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道草備忘録

本サイト安彦良和WORLDとあまり関連のない「道草」的ページ。 SHINJIが時々関心を持ったことを備忘録として記録。

ハウルの動く城 よーやく見ました

2005-11-19 17:50:27 | MOVE
宮崎アニメ「ハウルの動く城」のDVDを買いました。

「もののけ」でずっこけて、「千と千尋の神隠し」で挽回したパヤオ氏の新作の出来はどんなもんか?と気になっていたのですが、基本的に映画館で見るのは好きではないので(トイレ行くとき困るし、前の人の頭が邪魔なんですよね・・・)公開されてから実際に見れるまで随分と間があくわけですが、DVDで見ることを選択するわけです。毎日ドタバタと時間が過ぎてゆくと公開後1年経過してても、そんなに時間が過ぎたようには感じませんね。ちゅーか、DVD出るの早いなあ~と感じる。

さて本題。

結論から言うと、非常に楽しく見ることが出来ました。最近は面白い映画もなくて、見る時間も惜しいのでDVD買いながらも見ていないのが多いのですが、これは買ってよかった!見てよかった!!と思える久々の良作でした。

■映像・・・とにかく映像は細かいディティールに凝ってましたね。城から見渡すパノラマの広がりとか、流れる雲に太陽の光がかかる描写とか、水の流れにのまれる場面とか、急斜面を滑り落ちる場面とか、数えればキリがないほど見所があります。城が動くところも臨場感があってよかった。部屋のTVは14インチとすごく小さいので、もっと大きなモニターで見たいなあ~!

■キャラクター・・・ソフィーやハウルはいつもの宮崎キャラ。二人とも悪くはないけれど、どちらかというと脇役のカルシファーやマルクルがいい味出してたなあ・・・マルクルの年寄り変装が最高に笑えた。それと関係ないけどサリマンちゅー魔法使いの名前は、ロードのサルマンを思い出させるな。

■ストーリー・・・世界観は魔法が存在していて、社会的にもそれが受け入れられているという別世界。こーゆーファンタジーを描くにはありがちな世界ではあるが、宮崎のしっかりしたディティール作りで支えられている。街の風景なんかは「紅の豚」とか「魔女の宅急便」とか思い出すね。宮崎の趣味が出ているカンジ。

話はちょっと分かりにくい部分があったかな?主人公が置かれた立場とかはなんとなくわかるんだけど、母親が妙に若くて主人公にそっけないのな。継母ちゅーこと?原作読んでないからわかんないなあ~。

それとなんで戦争してるのか、理由がさっぱりで、争いを好まないハウルが序盤で何のために動き回っているのかわからんかった。それが後半の「守るものが出来た」につながり生きてくるんだろうけど?

ちょっとこれは・・・と思ったのは、最後の方でサリマンが「戦争止めましょ」と気軽に言ってくれちゃう場面。オイオイ、そんな気軽に始めたり、止めたりするもんじゃねーだろ?と、突っ込みいれちゃいましたね。

あと、荒地の魔女がハウルを執拗に求めるのもピンとこなかったなあ。映画見た後に原作で補完すれば、よりストーリーがハッキリするんだろうな。うーん、読んでみたくなりました。

あと、特別映像で、原作者インタビューや、英語吹き替え版の担当者のインタビューも収録されていて、そちらも面白かったな。できればパヤオのインタビューも収録しておいて欲しかった。

ああ、書きたいことが頭の中でぶっちゃかって、支離滅裂な文章なってるね。すんません。

「宇宙戦争」見ました

2005-11-13 11:59:23 | MOVE
トム・クルーズとダコタの共演ということで見ました。
H.G.ウェルズの人気小説が原作のこの作品、「マイノリティ・リポート」でコンビを組んだスピルバーグが監督。

冒頭は登場人物の人間関係が今ひとつつかめなかった。なんとなく離婚した奥さんと、その子供を一時預かるという状況だろうな、とは思ったが、混乱したのはトムが息子と話すシーンで兄貴がどうのこうのと言うセリフがあるからなのだが、短い時間で状況を見ているものに把握させるためには、余計なセリフは混乱させるだけだな。

冒頭の人間関係の説明が終わると、すぐさま異星人の侵略が始まる。「インディペンデンスデイ」なんかは、冒頭ダラダラともったいぶっていたのでダルかった記憶があるのだが、その点は潔い。

そこから中盤まで(1時間くらい?)はドキドキ・ハラハラと急展開を楽しめる。ちょっと異星人のタコチックなマシン(劇中ではトライポットと呼ばれていたが、あまりにもベタなネーミング(笑))がチャチいというか、幼稚くさいというか、妙にリアル感がなかったので、現実に引き戻されストーリーにのめり込めないところがあった。でもまあ、慣れればどうということもないのだが。

中盤以降は、なんとなくどこかで見たような感じの映像と展開。マトリックスとかも思い出したが、ラストシーンまで主人公が逃げ惑う一般人に過ぎないので、この話どう決着つけんのヨ?と思って見ていたのだが、結末はなんと言うか、あっけないというか・・・。そういうオチかよ!?と脱力感と苦笑いで終了した。

1)全体的に記憶に残るような斬新な映像とか、ストーリー展開はなかった。

2)異星人が雷とともに地中に潜るというのは現実的にありえない(普通の生き物なら死ぬよね)

3)大昔から地中に侵略用マシーンを埋めておくくらいなら、人間が地上に現れ数を増やす前に地球を支配しておけばよかったのに。攻撃破壊によって無駄にエネルギーを消費することもなかったし、自らも危険にさらす必要もなく、地表を汚染することもなかった。とても非効率だと思った。そしてあまりにも気長な異星人だ。なんというか、何世代にも渡ってどのように侵略するか考えるのが好きな異星人という設定なのか?でもそんな遠大な計画を実行するのは、末代の子孫なわけだが・・・

