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犬猫ネタがないので、主に見た映画と食べたものを記録するだけのブログ

映画館で山中貞雄を見る幸せ

2025-03-14 21:44:55 | 日記


神保町シアターの「没後10年 原節子をめぐる16人の映画監督」で『河内山宗俊』(1936)を見てきた。


天才と言われる映画監督・山中貞雄の作品で、現在見ることができるのは3つしかない。

3作とも配信やDVDで見てはいるのだが、映画館では今回初めてだ。

たとえ画質が悪くても、セリフがよく聴きとれなくても、映画館でフィルムで見るということに意義がある、ような気がする今日この頃。

この映画は昭和11年のだから、うちの母が4歳の時だ。

ということは、もしかしたら、うちの祖父母なんかが公開時に見に行ったのかも知れない。

そういうことを祖父母と話したことがないので、今となってはわからないが。

ともかく時代を超えて、昔の人々が見たのと同じものを、今自分が見ているのだなーと思うと、フィルムや映写機が今でも存在する幸せを感じずにいられない。

たぶん近い将来、フィルムで映画を見ることはできなくなるのだろう。

映写機が壊れたら、もう修理できないらしいから(本当にそうなのかは知らないが)。

天才山中監督の映画を映画館で見られる喜びを感じながら、他の2つも早いうちに見ておかなくてはならないと思った。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (たけ)
2025-03-15 19:39:56
山中貞雄監督で観る事が出来る映画は3つしかないのですね。フィルムで観る事が出来るのは貴重ですね。祖父母や両親の時代は映画は娯楽だったでしょうから、どんな映画を観ていたのかなと知りたくなります。両親とそんな話をしたことがなかったのは残念です。
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たけさま (うにまいす)
2025-03-15 21:36:27
テレビが普及する前は映画は最も手軽な大衆娯楽だったので、毎週映画を見に行く人はたくさんいたようですね。
私の祖父母や両親も行ったのかなあと思いますが、田舎だからあまり行けなかったのかも。
江戸っ子は映画や芝居を頻繫に見ていたようで、池波さんもそういう祖父母や親の影響で芝居、映画好きになったようです。
私も子供の頃、映画に連れて行ってもらいたかったなあ。
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