スタジアムに向かう仙石線の中は圧倒的に楽天観戦の方が多く
宮城野原駅を過ぎるとガラガラに。
それでもゴールドTシャツの姿もちらほらと。
快晴の中、天皇杯2回戦「仙台ダービー」が行われた。
昨年も同カードで対戦した時はよもやの敗戦。
今年はここまでJ1で堂々5位の実力をどどぉ~んと見せ付けて
「みんなの気持ちを背負って国立に行ってくるぜ!」
くらいの展開を期待していたのだが…
相変わらず天皇杯の初戦に苦しむベガルタなのであった。
震災復興を願った揃いのTシャツで入場。
ゲームに気持ちが伝わってきたのは… ソニー仙台だった。
まるで前日の全日本のようなパス回しが続くベガルタ。
慎重なのか、控え組みが多く連携が悪いのか
キレのある、すばやいパスが全くみられない。
いくらボールを支配しても、これじゃあゴールは程遠いよ。
ディエゴは他の選手に遠慮しているのか、
ディエゴに他の選手が遠慮しているのか
どうも今ひとつかみ合わないし、田村はトリッキーさがないし、
細川なんか相手の19番に翻弄されっぱなしでバタバタだし。
(19番の選手、上手かったなぁ~。)
とにかくソニー仙台のタフでひたむきな動きばかりが目立った。
今年も延長までもつれ込み、どうなる事かと思ったけど
何とかPK2つで取った2点で辛勝。
試合終了後のベガルタサポからのひときわ大きい
「ソニー仙台」コールが全てを物語っていた。