般若経を一部でも
読経したり 聞いたり
写経したり 他者に教える事で
守護を受け 正法を受持し
阿耨多羅三藐三菩提果や 菩提記が得られるなどの
数多くの功徳が得られるとされ
また 「仏母宝徳蔵般若波羅蜜多経」を誦した事による
様々な霊験や功徳が得られた事が報告されており
また 「仏母宝徳蔵般若波羅蜜経」の印刷されたものに供養を捧げるならば
仏舎利に供養を捧げたのと同じ事になるとされます。
以下 「仏母宝徳蔵般若波羅蜜多経」の「善友品第二十二」です。
「有大智者依師学(うだいちしゃえしがく)
速疾得証無上覚(そくしつとくしょうむじょうかく)
亦如良医除衆患(やくにょりょういじょしゅかん)
学従善友心無疑(がくじゅうぜんゆうしんむぎ)
菩薩行仏菩提行(ぼさつぎょうぶつぼだいぎょう)
依彼善友波羅蜜(えひぜんゆうはらみつ)
此最上地能調伏(しさいじょうじのうちょうぶく)
為二種事証菩提(いにしゅじしょうぼだい)
過去未来十方仏(かこみらいじっぽうぶつ)
行此正道無異路(ぎょうししょうどうむいろ)
行仏菩提最上行(ぎょうぶつぼだいさいじょうぎょう)
説波羅蜜如電光(せつはらみつにょでんこう)
如彼般若空無相(にょひはんにゃくうむそう)
知諸法相亦如是(ちしょほうどうやくにょぜ)
了知一切法皆空(りょうちいっさいほうかいくう)
此即名行仏般若(しそくみょうぎょうぶつはんにゃ)
繁著色欲及飲食(はんじゃくしきよくぎゅうおんじき)
常在輪迴不休息(じょうざいりんねふきゅうそく)
此愚迷人所見倒(しぐめいにんそけんどう)
於不実法生実想(おふふつほうしょうじつそう)
譬如得食疑有毒(ひにょとくじきぎうどく)
以虚妄見而不食(にこもうけんにふじき)
愚人妄心生我想(ぐにんもうしんしょうがそう)
以我想故有生死(にがそうこうしょうじ)
亦如恒説諸煩悩(やくにょこうせつしょぼんのう)
於諸煩悩不著相(おしょぼんのうふじゃくそう)
煩悩清浄倶無有(ぼんのうしょうじょうぐむう)
如是菩薩知般若(にょぜぼさつちはんにゃ)
如閻浮提諸衆生(にょえんふだいしょしゅじょう)
皆発無上菩提心(かいほつむじょうぼだいしん)
多千倶胝劫布施(たせんぐていごうふせ)
回施一切証菩提(えせいっさいしょうぼだい)
若復有人於一日(にゃくぶうにんおいちにち)
奉行最上般若行(ぶぎょうさいじょうはんにゃぎょう)
千倶胝施不及一(せんぐていせふぎゅいち)
行般若功無為故(ぎょうはんにゃくむいこ)
菩薩大悲行般若(ぼさつだいひぎょうはんにゃ)
度衆生故不起想(どしゅじょうこふきそう)
恒行乞食於国城(こうぎょうこつじきおこくじょう)
是得一切名大智(ぜとくいっさいみょうだいち)
菩薩欲度於人天(ぼさつよくどおにんてん)
乃至三塗極苦衆(ないしさんずごくくしゅ)
皆令速到於彼岸(かいりょうそくとうおひがん)
昼夜勤行於般若(ちゅうやごんぎょうおはんにゃ)
如人欲求無価宝(にょにんよくぐむかほう)
必過大海諸険難(ひっかたいかいしょけんなん)
無心忽爾而獲得(むしんこつににかくとく)
憂悩皆除喜無量(うのうかいじょきむりょう)
求菩提宝亦如是(ぐぼだいほうやくにょぜ)
勤行般若諸功徳(ごんぎょうはんにゃしょくどく)
得無取捨無上宝(とくむしゅしゃむじょうほう)
菩薩速証於菩提(ぼさつそくしょうおぼだい)。」