4)異星人やマシーンのデザインがありがち。もう、ベタベタ。

5)ダコタの演技もぎゃーぎゃーパニくるだけで、勿体無い・・・

6)ラストのオチもなんだかなあ・・・。そういうのもアリかなあ~とも思えるが。

トータルで中盤までの展開はスピーディーで面白かった。後半は息切れ。特に映像・デザイン・演技に目を見張るものはないが、平均的なできばえ。見て損はしないけど、高いお金を払ってまで見る必要もない。レンタルで見るか、1500円DVDが出るまで待つのもいいかも知れない。

映画配信について

2005-10-23 16:20:47 | MOVE
サイト作成の関連情報を集めるため「Zガンダム 星を継ぐ者」を見てみました。この作品は10/28にDVDが発売になるのですが、それに先駆けてネットで期間限定配信されていました。

正直DVD購入するのも値段が高すぎるし(1500円くらいにしといてほしい)、内容も昔TV版を見たことがあるので、ある程度記憶に残ってる。買うにはあまりに馬鹿馬鹿しい・・・。でもネット配信なら買いに行かなくてもいいし、値段も手ごろ。動画配信は今まで利用したことないので、プロパイダと提携しているサイトからダウンロードしてみることに。

このネット配信も最初はID登録から始めなければならないので、正直まどろっこしい。しかもサイトの認証ものろいから実際に落とすまで待ち時間含め1時間くらいかかりました。時間かかりすぎだよ・・・

で、ようやく時間かかってログインしてダウンロード。どうやら一括でダウンロードして再生するわけではないらしく、ちょっとづづ落としながら再生するらしい。

で、画像は全画面にすると荒くてぼやけてて、正直つらいものが。原画がかなり古いという点もあるのだろうが・・・。小さいコマで見るのもなんだかなあ~という気もします。

内容的には、TV版がダラダラ長くて意味不明だったものを、まあまあ、わかりやすく要点をまとめていると思います。それでも初めて見る現代の子供達には意味不明な作品だったろうと思われます。続編だからアムロが出てきても感慨とかないだろうし。

MSの戦闘シーンは見ごたえがありました。特にラスト付近のロザミアあたりが出てきたところ。ちゃんとエンジンの噴射熱で空気が歪む描写とか細かく描いていて、昔の画像と全然違うクリアさが新鮮でした。

出来れば全編リメイクで描きなおせといいたい。なんで昔のフィルム引っ張り出してつくっとるんだ。一部しか新作シーン入れずに、それで普通の鑑賞料や、たっかいDVDの価格は納得いかないよなあ・・・

それと、この映画配信ですが、ダウンロード後見れるのは7日間だけ。とても短い。なんで金払ってんのに期間を切られるんだ。作品により多少の差はあるようだが、せめて1ヶ月は好きなときに見させてほしい。

ちょっとこのやり方は好きじゃないので、別に録画して閲覧できないか試してみた。結果、録画は出来るのだが、再生の段階でライセンスの認証を要求される。そのため再生できないという・・・。ライセンスキーは別に格納されるようなので、そのファイルを弄れば期限を無視して見れそうな気もするが・・・そこまでは面倒なので調べる気力をなくした。どうせもう見ることはないだろうし・・・。

ただ、この期間の切り方は抵抗感があるので、今後動画配信サービスは利用することはないと思う。もう少し自由度がほしいですね。

BSアニメ夜話スペシャル まるごと!機動戦士ガンダム

2005-08-20 19:50:08 | MOVE
BSアニメ夜話スペシャル まるごと!機動戦士ガンダム(8月19日(金) PM7:30~AM5:00)録画したのでちょっと見てみました。いやあ、DVDのおかげで長時間録画が可能になってホント便利になったっス。

で、久々に劇場版を見たんですが、さすがにずいぶんと古い作品だけあって、作画がひどい状況だということが改めて認識できました。というか、自分の中でかなり美化されていたんだな、と。(劇場版I&IIと、めぐりあい宇宙との作画ギャップも激しいね)安彦先生の「THE ORIGIN」も長期連載の中で読んでていろいろ不満な点があった訳ですが、改めてその安彦クオリティのありがたさを痛感した思いです。

あと、コメントとか、インタビューとか劇場版放映の前にやってたんですが、その辺はまだ見てないです。富野監督のインタビューとかは面白そうでしたが。またゆっくり見たいと思います。

ようやく発売

2005-02-05 17:23:43 | MOVE
ロード・オブ・ザ・リングス 王の帰還 スペシャルエクステンドエディション上映から実に1年を経て、ようやく手元に届きました。長かった・・・

しかし、待たされただけあって充実している。四時間たっぷりとした長さは流石に見ていると疲れる部分があるものの、上映時にはカットされていた部分がふんだんに盛り込まれており、原作とは違うもののサルマンの最後もしっかり入っている。

原作のホビット村奪回作戦は丸ごとカットされていたのがかなり残念ではあるが、もう一度ゴンドールのお城も見れたし、ガン爺も頑張っていたし、合戦シーンも堪能できたし、言うことなしっス。

実際映画を見に行った時は途中でトイレに行きたくなってかなり困ったのだが、自宅で見る時はそんな心配も無くノンビリ細部にいたるまでじっくり見れるのが嬉しい。

デッカイスクリーンで見るのもいいけれど、オレはどっちかというと自宅DVD派。お茶を飲みつつ寝転がって見れるので楽でいい。