「甲賀忍法帖 バジリスク」マラソンをしてきました。
見始めた理由は、とにかく「倉光艦長では物足りないのです!!速水さん声をください!!」なんですが覚えてるんですがなんでよりによってバジリスクだったのか…!そこまではちょっと覚えてないです。…パチンコ屋さん通りがかるときに見た「愛する者よ、死に候え」のフレーズが頭に残ってたんだろうか。
小説・アニメ・漫画、3媒体で、ほとんど同じストーリーを展開しているって作品は、近年では珍しい気がします。(いやアニメ自体は10年近く前のやつだけど!!)
原作小説があってアニメ化があり、人気に乗じてスピンオフ漫画化とか、原作漫画があってアニメ化、その外伝を小説というのはよくお見かけする。気がする。
あと「鋼の錬金術師」クラスになるときちんと原作準拠のアニメをやってくれるようなのですが、そういう漫画きちんと追いきれてないのが実情…。金髪の可否で見てしまっている…。
ストーリーは、至って単純明快。
長らくいがみ合っていた伊賀忍者と甲賀忍者が、それぞれの頭領の孫同士の結婚で結ばれようとした矢先、天下の将軍家、徳川家から一つの依頼を受けます。
「徳川家将軍の跡継ぎを決めるため、伊賀・甲賀10人ずつの精鋭でもって殺しあいをしてほしい」
結婚を目前に控えた二人が、その知らせを受けたころにはもう、血で血を洗う忍法合戦が始まっており、「裏切られても尚和平への理想を貫きたいヒーロー」はお上への直訴のために、「開戦を知らずとも結果的に裏切る形になったヒロイン」は誤解を解くために、駿府へ向かっていくという話。
勿論その道中では争いがあって、結局選抜された10人のうち9名は、伊賀甲賀ともに死亡。(この死亡とか争いのあたりが大変面白いんです!)
で、最後に向かい合ったのは、かつて未来を誓い合った二人。
戦いの決着は…!もっとも、「ロミオとジュリエット」と銘打たれているあたりなんとなくイメージはできると思うのですが!
・バジリスク 甲賀忍法帖(漫画)

めちゃめちゃ絵柄が好きです。何で描いてるんだこれ!?となるような雰囲気。
私がバリバリ漫画を読んでた10年くらい前の主流ってやっぱり原稿用紙にトーン!なんですけど多分これCG使ってる…?
作中の期間はおよそ10日、20名の忍たちがバタバタ死んでいく死んでいく…。3巻終わった時点でどうやってオチがつくんだこれ!?とおもっていましたが本当にドミノ倒し式でキャラが消えて行きました。
個人的に「ヒロインが可愛くてよかった…」と心底思いました。上のあらすじでは全くというほど触れていないのですが、このヒーローとヒロイン、それぞれの所属から「裏切り者」と呼ばれても仕方のない所業をしています。
ヒロインは「愛する人と戦いたくない」といって自分の目を塞ぐし、ヒーローも「いざヒロインを目の前にすると斬れない」。
私はやっぱり「自分が何者であるか忘れられない人間」が好きなので、「お前らは何者なんだ!!(ジタバタ!!)」ってなりましたが…それもまた「情」というか、思いきれないからこそ「ロミジュリ」になるわけなのです…。
朧ちゃん(ヒロイン)が世界を破壊するレベルで可愛いから許されるけどもうちょっとブサイクだったらほんと…パンチするレベル。
・甲賀忍法帖
図書館からかりてゆっくり読もうと思ったんですが、図書カードを忘れるという致命的なミスの為に一時間くらいで急いで読んだもの。
1958年の作品…って信じられないなぁ、なんか。
「能力バトルものの先駆」って言われてますが、今読んでも全く遜色ないです。文章は綺麗でも汚くもなく、「読みやすい」といった感じ。
もっとも現在であればこの小説、恐らくカテゴリとしては「ライトノベル」になるだろうし、女性陣ももうちょっと強い気がします。
「弦之助と朧の純愛をかすませる天膳の性欲に爆笑した」ってありましたが、女性陣のこの女性たるかよわさというか…「パワーで男性陣と互角に渡り合わない感じ」というのは最近ではお見かけしないかも。
能力バトルものと忍者といえば、「烈火の炎」が私出てくるんですけど、あの女性達は(物理的に)強かったなぁ…。
・バジリスク(アニメ)
24話ということでアニメが一番設定とかキャラの掘り下げしてあったような気がします。小説しっかり読みこめてないからかもしれないけど。
OPもいい感じ。
絵も10年ちかく昔のアニメとは思えないくらいいい感じです。

