルス製剤が再生医療等製品として承認され、岡山大学病院でも食道がんに対する腫瘍融解アデノウイルス製剤「テロメライシン」の治験が進んでいます。

 さらに腫瘍融解ウイルス療法は局所での強力な抗腫瘍効果に加えて、近年では全身の抗腫瘍免疫の活性剤としての有効性が注目されており、今後臨床の現場に普及する可能性の高い治療法と考えられています。脳転移などの根治困難な遠隔転移に対する有効性は示されていませんでしたが、今回、腫瘍融解ヘルペスウイルスと免疫活性薬を搭載した間葉系幹細胞の臨床開発を進めていくことで、現行の治療では根治困難な遠隔転移を有する進行がんへのウイルス免疫治療が可能となり、新薬開発につながることが期待されます。
 



◆金谷信彦医員からひとこと
 岡山大学で培ったウイルス製剤と、ハーバード大学医学大学院で出会った細胞工学のアイデアを組み合わせて、現行の治療法では治らない脳転移の新規治療法を開発することが出来ました。将来の患者様の希望になるべく遺伝子治療研究を推し進めて参ります!ご興味ある方はいつでもご連絡下さい!
 

金谷信彦 医員

金谷信彦 医員



◆論文情報
  タイトル:Gene-edited and -engineered stem cell platform drives immunotherapy for brain metastatic melanomas
  著  者:Nobuhiko Kanaya, Yohei Kitamura, Maria Lopez Vazquez, Arnaldo Franco, Kok Siong Chen, Thijs A. van Schaik, Touraj Aligholipour Farzani, Paulo Borges, Toru Ichinose, Waleed Seddiq, Shinji Kuroda, Genevieve Boland, Nusrat Jahan, David Fisher, Hiroaki Wakimoto, Khalid Shah
 発 表 誌:Science Translational Medicine
 発 表 日:2023年05月31日
 U R L:https://www.science.org/doi/10.1126/scitranslmed.ade8732


◆詳しい研究内容について
 幹細胞と腫瘍融解ウイルス製剤を用いた新規遺伝子細胞治療開発に成功~悪性黒色腫脳転移に新たな希望の光~
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20230628-6.pdf


◆参 考
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・岡山大学病院 低侵襲治療センター
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/index183.html
・岡山大学病院 消化管外科
 http://www.ges-okayama-u.com/
 

岡山大学病院が所在する岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)

岡山大学病院が所在する岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学病院 低侵襲治療センター 講師 黒田新士
 岡山大学病院 消化管外科 医員 金谷信彦
 岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(医) 消化器外科学 教授 藤原俊義
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
 TEL:086-235-7257
 FAX:086-221-8775
 http://www.ges-okayama-u.com/

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001510.000072793.html
  
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001533.000072793.html

 


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【岡山大学】科学って面白い!「岡大 ジュニア アカデミー」サイエンス・トライアル〔7/29,土 岡山大学津島キャンパス〕

2023-07-12 02:46:02 | イベント開催案内

2023(令和5)年 7月 9日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)では、将来を担う中高生が研究者と接しながら、学問や最先端の研究内容を身近に感じ、科学に対して興味を持っていただくことを目的として、「おかやまサイエンス・トーク&トライアル」を実施してきました。

 今年度から『岡大ジュニアアカデミー』と名称を変更して、2023年7月29日(土)10:30~12:00に岡山大学津島キャンパスで開催します。

 サイエンス・トライアルは最先端の研究の内容を実際に体験するイベント(対面開催)です。今回は、ダンゴムシを使って、「動物行動実験」を行います。中学生、高校生の皆さんのご参加、お待ちしております!


【日 時】
 2023年 7月 29日(土)10:30~12:00

【会 場】
 岡山大学津島キャンパス 一般教育棟 B棟 3階 生物学生実験室
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/access/access_4.html

【実験内容】
 「動物行動実験」右か左か? どっちを選ぶ?ダンゴムシを使って、交替性転向反応を観察しよう!

【講 師】
 御輿真穂 岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域(理学部)
 日浅未来 岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(薬学部)
 (監修:富岡憲治  岡山大学ダイバーシティ推進本部 男女共同参画室)

【参加対象者】
 中学生、高校生(女子中学生の積極的な参加を歓迎します)、保護者等

【定 員】
 20人(定員を超えた場合は抽選とします)

【参加費】
 無 料

【持ち物】
・実験に必要な物はありません。
・熱中症予防のための飲料を各自ご持参ください。

【お申し込み】
 下記の事前登録フォームからお申込みください(申込締切日:7月20日(木))。
 https://www.okayama-u-diversity.jp/form/7109/?preview=true

【お知らせ】
 同日14:00~「チャットルームー質問受付中-」を開催します!
 本会場を開放しますので、ご都合がつきましたら、引き続きご参加ください!

【注意事項】
・サイエンス・トライアルの内容を撮影し、岡山大学ホームページや広報誌等に掲載します。個人情報の取扱いには十分配慮致しますのでご了承ください。
・保護者の参加が多数となった場合は、別部屋での待機となる場合がありますのでご了承ください。

【ポスター】
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20230729flyer.pdf



◆参 考
・岡山大学ダイバーシティ推進本部
 https://www.okayama-u-diversity.jp/
・岡山大学ダイバーシティ推進本部 男女共同参画室
 https://www.okayama-u-diversity.jp/about-us/gender-equality-office/


◆参考情報
・2023 岡大 ジュニア アカデミー
 https://www.okayama-u-diversity.jp/event/news/10807/

 

会場がある岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

会場がある岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学ダイバーシティ推進本部男女共同参画室
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-7011
 E-mail:sankaku1◎adm.okayama-u.ac.jp
               ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/event/event_id3139.html

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001510.000072793.html
  
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください

 

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