苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2012年2月11日(土)【半国高山】 其の二 完

2012-03-25 | 京都周辺エリア
【半国高山 其の一】

9時06分 岩屋橋バス停
9時31分 志明院(岩屋不動)
10時07分 岩屋山
10時51分 縁坂峠
11時55分 青谷峠
12時36分 岩谷峠
12時58分 半国高山

書き連ねてみて見れば、なんと峠の多いことか。上っては下り、上っては下り。
いつもだと辟易してしまうようなコースなのに、とても気分良く歩ける。







12時58分 半国高山山頂(670m)

実は岩谷峠で半国高山に行くかどうしようか迷った。
すぐ近くだけれど、わりと面倒だ。
それでも、やっぱりここまで来たからには上るしかないと考え直し、半国高山へ。




半国高山山頂で小休止。
ここから岩谷峠へと引き返して小野郷口バス停へと下る予定だったけれど、
このまま南へ供御飯峠に下ることにした。







このあたりでも標識やテープを頼りに










13時20分







13時29分







いくつかのアップダウンを越え、南西の供御飯峠(くぐいとうげ)へ。







534mのピークを通過していたようだけれど、あまり意識せず。






この日の山歩きで最も気持ちの良かった稜線へと出る。
かなり前に木々が伐採された様子。







13時39分

三頭山から愛宕山あたりにかけてが見えていたのだろうか。









意外というしかないけれど、とにかく良いコースだった。
わりときつい上り下りだけれど、体力的にもほどよく、稜線からの展望もほどよい。
ほどよく満足の出来るコースだ。






13時48分

----------あれが愛宕山だ!!
などと、その時のボクは思ってもいなかったのだけれど、家に帰り調べてみるとどうもそのようだ。
確信は無いが、真ん中のやや高い山が愛宕山であったろう。









粘菌の子実体とやらだろうか?
ぷっくりとした赤い頭の中には、胞子がたっぷりと入っているだろう。不思議な生き物だ。






視界良好








手入れの良い植林地









13時57分 供御飯峠(くぐいとうげ)

半国高山から1時間で供御飯峠に到着する。
地蔵堂があり、木には供御飯峠の名前の由来等を書いた板がぶら下げられていた。
室町時代くらいには人の行き来が行われていた峠のようで、
名前は天皇に捧げる供物かなにかそういったゴニョゴニョだ。

ここから左(東)へと折れ、林道を下り杉坂口バス停を目指す。



















14時12分 林道

林道へと出た。ここからは南へ、林道を歩く。








台杉だ。
京都北山を歩くと幹の太い背の低い杉の大木をよく見かけるけれど、それが台杉だ。
急峻なこのあたりの山で、杉の苗木不足を補う為に室町時代中期ごろに行われるようになった栽培法だ。
まず台(取り木)を作り、枝を垂直に伸ばし(立ち木)、丸太を生産する。

感動できてしまうほど、見事な台杉の植林地を見る事ができた。








14時12分

優雅に芝のグラウンドがあるお宅の横を通過する。







14時29分 ラーメン橋(注:橋の構造名)

林道を進み橋を渡ると、目の前に赤い大きな橋の橋脚が見えてきた。






橋の下をくぐる。
ゴミや枯れ草の散乱した階段を上ると、バス停はすぐそこだ。






14時32分 杉坂口バス停


ようやくバス停に到着する。
予定していた時間(バスの発車時間)の20分ほど前に到着した。
----------と安心しながら時刻表を見ると、あと数分でバスが来る。

14時34分のJRバスにて京都駅へ。

どうも調べた時刻表が間違っていたか、時間を見間違えてしまったようだ。
とにかくバスが行った後でなくてよかった。

15時35分、京都駅に到着する。

休憩込み5時間26分の山歩き。時間までがほどよいコースだった。
まったく気分良く帰途につく事ができた。それではまったねー。


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