男性陣:上からイチオシ天膳様(一番写りがいい)・夜叉丸(イケメン枠)・弦之助(主人公)・服部平八郎(オールバックに見えた。イチオシのイケメンである…。)

女性陣:漫画の時点では顔が一番好きだった陽炎・アニメ一話で魂抜かれたお幻・朧かわいい・朧かわいい
バジリスク、主人公が「寡黙」って設定で。
ヒロインも、「自分が言っているのは我儘」だという自覚があるからあまり喋らず。
主人公より周りのひとのほうが明らかに台詞が多いという状態だったんですが…その中でも特に「喋ってたなー」と感じるのが、男性陣一番うえの「薬師寺天膳」です。
中の人は速水さんです。藍染様の中の人です。ジグのイメージCVです。寧ろバジリスクはそれがあって見始めたんですが。
これが ひどい ゲス というか。
「 冷酷・卑劣な性格であり、伊賀の勝利のためには手段を選ばない。特にアニメ版では伊賀と甲賀の宿怨の権化とも言うべき存在として描写されており、甲賀への復讐のためなら伊賀者の犠牲すら厭わない執念を見せる。剣術の達人であるものの、その能力による慢心から初手では殺害されることが多い。しかし、これによって相手の忍術を見破り、これに対応して相手を詰ませる戦いを得意とする。」
ってwikiでは相当丸く描いてあるんですが。
「作中死因の四割が下半身に振り回された結果・不死のくせに対して強くないうっかりさん・仕事しろよォォォ!!」
と言いたくなるキャラで。
あの美声で破廉恥発言の数々は思わずパソコンの前でのた打ち回りました!!
キルラキルで「蓑虫」の役をやっていたときもどうしようかとおもったけど、このインパクトの前ではいっそ霞む。
どうもこの「薬師寺天膳」というキャラのイメージが強すぎて、これを超えるインパクトが欲しいと「BASARAアニメの明智」が別のベクトルで凄まじくなったらしいんですがほんとこれはひどい。素晴らしい。 スケベ!ムッツリ!!(褒め言葉)なのに下品じゃなくて寧ろ上品!意味がわからない!!
あ、勿論好きです。
原作だととても歌舞伎の悪役っぽいトーンのいれかたとかしてるんですが(立ち位置とかセリフ回しもなんか悪代官っぽいイメージ)

アニメだと白っぽくて、これはこれでいい感じ。

アニメ版だと特に「悪い」人だったんで、(勿論原作とか漫画でもいい人ではないけど)ほんと、もうちょっと物理的に強いか下半身の自制心が強ければ間違いなくいい悪役だったんですが…何というか、「自分が不死なので物理でゴリ押ししようとおもったけど、押しきれない程度には弱かった」という悲劇をひしひしと感じるキャラです。もーちょっと強ければ…。
あとものすごいガルドス様に似てるけどガルドス様の高貴さと悲願はちょっと天膳様とは比較にはならないんで…。えぇ…。ガルドス様政治もできるしカードもできるし…魔法も使えるし…。

