おとっつぁんになってハマッたブログで綴るビール片手のスポーツ観戦記
ほろ酔い観戦記



午後9時、子供たちを乗せたバスが
FC事務所がある塩釜駅前に到着した。
迎えにきていた父兄も、降りてくる子供たちも
ひと夏の素晴らしい出来事をかみ締めながら帰途についた。

みんな今年の夏をいつまでも忘れないだろう。


                 


朝7時45分、同じマンションに住むコーチが息子を迎えにくる。
彼らは病院へ行き、そのまま現地へ直行。
父ちゃん母ちゃんも後を追うように8時30分出発。

息子を迎えに来てくれたコーチはジュニアのコーチ。
もう、FCの選手もコーチも父兄も総力あげての戦い。
中1も練習を返上して応援に駆けつけてくれる。



11時過ぎにJヴィレに到着。

いよいよこの日から決勝Tが始まる。
塩釜FCは横浜F・マリノスと対戦。勝てばベスト8だぜ!



監督から息子を先発で出場させる旨の報告を受ける。
「イケルとこまでいく」そうだ。
親としては嬉しい、けど心配。これが本音。

顔、わきの下、足…
いたるところにスパイラルテープを貼った息子。。。



今日もたくさんの父兄が応援に駆けつけた。
お店を臨時休業して参戦した父ちゃん、
会社を休んで強行観戦をする父ちゃん、
来れなかった父ちゃんの思いと共にやって来た母ちゃん達。



東北大会の決勝T進出を8チーム中8番目で決めた時から
このチームには何かしらドラマが待ち受けていた。

だからこそこんなにも素晴らしい夏になったのだろうなぁ。



こんだけ個性派揃いの面々が、
なんで?って思う程上手くまとまっていた。
お互い認めるところは認め、云いたい事は云う。
もちろん諍いや喧嘩がなかった訳じゃないと思うけど、
その度に絆が深まっていったんだろうなぁ。



開始間もなく先制のゴール!



前半を1対0で終了し、後半へ期待が高まる。

後半、逆に早々に同点に追いつかれるも
再び勝ち越しのゴール。2対1に。

いつものパターンだと。
このまま後半にエンジン全開となりどどぉ~んといくのだが
今日の彼らにはもはやその力は残っていなかった。



再び同点に追いつかれ、ロスタイムに。
ついに逆転のゴールを奪われ2対3に。

フィジカルも技術も相手が1枚も2枚も上だった。
これが「全国」の底力なのだろうナ。



後半から足の動きが止まってしまった息子。
監督曰く「代え時を失ってしまいました。」
いえいえ、彼は最後まで出してもらった事に感謝しています。

最後はパワープレーで前線へ走りこむがゲームセット。
その場でへたり込んでしまった。



相手のキャプテンに支えられ健闘を称えあう姿に…

父ちゃんは流れる涙をカメラで隠すしか術がなかったヨ。



監督に支えられ仲間がいるベンチへ…

父ちゃんからもお礼を云います。
「監督、お疲れ様でした。勝敗はもちろん
 子供達の気持ちや将来を考えての采配に感謝します。」



みんな今年の夏をいつまでも忘れないだろう。





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