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【岡山大学】梅雨明け後の暑さに注意!~梅雨明け後1か月間の暑さは高齢者の脳卒中救急搬送リスクを増やす~

2023-01-06 17:54:35 | 医療系

2022(令和4)年 12月 25日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<発表のポイント>

  • 岡山市において、2012年から2019年に脳卒中で救急搬送された65歳以上の高齢者を対象に、気温上昇と脳卒中救急搬送の関連を調べました。
  • 梅雨明け後1か月間の高気温により、脳卒中救急搬送リスクが増えることがわかりました。
  • 梅雨明け後1か月間の環境条件が、暑さと脳卒中の関係を強める可能性があります。



◆概 要
 近年、世界のいたるところで異常気象が大きな問題となっていますが、東アジア特有の暑さが脳卒中に与える影響については、十分に知られていません。

 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の大学院医歯薬学総合研究科(医)の藤本竜平院生(津山中央病院 循環器内科医長)、鈴木越治研究准教授、中村一文准教授、伊藤浩教授、頼藤貴志教授らの研究グループは、岡山市の救急搬送データと気象庁のデータを用いて、気温上昇と脳卒中搬送との関連を調べました。対象者は、2012年から2019年までの梅雨入りから梅雨明け3か月までの間に脳卒中で救急搬送された65歳以上の高齢者3367人の方々です。

 梅雨時、梅雨明け1か月後、2か月後、3か月後でそれぞれ評価したところ、気温と脳卒中の関連は梅雨明け1か月後に最も高くなることがわかりました。結果に影響を与えうる相対湿度、気圧、PM2.5濃度を調整して分析したところ、気温が1℃上昇するごとに、脳卒中搬送リスクが35%高くなりました。

 脳卒中の種類ごとに評価したところ、出血性が24%、虚血性(主に脳梗塞)が36%、一過性脳虚血発作が56%上昇することが示されました。さらに、梅雨以外の期間と比較したところ、梅雨明け1か月後の脳卒中搬送リスクが31%上昇していました。

 以上のことから、高齢者が暑い気候にさらされると、脳卒中にかかりやすいと考えられます。猛暑日の増加に伴い、断熱住宅やエアコンなどの予防措置を検討することが大切でしょう。

 本研究は、シンガポールで開催された「European Society of Cardiology Asia 2022」で2022年12月2日に発表し、プレスリリース、海外メディアで取り上げられるなど、大きな注目を集めています。

 本リリースは、2022年12月22日に岡山大学ホームページで公開されました。
 



◆藤本竜平院生(津山中央病院 循環器内科医長)からのひとこと
 日本は梅雨後の猛暑日が年々増えており、寒さだけでなく暑さでも脳卒中を発症するリスクが増えます。特に高齢者に対し、梅雨後の気温がピークの間、できる限り外出を控え、涼しい室内で過ごせるような環境整備を重点的に行うことが、脳卒中予防につながります。
 救急搬送データを提供いただいた岡山市救急課の方々に感謝申し上げます。
 

藤本竜平院生(津山中央病院 循環器内科医長)

藤本竜平院生(津山中央病院 循環器内科医長)



◆研究発表情報
 学 会 名:European Society of Cardiology (ESC) Asia 2022, a scientific congress organised by the European Society of Cardiology (ESC), the Asian Pacific Society of Cardiology (APSC), and the Asean Federation of Cardiology (AFC)
 演  者:Ryohei Fujimoto, Etsuji Suzuki, Saori Kashima, Kazufumi Nakamura, Takefumi Oka, Hiroshi Ito, Takashi Yorifuji
 U  R  L:https://www.escardio.org/The-ESC/Press-Office/Press-releases/hot-weather-associated-with-increased-stroke-risk-in-older-people


◆研究資金
 本研究は、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)「科学研究費助成事業」(JP20K10471, JP19KK0418, JP18K10104, JP20K10499)の支援を受けて実施しました。
 また、救急搬送データは岡山市救急課のご協力をいただきました。


