労働組合 社会運動ってなんだろう?

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「万国の労働者団結せよ!」というコトバが好きです(笑)

あけましておめでとうございます 憲法の一部を掲載します

2006-01-01 12:15:02 | おりおりのコトバ
 あけましておめでとうございます。
 新年ブログ始めということで、憲法の一部をあえて載せます。
 憲法を守る運動を大きくしていきましょう。勤労者通信大学では、憲法特別コースを今年は開講します。労働者教育協会(勤労者通信大学)
日本国憲法
前文
 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

9条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

19条
 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。 

20条
 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
 2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
 3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

21条
 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
 2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

25条
 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
 2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

99条
 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

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 もう一度憲法を読み直してみよう。

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追記(1月9日 成人の日)
現時点において、政権党と亜流の「改憲」論には反対です。憲法の民主的平和的条項を引き継ぎ、いっそう前に進む「改憲」案なら、安保粉砕・天皇制打倒の思いを持つものとしては反対しません。しかし、民主的平和的条項を改変する政権党と亜流そして反動勢力・アメリカ帝国主義の策動する改悪には断固反対します。
その立場で「9条を守ろう!ブロガーズ・リンク」および「9条の会」などの趣旨に賛同し出来る内容で協力したいです。
「9条を守ろう!ブロガーズ・リンク」に対抗してつくられたと思われる「九条変えて、平和を維持しよう!!」なる改悪を推進するサイトの趣旨には賛同できません。現実と条文のギャップを、条文を現実に引き下ろすことで解決するのはどうでしょうか?現実を条文を超えより理想に近づける、その立場に立ちたいものです。日本人民を交通事故に巻き込んでも現場から逃げ出し米兵、さらに事故発生時は「公務中」と称して日本側に身柄引き渡しを認めないアメリカ当局、そしてそれを認める自民・公明。9条改憲=アメリカ帝国主義の策動にいっそう荷担し、戦争できる道へ進むことになります。
この間の改憲派の動きを見る限り、9条を変えて平和を維持するどころかアメリカと一体になって覇権主義の片棒を担い、世界の信頼を失いだけになってしまいます。9条を変えて平和を維持するのは看板違いだといえます。
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