眞子さまが不適切な結婚に邁進された原因を秋篠宮家の教育方針、ICUへの進学に帰結して、秋篠宮両殿下を非難する声が多い。
たしかに環境は大切だが環境だけで「その人」となるわけではない。
結局、眞子さまが不適切な相手を選ばれたのは、眞子さまが元々そういう部分を持っていたからだろう。元々もっていた部分をICUという環境を得て花開かせたとは言えると思う。では、学習院へ進学していたらどうだったのか。
それは誰にも解らないのではないか。
どんなに原因を究明したところで、過去を変えることはできない。
眞子さまが皇族にあるまじき極めて不適切な相手を選ばれて、不適切な結婚をしようとしているという現実が目の前にある。
この先WITHコロナ、ならぬWITH不適切な結婚となってしまった皇室をどう見て行ったらよいのか。
”天皇”を崇敬する思いは今もなおあるが、今の皇室の人々を敬愛する気にはなれない。私は、であるが。
男系男子派には将来的に天皇位を平成の天皇の皇統から別の皇統へ移すことを考えている人々もいる。
昭和天皇の遺徳をしのぶ私には辛いことだが、平成の天皇の系統からは昭和天皇の資質を受け継いでいるかたが出そうもないような気がしてきている。
かといって、平成の天皇の系統以外の旧皇族にそのようなかたを求めることが出来るのかと言えば、それもまた・・・。
秋篠宮殿下と悠仁殿下は、女系天皇派にとっても、旧皇族復籍派にとっても邪魔な存在なのだろう。
眞子さまの不適切な結婚がもたらすのは皇室の終焉ではなく、歴史でしか知らない壮絶な皇位継承争いかもしれしれない。
眞子さま、ICU入学が人格形成に大きく影響 新しい女性皇族を育む一因に2021/09/18 07:05 NEWSポストセブン
<全文>
<抜粋>
眞子内親王の結婚がついに実現される見通しとなった。根強い批判があるなか、結婚を貫けたのはひとえに眞子内親王の自立心にほかならない。そしてその強い自立心は「秋篠宮家の教育方針」によるところが大きい。「秋篠宮ご夫妻は、皇族としての『公』と、プライベートの『私』を分けることに努められ、自主性を大事にする教育方針で眞子さま、次女・佳子さま、長男・悠仁さまの3人のお子さまを育てられました」(皇室ジャーナリスト)
皇室に『公』『私』を明確に分ける思想を取り入れたのは上皇と上皇后です。
昭和天皇までは天皇は24時間天皇。
そこには<天皇の公>と<天皇の私>の別はあっても、<天皇>を公とし<個人>を私とするものではなかった。
そのため24時間天皇であろうと努力される昭和天皇に対して、上皇(当時皇太子)は結婚後「皇族にもプライベートな時間は必要だ。」と、東宮御所では午後6時以降をプライベートの時間と定め、侍従が報告と指示を仰ぎに訪れることを厳しく拒否されたというから、たぶん美智子さまのご希望だったのであろう。
そのような環境下で育った秋篠宮殿下が皇族としての『公』とプライベートの『私』を分けるのは当然だろう。それは秋篠宮殿下ばかりではない、今上も同様である。今上が先ず、雅子が、愛子が、と『私』を優先する姿勢は皇太子時代から変わらない。
現在の皇室が『公』と『私』を分け、『私』を優先するようになった元は上皇上皇后だろう。
秋篠宮夫妻は子供たちにたっぷりの愛情を注いだ。その一方で、眞子内親王は長女として厳しく育てられた一面もあったという。「眞子さまは幼い頃から、紀子さまに『もっとお行儀よくなさい』と細かくしつけられてきました。次女の佳子さまとの育て方にも違いがあり、幼い眞子さまがいたずらをしたら紀子さまは厳しく注意されましたが、佳子さまが同じことをしても、あまり叱られることはなかったらしいです。
これは、どこの家庭でもありがちなんですよね。
初めての子供は親もおっかなびっくり。育児書片手にどんな瑕疵もあってはならない。と綿棒で隅々までなで回すように育てる。
2番目3番目となると自信もついてだんだん鷹揚になって来る。
そのような教育方針の下、眞子さまはきょうだいの見本として成長していき、『私』だけでなく『公』を大切にする心を養い、女性皇族として務めを果たしていきました」(同前)
公務される眞子さま、人前での眞子さまは、非の打ち所の無い内親王でいらっしゃいました。
今となってみれば、あれは演技されていただけだったのでしょうか。
小室との結婚が延期になってからの眞子さまは、次第にぶーたれているような表情をされることが多くなっていきましたね。
皇族は学習院大学に進むのが慣例だったが、眞子内親王は自由な校風のICUに進学することを希望した。それを後押ししたのは秋篠宮皇嗣だったという。皇室ジャーナリストで、文化学園大学客員教授の渡邉みどり氏はこう語る。「眞子さまの進学について学習院側が何度電話をしてきても、秋篠宮さまは『進学のことであればお話はお断わりします』と話し合いを固辞されたそうです。眞子さまの気持ちを尊重したことに加えて、この先の皇族は国際的なマナーや教養が必要との考えから、ICUへの進学を認められたのでしょう」
国際的なマナーや教養を身につけさせたかったのなら、各国の王族セレブが集うスイスの学校か、フィニッシングスクールへでも通わせれば良かったのに。
どこかの国の王族か、セレブから求婚されたかも。
精神科医で教育評論家の和田秀樹氏も、眞子内親王と秋篠宮皇嗣のICU入学決断をこう評する。「はじめから専攻に分かれた学部教育を行なう日本の多くの大学と違い、ICUは文理の枠を超えた教養型の学部教育(リベラル・アーツ)が充実しています。こうした欧米型の大学を選択されたことが、従来の皇室の枠に囚われない“新しい女性皇族”を育む一因になったと考えられます」眞子内親王は、在学中には英エディンバラ大学に留学、卒業後は英レスター大学大学院博物館学研究科に進んだ。こうした留学経験も大きな意味を持ったと和田氏が続ける。「あくまで一般的な話ですが、長期間の留学中は、上流階級や一般家庭の子女など多様な人々が共同部屋で集団生活を送ります。そのため生活上の様々な苦労を経験できるし、日本とは違って立場にかかわらず注意や助言をしてくれる人も多かったはずです。“一般人の普通の感覚”を学べる環境は、眞子さまの人格形成に大きな影響を与えたことでしょう。秋篠宮さまも英国への留学経験がありますので、そうした感覚を娘に学ばせたいとの思いが強かったのではないでしょうか」※週刊ポスト2021年10月1日号
眞子さまに最高の教育環境を与えたかった秋篠宮殿下妃殿下の親心には共感するところはある。うちの子に限ってという親心も解る。
ご両親も眞子さまの頭の悪さはご存知だったのだろうと思う。ただ、ご両親が思う以上に頭が悪かったのではないのかな?
それにしても、上皇后も天皇も宮内庁もどこも白紙に戻そうとした気配が全くないのには恐れ入る。
此処に至ったのは、秋篠宮殿下妃殿下のせいばかりではない。
認知症らしい上皇はともかく、上皇后、天皇、宮内庁、こぞって『公』より『私』を重視しているからだろう。と思い至る。

NEWSポストセブンがこの記事に添えた写真。
これも単なるパフォーマンスだったのか?