◆詳しい研究内容について
 梅雨明け後の暑さに注意!~梅雨明け後1か月間の暑さは高齢者の脳卒中救急搬送リスクを増やす~
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r4/press20221222-3.pdf


◆参 考
・岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(医)疫学・衛生学分野
 http://www.unit-gp.jp/eisei/wp/
・岡山大学医学部
 https://oumed.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 https://www.mdps.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・津山中央病院
 http://www.tch.or.jp/
・津山中央病院 心臓血管センター
 http://www.tch.or.jp/cv.html
・岡山市 救急課
 https://www.city.okayama.jp/0000004340.html

 

岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)

岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野)
 津山中央病院 心臓血管センター 循環器内科
  医師(大学院生) 藤本竜平
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス 基礎研究棟7階
 TEL:086-235-7174
 http://www.unit-gp.jp/eisei/wp/

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001066.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

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【岡山大学】岡山大学附属図書館 学外からの論文・図書取寄せサービスの受付縮小について〔2023/1/13~1/31〕

2023-01-06 17:52:33 | 研究全般

2022(令和4)年 12月 25日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 2023年1月、大学図書館間の相互協力システム(NACSIS-ILL)が改修のため停止いたします。この影響は岡山大学附属図書館を含め全国の大学図書館等に及びます

 これに伴い2023年1月13日(金)~1月31日(火)の期間中、学外からの論文・図書取寄せの申込受付を大幅縮小いたします

 当期間中、急を要しないお申込みはご遠慮くださいますようお願い申し上げます。また、取寄せをお考えの方はお早めにお申込をお願いいたします。

 ご利用の皆様には大変ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。


【受付縮小期間】
 2023年 1月 13日(金) ~ 1月 31日(火)

【対 象】
 学外からの論文・図書取寄せのお申込み

【予想される影響】
・当期間中にお申込みいただいた場合、取寄せに長期間かかる、または取寄せ不可となることが予想されます。
・当期間中にお申込みいただいた場合、お支払方法が通常時と異なる可能性がございます。
・他館のサービス状況により、当期間以前のお申込みについてもお渡しが2月にずれ込む可能性がございます。
・卒業論文・学位論文等の提出を控えている方は、お早めに資料収集をお済ませください。
・期間中はお近くの公共図書館や、インターネット上で閲覧可能な資料(各大学のリポジトリ、国立国会図書館デジタルコレクション等)などをご活用ください。
・期間中も附属図書館各館は通常開館いたします。館内設備・資料は平常通りお使いいただけます。

 



◆参 考
・岡山大学附属図書館
 https://www.lib.okayama-u.ac.jp/index.html


◆参考情報
・【岡山大学附属図書館】「池田家文庫」の一部を高精細デジタル画像でオンライン公開
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001091.000072793.html
・【岡山大学附属図書館】岡山大学を含む国内10大学がシュプリンガーネイチャーとオープンアクセス論文出版の促進に関する合意書に署名 〜世界に向けた日本発研究成果のオープン化を促進〜
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001065.000072793.html

 

岡山大学附属図書館(中央図書館)

岡山大学附属図書館(中央図書館)



◆本件問い合わせ先
 岡山大学附属図書館(中央図書館)調査相談グループ
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
 TEL:086-251-7322
 E-mail:fbg7322◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.lib.okayama-u.ac.jp/index.html

 岡山大学附属図書館 鹿田分館
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
 TEL:086-235-7053
 E-mail:fcg7053◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.lib.okayama-u.ac.jp/shikatalib/index.html

 岡山大学附属図書館 資源植物科学研究所分館
 〒710-0046 岡山県倉敷市中央2-20-1
 TEL:086-434-1204
 E-mail:fde1204◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.lib.okayama-u.ac.jp/ipsrlib/index.html

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001066.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