でも良く見たら顔同系列だわ!!すき!
ジグの顔の系列とはなんだったのか。と思わずにはいられませんが藍染様時臣さん系列なんだよ…。たぶん…。
見始めた理由は、とにかく「倉光艦長では物足りないのです!!速水さん声をください!!」なんですが覚えてるんですがなんでよりによってバジリスクだったのか…!そこまではちょっと覚えてないです。…パチンコ屋さん通りがかるときに見た「愛する者よ、死に候え」のフレーズが頭に残ってたんだろうか。
小説・アニメ・漫画、3媒体で、ほとんど同じストーリーを展開しているって作品は、近年では珍しい気がします。(いやアニメ自体は10年近く前のやつだけど!!)
原作小説があってアニメ化があり、人気に乗じてスピンオフ漫画化とか、原作漫画があってアニメ化、その外伝を小説というのはよくお見かけする。気がする。
あと「鋼の錬金術師」クラスになるときちんと原作準拠のアニメをやってくれるようなのですが、そういう漫画きちんと追いきれてないのが実情…。金髪の可否で見てしまっている…。
ストーリーは、至って単純明快。
長らくいがみ合っていた伊賀忍者と甲賀忍者が、それぞれの頭領の孫同士の結婚で結ばれようとした矢先、天下の将軍家、徳川家から一つの依頼を受けます。
「徳川家将軍の跡継ぎを決めるため、伊賀・甲賀10人ずつの精鋭でもって殺しあいをしてほしい」
結婚を目前に控えた二人が、その知らせを受けたころにはもう、血で血を洗う忍法合戦が始まっており、「裏切られても尚和平への理想を貫きたいヒーロー」はお上への直訴のために、「開戦を知らずとも結果的に裏切る形になったヒロイン」は誤解を解くために、駿府へ向かっていくという話。
勿論その道中では争いがあって、結局選抜された10人のうち9名は、伊賀甲賀ともに死亡。(この死亡とか争いのあたりが大変面白いんです!)
で、最後に向かい合ったのは、かつて未来を誓い合った二人。
戦いの決着は…!もっとも、「ロミオとジュリエット」と銘打たれているあたりなんとなくイメージはできると思うのですが!
・バジリスク 甲賀忍法帖(漫画)

めちゃめちゃ絵柄が好きです。何で描いてるんだこれ!?となるような雰囲気。
私がバリバリ漫画を読んでた10年くらい前の主流ってやっぱり原稿用紙にトーン!なんですけど多分これCG使ってる…?
作中の期間はおよそ10日、20名の忍たちがバタバタ死んでいく死んでいく…。3巻終わった時点でどうやってオチがつくんだこれ!?とおもっていましたが本当にドミノ倒し式でキャラが消えて行きました。
個人的に「ヒロインが可愛くてよかった…」と心底思いました。上のあらすじでは全くというほど触れていないのですが、このヒーローとヒロイン、それぞれの所属から「裏切り者」と呼ばれても仕方のない所業をしています。
ヒロインは「愛する人と戦いたくない」といって自分の目を塞ぐし、ヒーローも「いざヒロインを目の前にすると斬れない」。
私はやっぱり「自分が何者であるか忘れられない人間」が好きなので、「お前らは何者なんだ!!(ジタバタ!!)」ってなりましたが…それもまた「情」というか、思いきれないからこそ「ロミジュリ」になるわけなのです…。
朧ちゃん(ヒロイン)が世界を破壊するレベルで可愛いから許されるけどもうちょっとブサイクだったらほんと…パンチするレベル。
・甲賀忍法帖
図書館からかりてゆっくり読もうと思ったんですが、図書カードを忘れるという致命的なミスの為に一時間くらいで急いで読んだもの。
1958年の作品…って信じられないなぁ、なんか。
「能力バトルものの先駆」って言われてますが、今読んでも全く遜色ないです。文章は綺麗でも汚くもなく、「読みやすい」といった感じ。
もっとも現在であればこの小説、恐らくカテゴリとしては「ライトノベル」になるだろうし、女性陣ももうちょっと強い気がします。
「弦之助と朧の純愛をかすませる天膳の性欲に爆笑した」ってありましたが、女性陣のこの女性たるかよわさというか…「パワーで男性陣と互角に渡り合わない感じ」というのは最近ではお見かけしないかも。
能力バトルものと忍者といえば、「烈火の炎」が私出てくるんですけど、あの女性達は(物理的に)強かったなぁ…。
・バジリスク(アニメ)
24話ということでアニメが一番設定とかキャラの掘り下げしてあったような気がします。小説しっかり読みこめてないからかもしれないけど。
OPもいい感じ。
絵も10年ちかく昔のアニメとは思えないくらいいい感じです。

