道草備忘録

本サイト安彦良和WORLDとあまり関連のない「道草」的ページ。 SHINJIが時々関心を持ったことを備忘録として記録。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン] 休載につき

2008-04-27 14:17:45 | 独り言
GA2008年6月号、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]は休載なので、ネタがありません。しかし折角HP見に来た方が気の毒なので、やむを得ずのネタページを作成

http://yasuworld.hp.infoseek.co.jp/gundam_uc_omake.html

今月はこれで勘弁してください。

アイ・アム・レジェンドをみる

2008-04-27 13:15:27 | MOVE
「アイ・アム・レジェンド」のDVDを購入

地球最後の男というコピーに惹かれて見てみました。面白かったです。

前半は無人のニューヨークで犬と一緒にハンティング生活をするウィル。何でライオンがニューヨークにいるのさ?(動物園から逃げたのかな?)何で未だに電気が使えるのさ?(自家発電してるのか?)などと、ツッコミ入れながら見ていたのですが、非日常的でサバイバルな雰囲気にワクワクしてしまう。

そして、機械的・習慣的に同じ日常を繰り返す場面や、無人の街に向かってゴルフをするところなど、主人公の強烈な孤独感を感じさせてくれます。唯一の相棒のワンコも可愛くていい。

所々過去の回想を交えつつ、何故このような事態になったのか背景が徐々に見えてくるとともに、バイオハザードの感染者ダーク・シーカーの存在がストーリーに緊迫感をもたらす。迷い込んだ犬を追いかけてビル内に侵入したウィル、闇の中での恐怖に引きつる主人公の荒い息づかいが見る側にも伝わり、思わず見ている方も息をのむ場面も。

ただ、後半愛犬を失った主人公が、精神的バランスを壊して自暴自棄な行動に出て窮地に陥ったところを、他の生存者に救出されるところから徐々に先が見えてきます。

この助けてくれた女性ですが、ほとんど活躍する間もなくラスト場面へ進行してゆくので、勿体ないキャラクターだなあ・・・と思いつつ見ていました。メイキングを見る限りたくさん別シーンは撮ったけど、結局カットされたのですかね?最終的にこの女性の存在は、主人公の希望の印という意味合いでしかなかったような気がします。

出来ればラストのダーク・シーカーとの戦いの場面はもう少し主人公に知恵を絞って戦ってほしかったかな。爆発物で大量処理というのはいかにも簡単すぎるし、最後の自己犠牲的な落ちもスッキリしなかったところ。

オマケで付いていた、別エンディングの方が後味はよかったので、こちらをオリジナルにすればよかったのにと思いましたよ。でも久々にドキドキして見れました、ウィル・ファンじゃなくてもオススメできる作品ですよ。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン] GA2008年6月号

2008-04-27 00:26:30 | Comic
GA2008年6月号 今月の機動戦士ガンダムUCは休載でした
代わりに福井氏のインタビュー記事が掲載されています。
以下、インタビューのまとめ。

5章「ラプラスの亡霊」が終わった時点でストーリーの半分を消化。予定通り進行しているが、一番最初に考えていたものよりは膨らんでいる。既に、自著で最も長い「終戦のローレライ」に追いつく分量で、おそらく自著で最大級の長編になりそう。

プロットはこちらで作ってしまうが、その後メカニックやキャラクターの打ち合わせを重ねていくなかで、安彦良和氏やカトキハジメ氏から提案されることがあり、それを話に盛り込んだ結果、豊かなものが出来上がったという実感がある。

ガンダムの形になることが重要・・・たとえばユニコーンがガンダムにならなかったら、この話は「ガンダムシリーズ」かどうか判然としない。随所に過去作のデジャブを仕込んでいても、実は過去の「ガンダム」の定型を相当崩した筋運びになっている。でも、一章のラストでユニコーンガンダムに変身したら、「ガンダム」以外何物でもない匂いを放ち始めた。「ガンダム」という言葉の力に引っ張られたんです。

作者もカーディアスの心境。すまん息子よ、頑張れ・・・オードリーがいなくなり目的を失ったバナージ。次から次へ起きる問題に対処しなければならず、状況に流され結果的に悪い方向へ転んでしまっている。基本的に素直で良い子。普通でないところは5歳くらいまでカーディアスに徹底的に仕込まれた知識や理想が内在していて、それと生身の自分との折り合いがつけられていない。

これから地球で苦労して自分の生きる道を見いだすことが出来れば変わってくると思う。人間目的を見つけられない状態が一番辛い。でもそれを自分で見つけない限り大人になれない。だから早々にミネバとは引き離して悩んでもらうことにした。

今という時代には、「現代社会の結果」を提示するモデルケースの一つ。・・・「ガンダム」は三国志みたいな戦争や国造りのシュミレーションモノではない。人間が地球を含む世界とどう向き合っていくべきかという命題に取り組んでいる物語。

最近言われている経済危機とか環境破壊とか過去にあった事例とは位相が違っている。現代の「後がない感じ」はちょっと普通じゃない。我々は「地球の危機」という言葉をリアルに捉えていかなくてはならない最初の人類かも。ここがUCをやる上で作り手として意識している部分。バナージの視線に託して読者と考えていける作品にしたい。

付録のリファレンス・ブックはキャラクター・MSの紹介と、今までのストーリーの振り返り。特に新たな情報もありませんでした。

それと、4巻単行本が発売されていますが、どうやら特装版と通常版は表紙カバーが違うらしいです・・・ しょうがないので、近所の書店で通常版買ってきましたよ、特装版もアマゾンに注文してあるので、中身一緒のモノを二度買うハメに・・・くっそ!角川ふざけんなッ!! こんな手法で販売部数増やすやり方はフェアじゃないだろうに・・・。

しかも特装版、未だにアマゾン配送手配中・・・二日も手配中ってどんだけ時間かかるんだよアマゾン!仕事しろ!