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【岡山大学】原生生物有中心粒太陽虫における生物界最速の細胞運動機構の解明 ~細胞の屋台骨「微小管」が一瞬で消失してしまう謎?~

2023-01-06 17:50:37 | 理工農系

2022(令和4)年 12月 25日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<発表のポイント>

  • 原生生物有中心粒太陽虫の軸足と呼ばれる仮足がほんの一瞬(数十ミリ秒以下)で消失してしまう細胞運動機構に関係する候補遺伝子群を明らかにしました。
  • その仮足は細胞骨格となるチューブリンタンパク質から構成される微小管を内包します。微小管はあらゆる生物の細胞運動を担っており、その機能喪失は生物にとっては致命的となります。
  • 生物界最速の細胞運動機構の仕組みを解明することで、太陽虫の軸足長の変化を指標とした新規薬剤の一次スクリーニングや環境水のモニタリング装置の開発にも繋がります。



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)学術研究院教育学域(生命科学領域)の安藤元紀教授と大学院環境生命科学研究科博士課程修了の池田理佐氏(博士、現清心女子高等学校教諭)の研究グループは、微小管が関与する細胞運動機構の中でも最も速い反応速度を示す原生生物の一種である有中心粒太陽虫Raphidocystis contractilisの軸足(仮足)収縮機構に関わる候補遺伝子群を初めて明らかにしました。

 太陽虫と呼ばれる一群の原生生物(真核生物)は、細胞体表面から軸足と呼ばれる仮足を放射状に伸ばし(その名の由来)、各々の仮足は細胞骨格としてチューブリン分子から構成される微小管を内包しています。太陽虫は仮足の長さ(微小管の重合・脱重合)を調節し多様な細胞運動を行います。
 

 

 


 本研究で着目した軸足の急速な短縮現象は一般的な微小管の脱重合速度の1,000倍以上の速さで起こり、その仕組みは未だ解明されていません。本研究では非モデル生物である太陽虫のde novoトランスクリプトーム解析による微小管関連遺伝子の網羅的解析を行い、軸足収縮に関与する候補遺伝子の一群を明らかにしました。微小管系運動機構で研究の進んでいる鞭毛・繊毛運動と太陽虫の軸足運動とは、遺伝的な背景を含めて大きな違いがあることも分かってきました。

 研究成果は2022年11月21日、国際誌「Journal of Eukaryotic Microbiology」(Wiley)の電子版に掲載されました。生物界最速の細胞運動機構の解明により応用研究への道筋もできつつあります。

 本リリースは、2022年12月22日に岡山大学ホームページで公開されました。


◆安藤元紀教授からのひとこと
 最近、岡山県内の様々な水圏から多種多様な太陽虫類が続々と見つかっています。とある歴史のある池からは複数種の太陽虫が同じ環境で生息していることも明らかとなり、形態学的には太陽虫に分類されるものの遺伝子レベルの解析では大分異なることも分かってきました。
 たまたま太陽の形になったのか?謎は深まるばかり。調査の範囲を徐々に広げています!
 

安藤元紀 教授

安藤元紀 教授



◆論文情報
 論 文 名:De novo transcriptome analysis of the centrohelid Raphidocystis contractilis to identify genes involved in microtubule-based motility.
 掲 載 紙:Journal of Eukaryotic Microbiology
 著  者:Risa Ikeda, Tosuke Sakagami, Mayuko Hamada, Tatsuya Sakamoto, Toshimitsu Hatabu,Noboru Saito, Motonori Ando
 D O I:10.1111/jeu.129551
 U R L:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/jeu.12955


◆詳しい研究内容について
 原生生物有中心粒太陽虫における生物界最速の細胞運動機構の解明 ~細胞の屋台骨「微小管」が一瞬で消失してしまう謎?~
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r4/press20221222-2.pdf