男性陣:上からイチオシ天膳様(一番写りがいい)・夜叉丸(イケメン枠)・弦之助(主人公)・服部平八郎(オールバックに見えた。イチオシのイケメンである…。)

女性陣:漫画の時点では顔が一番好きだった陽炎・アニメ一話で魂抜かれたお幻・朧かわいい・朧かわいい
バジリスク、主人公が「寡黙」って設定で。
ヒロインも、「自分が言っているのは我儘」だという自覚があるからあまり喋らず。
主人公より周りのひとのほうが明らかに台詞が多いという状態だったんですが…その中でも特に「喋ってたなー」と感じるのが、男性陣一番うえの「薬師寺天膳」です。
中の人は速水さんです。藍染様の中の人です。ジグのイメージCVです。寧ろバジリスクはそれがあって見始めたんですが。
これが ひどい ゲス というか。
「 冷酷・卑劣な性格であり、伊賀の勝利のためには手段を選ばない。特にアニメ版では伊賀と甲賀の宿怨の権化とも言うべき存在として描写されており、甲賀への復讐のためなら伊賀者の犠牲すら厭わない執念を見せる。剣術の達人であるものの、その能力による慢心から初手では殺害されることが多い。しかし、これによって相手の忍術を見破り、これに対応して相手を詰ませる戦いを得意とする。」
ってwikiでは相当丸く描いてあるんですが。
「作中死因の四割が下半身に振り回された結果・不死のくせに対して強くないうっかりさん・仕事しろよォォォ!!」
と言いたくなるキャラで。
あの美声で破廉恥発言の数々は思わずパソコンの前でのた打ち回りました!!
キルラキルで「蓑虫」の役をやっていたときもどうしようかとおもったけど、このインパクトの前ではいっそ霞む。
どうもこの「薬師寺天膳」というキャラのイメージが強すぎて、これを超えるインパクトが欲しいと「BASARAアニメの明智」が別のベクトルで凄まじくなったらしいんですがほんとこれはひどい。素晴らしい。 スケベ!ムッツリ!!(褒め言葉)なのに下品じゃなくて寧ろ上品!意味がわからない!!
あ、勿論好きです。
原作だととても歌舞伎の悪役っぽいトーンのいれかたとかしてるんですが(立ち位置とかセリフ回しもなんか悪代官っぽいイメージ)

アニメだと白っぽくて、これはこれでいい感じ。

アニメ版だと特に「悪い」人だったんで、(勿論原作とか漫画でもいい人ではないけど)ほんと、もうちょっと物理的に強いか下半身の自制心が強ければ間違いなくいい悪役だったんですが…何というか、「自分が不死なので物理でゴリ押ししようとおもったけど、押しきれない程度には弱かった」という悲劇をひしひしと感じるキャラです。もーちょっと強ければ…。
あとものすごいガルドス様に似てるけどガルドス様の高貴さと悲願はちょっと天膳様とは比較にはならないんで…。えぇ…。ガルドス様政治もできるしカードもできるし…魔法も使えるし…。

でも良く見たら顔同系列だわ!!すき!
ジグの顔の系列とはなんだったのか。と思わずにはいられませんが藍染様時臣さん系列なんだよ…。たぶん…。
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