長編SF。
ジョージ・オーウェルの名作「1984」へのオマージュというか、そんな作品。
「1984」というのは、1949年に書かれた小説で、1984年の未来における、
とある架空の独裁国家の姿を克明に描写した革命小説、とでも云うのかなあ。
とにかく、情報統制言論統制思想統制が徹底して描かれており、
全体主義の極限を描いて、全体主義の危険性を指摘した作品。だと思う。
ごめん、一応読んだんだけど、説 . . . 本文を読む
連作短編集。
美貌の女形、嵐夢之丞を探偵役に、江戸の町に起こった事件を描く捕物帖。
捕物帖って、要するに半七捕物帖とか鬼平犯科帳とかの、あれ。
ちなみに「おにへいはんかちょう」って一発変換できるんだぜ?
「瀧夜叉ごろし」
「出逢い茶屋の女」
「お小夜しぐれ」
「鬼の栖」
「船幽霊」
「死神小町」
「吸血鬼」
「消えた幽霊」
収録。
出来は無難。
普通にまあまあよくできた捕物帖。
夢之丞のキャラク . . . 本文を読む