◆参 考
・岡山大学教育学部・大学院教育学研究科
 https://edu.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学大学院・教育学研究科・自然教育学系・理科教育講座 細胞生理学研究室(動物学)
 https://edu.okayama-u.ac.jp/~rika/cell_physiology/index.html


◆参考情報
・【岡山大学】岡山と世界を繋ぐ「無腸動物」の不思議! ~ナイカイムチョウウズムシの環境応答機構の解明~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000072793.html

 

岡山大学教育学部・大学院教育学研究科が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学教育学部・大学院教育学研究科が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ
 岡山大学 学術研究院 教育学域(生命科学領域)教授 安藤元紀
 TEL:086-251-7753
 FAX:086-251-7755
 https://edu.okayama-u.ac.jp/~rika/cell_physiology/index.html

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001066.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

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【岡山大学文明動態学研究所】第2回瀬戸内研究シンポジウム「定着型産業の育成と地域社会の持続性の課題-農業を事例として」〔1/18水, オンライン〕 

2023-01-06 17:48:16 | イベント開催案内

2022(令和4)年 12月 25日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 グローバル化が進展することによって地域社会は国境を越えて他の地域社会と直接・間接につながることが容易になり、人、モノ、カネ、情報およびそれを使う企業の空間的移動性が極めて高くなった。その一方、社会の機能が流出し、停滞・衰退する地域も増えてきている。加えて現在の日本の少子高齢化が、地域社会消滅の危険性を高めている。

 移動型産業の生産拠点=大規模工場等を誘致することは即効性があるが、同時にいつでも他の地域に移動するリスクを抱えている。それに対して移動しにくい地元の定着型産業を育成・強化し、それを地域社会再生の起点とすることが課題解決のもう1つのアプローチとして考えられる。

 今回は「定着型産業の育成と地域社会の持続性の課題-農業を事例として」題して、2023年1月18日(水)15:00~17:00にオンラインで、定着型産業として農業を選び、また地域社会として農村社会を対象として、定着型産業の育成と地域社会の持続性の課題について、農業従事者、地方自治体職員ら参加メンバーとともに議論する。

 どなたでもご参加いただけます。みんさまのご視聴をお待ちしています。


【日 時】
 2023年 1月 18日(水)15:00~17:00

【開催形式】
 オンライン開催

【講 師】
 ・駄田井 久 岡山大学 グローバル人材育成院 准教授
  農業を活用した地域活性化の可能性 -交流人口の増加に向けて-
 ・本田恭子 岡山大学 環境生命科学学域 准教授
  企業との連携によるコミュニティ・エネルギーの形成 -鳥取県内の小水力発電を事例に-

【ファシリテーター】
  津守貴之 岡山大学 社会文化科学学域、文明動態学研究所 教授

【参加費】
 無 料

【お申込み】
 下記のURLよりお申し込みください。
 https://forms.gle/qytvTCLxp6jMNy3b6

【ポスター】 
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20230118flyer.pdf

【主 催】
 岡山大学文明動態学研究所
 JST「共創の場形成支援プログラム」
 地域農林経済学会中国支部
 



◆参 考
・岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
 https://ridc.okayama-u.ac.jp/
・JST「共創の場形成支援プログラム」
 https://www.jst.go.jp/pf/platform/outline.html


◆参考情報
・【岡山大学】岡山大学文明動態学研究所開所式を挙行
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000072793.html
・【岡山大学】「ダイバーシティ農業による地域イノベーション共創拠点」構想がJST「共創の場形成支援プログラム地域共創分野育成型」に採択
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000997.000072793.html
・【岡山大学】ダイバーシティ農業による地域イノベーション共創拠点キックオフシンポジウム~多様性に富み活力あふれる地域社会の実現を目指して~〔12/22 木, ハイブリッド開催〕
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001098.000072793.html

 

 

岡山大学文明動態学研究所(RIDC)が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学文明動態学研究所(RIDC)が所在する岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
 E-mail:ridc◎okayama-u.ac.jp
        ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL:086-251-7442
 https://ridc.okayama-u.ac.jp/

<岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
            ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL: 086-251-8463
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001066.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
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国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

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【岡山大学】大学生の自覚的口腔健康観は9年間で改善し、う蝕や歯肉出血、口腔衛生状態、歯磨き回数と関連することを発見

2023-01-06 17:46:20 | 医療系

2022(令和4)年 12月 25日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<発表のポイント>

  • 自覚的口腔健康観はQOL(生活の質)や口腔関連QOLと関連していると言われています。
  • しかし、大学生の自覚的口腔健康観の経年的な傾向や関連因子の影響について注目した研究はほとんどありませんでした。
  • 2011~2019年の調査の結果、自覚的口腔健康観は9年間で改善し、未処置歯数、処置歯数、歯肉出血、口腔衛生状態、歯磨き回数、性別と関連していることが明らかになりました。



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の岡山大学病院歯科・予防歯科部門の中原桃子医員、 岡山大学学術研究院医歯薬学域予防歯科学分野森田学教授らの共同研究グループは、大学生の自覚的口腔健康観が2011年から2019年の9年間で改善したこと、また、自覚的口腔健康観は未処置歯数、処置歯数、歯肉出血、口腔衛生状態、歯磨き回数、性別と関連していることを明らかにしました。

 この研究成果は2022年10月20日、スイスの学術雑誌「International Journal of Environmental Research and Public Health」に掲載されました。

 自覚的口腔健康観は、主観的かつ包括的な口腔健康状態の指標であり、QOLや口腔関連QOLとの関連が報告されています。自覚的口腔健康観の関連因子はQOLに影響を与える可能性があります。歯科疾患の早期発見だけでなく、自覚的口腔健康観を早期に制御することも、若者のQOL向上に重要であると考えられます。

 本リリースは、2022年12月22日に岡山大学ホームページで公開されました。
 

大学生の自覚的口腔健康観とその関連因子について

大学生の自覚的口腔健康観とその関連因子について



◆中原桃子医員からのひとこと
 自分の口腔の健康をどう認識しているかが、QOLに関係することが知られています。痛みなどの症状があればう蝕に気付ける場合もありますが、初期う蝕や歯肉炎、歯周炎などの口腔疾患は、自覚のない間に進行してしまうことも多いです。口腔内の異変や状態の悪化を放置せず、予防のための行動(高濃度フッ素入りの歯磨き粉の使用・甘味制限・丁寧な歯磨き・定期健診など)を心掛けてもらえたらと思います。
 

中原桃子 医員

中原桃子 医員



◆論文情報
 論 文 名:Trends in Self-Rated Oral Health and Its Associations with Oral Health Status and Oral Health Behaviors in Japanese University Students: A Cross-Sectional Study from 2011 to 2019
 掲 載 紙:International Journal of Environmental Research and Public Health
 著  者:Nakahara M, Toyama N, Ekuni D, Takeuchi N, Maruyama T, Yokoi A, Fukuhara D, Sawada N, Nakashima Y, Morita M
 D O I: 10.3390/ijerph192013580.
 U R L: https://www.mdpi.com/1660-4601/19/20/13580


◆詳しい研究内容について
 大学生の自覚的口腔健康観は9年間で改善し、う蝕や歯肉出血、口腔衛生状態、歯磨き回数と関連することを発見
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r4/press20221222-5.pdf


◆参 考
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・岡山大学病院 予防歯科部門(旧 予防歯科)
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/index159.html
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 https://www.mdps.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 予防歯科学分野
 http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~preventive_dentistry/top.html
・岡山大学歯学部
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/dent/

 

岡山大学歯学部が所在する岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)

岡山大学歯学部が所在する岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(歯)予防歯科学 教授 森田 学
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
 TEL:086-235-6712
 FAX:086-235-6714
 http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~preventive_dentistry/top.html

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年12月期共創活動パートナー募集中:
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 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
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